リリースノート: 2023年6月19日
バージョン番号を含む注意事項の全文については、オペレーティング システムのリリースノートを参照してください。
Windows | macOS | Linux | Android* | iOS*
* 注: モバイル版のリリースは、それぞれのアプリストアから追加承認が必要になるため、ダウンロードできるようになるまでさらに数日かかることがあります。
既存の機能の変更
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チームチャット メッセージの保持ロジック - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
クラウド ストレージの保持ロジックが変更され、クラウド ストレージの保持期間が異なるグループやアカウントのメンバーを含むグループ チャットやチャネルが、従来よりシンプルになり、かつ予測しやすくなりました。 すべてのグループ チャットとチャネルは、そのグループ チャットまたはチャネルのオーナーのクラウド ストレージ保持期間に準じます。 1 対 1 のチャットでは今後も、ユーザー間で最短の保持期間を使用します。
新機能と既存機能の強化
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一般的な機能
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フィードバック フォームを強化 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
[フィードバックを送信] フォームが見直され、お客様が満足度スコアや Zoom の製品スイートに関するフィードバックを入力できるようになりました。 Zoom はこのフィードバックを分析し、改善措置を取ります。 フィードバックを寄せるユーザーは、サインインを求められるようになりました。
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ミーティングとウェビナーの機能
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ピンチ / スクロールで共有コンテンツを拡大縮小 - Windows、macOS、Linux
共有コンテンツを表示しているユーザーは、マウスで Cmd + トラック ホイール(macOS および Linux の場合)または Alt + トラック ホイール(Windows の場合)のショートカットを使用して、またはトラックパッドのピンチによる拡大縮小を使用して、従来以上に簡単に現在のビューを調整できます。
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ミーティング機能
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複数のデスクトップ画面を共有 - Windows、macOS
画面共有機能が強化され、ミーティング参加者がデスクトップ画面を同時に 2 画面共有できるようになりました。 これまで、参加者はデスクトップ画面を 1 画面、または開いているプログラムを複数同時に共有することしかできませんでした。 -
ブレイクアウト ルーム向けに参加者のアクティビティの中断機能を強化 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
ミーティング ホストが [セキュリティ] コントロールにある [参加者のアクティビティを中断] オプションを使用すると、すべての画面共有、ビデオ、オーディオが停止するだけでなく、すべてのブレイクアウト ルームが閉じて参加者はメイン セッションに戻されるようになります。 これまで、ブレイクアウト ルームはこのセキュリティ コントロールの影響を受けませんでした。 -
ミーティングの招待状と通話の送受信を微調整 - Android、iOS
ユーザーは、通話を発着信してミーティングに参加するとき、通知を最小表示できるようになりました。そのため、作業に戻るために手早く通話を切ったりキャンセルしたりしなくても、直前の画面に戻ることができるようになりました。
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ウェビナーの機能
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デバイス間でウェビナーを転送 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
ユーザーは Zoom Webinars をモバイルからデスクトップへ、そしてまたモバイルへとシームレスに移行し、各自のニーズに合わせてモバイルの移動能力と、機能がより充実しているデスクトップ クライアントを活用できます。 -
ウェビナーのブレイクアウト ルーム - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
ウェビナーのホストは、Zoom Meetings で利用できるようなより小規模なブレイクアウト セッションをウェビナー中に作成できます。 ホストは作成するルームの数を指定してから出席者を手動で各ルームに割り当てたり、出席者をルームに自動割り当てしたりすることができます。 これらのブレイクアウト ルームは、オーディオやビデオの面ではメインのウェビナー セッションから独立していますが、ホストは開いているブレイクアウト ルーム間を自由に移動できます。 ウェビナーはに最大 1,000 人が参加でき、出席者を最大 100 室のルームに分割できます。
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チームチャット機能
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1 対 1 のチャットで電話アイコンをヘッダーに移動 - Android、iOS
ユーザーは 1 対 1 のチャットでヘッダー内の通話オプションを使用し、すばやく電話をかけることができます。 これまで、この通話発信オプションは、1 対 1 のチャットからは使用できませんでした。 -
モバイル チームチャットの情報アーキテクチャの強化 - Android、iOS
モバイルのチームチャット体験が見直されて整理しやすくなり、使いやすさが向上しました。 変更点は以下のとおりです。-
縦型ツールバー タブ: モバイル ユーザーはデスクトップ バージョンと同様に、ツールバー タブを縦型に表示できます。
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カスタマイズ可能なツールバーの順序: ユーザーは、好みに合わせてツールバーの表示順をカスタマイズできます。
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メッセージの並び順: メッセージが未読、最新の順に表示されるようになりました。
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フィルタ: フィルタが追加され、ユーザーはメンション、ダイレクト メッセージ、未読メッセージなど、多種類のビューを使用できます。
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ユーザー プロフィール アイコンの位置を変更: ユーザー プロフィール アイコンをモバイル画面の左上隅に移動して、[ステータス] のメッセージや [チームチャット] の設定にアクセスしやすくなりました。
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チームチャットでの画面共有 - Windows、macOS
チームチャットの
ユーザーは 1 対 1 のチャット中、即座に画面を共有できます。 ミーティングでの画面共有オプションと同じように、チームチャット ユーザーも共有するものを選択できるうえ、複数画面の同時共有さえ可能です。 この機能を使用するためには、Zoom が有効化する必要があります。また、現在 2023 年 6 月 24 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
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メールとカレンダーの機能
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Zoom Mail にメールをインポート - Windows、macOS
ユーザーは Gmail のメールを自身の Zoom Email アカウントにインポートできます。 -
Zoom Mail の共有受信トレイ - Windows、macOS
ユーザーは Zoom Mail から共有受信トレイにアクセスして使用することができます。 -
メール内でユーザーにメンション - Windows、macOS
ユーザーはメール作成時にほかのユーザーにメンションできます。 ユーザーがほかのユーザーのユーザー名の先頭に「@」を付けて入力すると、メール内でそのユーザー名がハイライトされ、メンションされた人が受信者リストにまだ含まれていなければ、追加されます。 -
カレンダー プロバイダー アカウントを表示 - Windows、macOS
ユーザーは Zoom Calendar クライアントの設定にアクセスするとき、[アカウント] セクションを利用して、自身がサインインに使用したメール アカウントや、ほかのメール プロバイダーのアカウントを確認できます。 カレンダーのホームページには、選択したプロバイダーのイベントが表示されます。 -
拒否したイベントの表示 / 非表示 - Windows、macOS
ユーザーは自身が拒否したミーティングをカレンダーに表示するか非表示にするかを選択できます。 -
Zoom Calendar 設定で Google と Microsoft のカレンダー設定にアクセス - Windows、macOS
ユーザーは Zoom クライアントの [カレンダー設定] で Google と Microsoft の設定をコントロールできます。 これまでユーザーが両プロバイダーのカレンダー設定にアクセスするには、そのプロバイダーのネイティブのカレンダー ページに戻る必要がありました。 -
Zoom Meetings の参加ボタン - Windows、macOS
イベントまたはミーティング開始の前後 15 分間に、イベントカードの左上隅にある [カレンダー] タブに [参加] ボタンが表示されます。 これはサイドバーの挙動と一致しています。 ユーザーがイベントカード上の [参加] ボタンをクリックすると、自動的に Zoom ミーティングに参加できます。
注: [参加] ボタンは、拒否したイベントには表示されません。 -
統合された Zoom Calendar スケジューラー ウィンドウ - Windows、macOS
Zoom Calendar を有効にしているユーザーは、[ホーム] タブ、カレンダー、チャネルでミーティングをスケジュールするとき、時間枠検索機能を備えたサイドバー スケジューラーを開くことができます。 Zoom Calendar を無効にしているユーザーは、引き続き既存のスケジューラーのポップアップ ウィンドウを使用することになります。 -
ミーティング アセット - Windows、macOS
この機能が有効になっている場合、カレンダー連携を設定している参加者とホストはミーティング アセットを表示できます。ミーティングの開始前、開催中、終了後を通じて重要な詳細情報をたどるには、こうしたアセットが役立ちます。 ミーティング アセットには、参加者の参加ステータス、ミーティング チャットリンク、添付ファイル、レコーディングが含まれます。
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電話機能
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共有回線グループをオプトインまたはオプトアウト - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
所属組織の管理者が有効にしている場合、ユーザーはクライアントから直接、共有回線グループをオプトインまたはオプトアウトできます。 ユーザーは、自身がかつて参加していたものの、現在は非アクティブ メンバーになっている共有回線グループも、ウェブポータルにアクセスして表示することができます。 -
着信音の消音 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
ユーザーはあらゆる着信音を望みどおりに消音できます。 -
割り込んだ通話に参加者を追加 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
共有回線グループに所属しているユーザーは、自身が割り込んだ(中断した)通話に参加者を追加できます。 このような通話では、最大 10 人まで参加者を追加できます。 -
共有回線グループのオプトイン / オプトアウト機能の強化 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
所属組織の管理者が有効にしている限り、ユーザーは Zoom クライアントから直接共有回線グループをオプトイン / オプトアウトできる便利なオプションを使用できるようになりました。 管理者が共有回線グループを無効にしている場合、ユーザーは自身のウェブポータル設定内で共有回線グループの非アクティブ ステータスを簡単に特定できます。
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コンタクト センターの機能
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音声通話でのライブ文字起こし - Windows、macOS
所属組織の管理者が有効にしている場合、エージェントは音声通話中にライブ文字起こしを表示できます。 管理者は、文字起こしの開始時または終了時にプロンプトを出す設定を有効にすることもできます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- SMS の作成中に外部連絡先が正しく表示されない問題を解決 - Windows、macOS、Linux、Android、iOS
- Zoom Phone を使用したミーティングの招待で、複数の通話(音声参加者)が重複してミーティングに追加される可能性があった問題を解決 - Windows、macOS、Linux、iOS
- SMS でユーザーの直通番号が管理者エラーで削除されていた問題を解決 - Windows、macOS、Linux
- 特定の状況で番号付きデスクトップ インジケーターが表示されるという画面共有の問題を解決 - Windows
- 一部のユーザーに発生していた、パラレル インストールされている Windows の画面共有の問題を解決 - Windows
- 黒いブロックが表示されて共有コンテンツの妨げになっていた画面共有の問題を解決 - Windows
- 一部のユーザーに発生していた、ミーティング内チャット通知でユーザーの表示名の代わりにユーザーのメールアドレスが表示されていた問題を解決 - Windows
- コールキュー エージェントがオフラインで表示されていた問題を解決 - Windows
- SMS のキーパッド ダイヤラーに関する問題を解決 - Windows
- レコーディング通知テキストの問題を解決 - Windows
- [コンタクト センター] タブが正しく読み込まれない問題を解決 - Windows
- Zoom アシスタントが予期せず折りたたまれ、検索結果の操作ができなくなる問題を解決 - Windows
- オーディオとビデオのフリーズを引き起こすネットワーク接続問題を解決 - macOS
- コンタクト センターの通話通知に、スペースバーで予期せず即答できてしまっていた問題を解決 - macOS
- 一部のユーザーに発生していた、スライドのプレゼンテーション中に上部のツールバーがゆっくり点滅する画面共有の問題を解決 - macOS
- CPU 使用率が高くなる問題を解決 - Linux
- 一部のユーザーに発生していた [To:] メニューが点滅して反応しなくなるミーティング内チャットの問題を解決 - Linux
- 共有画面の表示中に、確認メッセージなくミーティング コントロールが表示される問題を解決 - Android
- ビデオを使用している待機室が原因で、ミーティング参加時に参加者のオーディオが聞こえなくなる待機室の問題を解決 - iOS
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ホストによるミーティング開始を待機中という通知によるスクリーン リーダーの問題を解決 - iOS
- iOS デバイスから通話を転送したとき、通話を確立できない問題を解決 - iOS
- 写真共有時の画面共有の問題を解決 - iOS
- 問題レポートの送信に関する問題を解決 - iOS
バージョン番号を含む注意事項の全文については、オペレーティング システムのリリースノートを参照してください。
Android 用 Intune | iOS 用 Intune
注: モバイル版のリリースは、それぞれのアプリストアから追加承認が必要になるため、ダウンロードできるようになるまでさらに数日かかることがあります。
既存の機能の変更
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チームチャット メッセージの保持ロジック - Android、iOS
クラウド ストレージの保持ロジックが変更され、クラウド ストレージの保持期間が異なるグループやアカウントのメンバーを含むグループ チャットやチャネルが、従来よりシンプルになり、かつ予測しやすくなりました。 すべてのグループ チャットとチャネルは、そのグループ チャットまたはチャネルのオーナーのクラウド ストレージ保持期間に準じます。 1 対 1 のチャットでは今後も、ユーザー間で最短の保持期間を使用します。
新機能と既存機能の強化
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一般的な機能
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フィードバック フォームを強化 - Android、iOS
[フィードバックを送信] フォームが見直され、お客様が満足度スコアや Zoom の製品スイートに関するフィードバックを入力できるようになりました。 Zoom はこのフィードバックを分析し、改善措置を取ります。 フィードバックを寄せるユーザーは、サインインを求められるようになりました。
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ミーティング機能
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ブレイクアウト ルーム向けに参加者のアクティビティの中断機能を強化 - Android、iOS
ミーティング ホストが [セキュリティ] コントロールにある [参加者のアクティビティを中断] オプションを使用すると、すべての画面共有、ビデオ、オーディオが停止するだけでなく、すべてのブレイクアウト ルームが閉じて参加者はメイン セッションに戻されるようになります。 これまで、ブレイクアウト ルームはこのセキュリティ コントロールの影響を受けませんでした。 -
ミーティングの招待状と通話の送受信を微調整 - Android、iOS
ユーザーは、通話を発着信してミーティングに参加するとき、通知を最小表示できるようになりました。そのため、作業に戻るために手早く通話を切ったりキャンセルしたりしなくても、直前の画面に戻ることができるようになりました。
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ウェビナーの機能
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デバイス間でウェビナーを転送 - Android、iOS
ユーザーは Zoom Webinars をモバイルからデスクトップへ、そしてまたモバイルへとシームレスに移行し、各自のニーズに合わせてモバイルの移動能力と、機能がより充実しているデスクトップ クライアントを活用できます。 -
ウェビナーのブレイクアウト ルーム - Android、iOS
ウェビナーのホストは、Zoom Meetings で利用できるようなより小規模なブレイクアウト セッションをウェビナー中に作成できます。 ホストは作成するルームの数を指定してから出席者を手動で各ルームに割り当てたり、出席者をルームに自動割り当てしたりすることができます。 これらのブレイクアウト ルームは、オーディオやビデオの面ではメインのウェビナー セッションから独立していますが、ホストは開いているブレイクアウト ルーム間を自由に移動できます。 ウェビナーはに最大 1,000 人が参加でき、出席者を最大 100 室のルームに分割できます。
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チームチャット機能
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1 対 1 のチャットで電話アイコンをヘッダーに移動 - Android、iOS
ユーザーは 1 対 1 のチャットでヘッダー内の通話オプションを使用し、すばやく電話をかけることができます。 これまで、この通話発信オプションは、1 対 1 のチャットからは使用できませんでした。 -
モバイル チームチャットの情報アーキテクチャの強化 - Android、iOS
モバイルのチームチャット体験が見直されて整理しやすくなり、使いやすさが向上しました。 変更点は以下のとおりです。-
縦型ツールバー タブ: モバイル ユーザーはデスクトップ バージョンと同様に、ツールバー タブを縦型に表示できます。
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カスタマイズ可能なツールバーの順序: ユーザーは、好みに合わせてツールバーの表示順をカスタマイズできます。
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メッセージの並び順: メッセージが未読、最新の順に表示されるようになりました。
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フィルタ: フィルタが追加され、ユーザーはメンション、ダイレクト メッセージ、未読メッセージなど、多種類のビューを使用できます。
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ユーザー プロフィール アイコンの位置を変更: ユーザー プロフィール アイコンをモバイル画面の左上隅に移動して、[ステータス] のメッセージや [チームチャット] の設定にアクセスしやすくなりました。
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電話機能
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共有回線グループをオプトインまたはオプトアウト - Android、iOS
所属組織の管理者が有効にしている場合、ユーザーはクライアントから直接、共有回線グループをオプトインまたはオプトアウトできます。 ユーザーは、自身がかつて参加していたものの、現在は非アクティブ メンバーになっている共有回線グループも、ウェブポータルにアクセスして表示することができます。 -
着信音の消音 - Android、iOS
ユーザーはあらゆる着信音を望みどおりに消音できます。 -
割り込んだ電話に参加者を追加 - Android、iOS
共有回線グループに属しているユーザーは、自身が割り込んだ(中断した)通話に参加者を追加できます。 このような通話では、最大 10 人まで参加者を追加できます。 -
共有回線グループのオプトイン / オプトアウト機能の強化 - Android、iOS
所属組織の管理者が有効にしている限り、ユーザーは Zoom クライアントから直接共有回線グループをオプトイン / オプトアウトできる便利なオプションを使用できるようになりました。 管理者が共有回線グループを無効にしている場合、ユーザーは自身のウェブポータル設定内で共有回線グループの非アクティブ ステータスを簡単に特定できます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- SMS の作成中に外部連絡先が正しく表示されない問題を解決 - Android、iOS
- 共有画面の表示中に、確認メッセージなくミーティング コントロールが表示される問題を解決 - Android
- Zoom Phone を使用したミーティングの招待で、複数の通話(音声参加者)が重複してミーティングに追加される可能性があった問題を解決 - iOS
- ビデオを使用している待機室が原因で、ミーティング参加時に参加者のオーディオが聞こえなくなる待機室の問題を解決 - iOS
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ホストによるミーティング開始を待機中という通知によるスクリーン リーダーの問題を解決 - iOS
- iOS デバイスから通話を転送したとき、通話を確立できない問題を解決 - iOS
- 写真共有時の画面共有の問題を解決 - iOS
- 問題レポートの送信に関する問題を解決 - iOS
既存の機能の変更
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チームチャット メッセージの保持ロジック
クラウド ストレージの保持ロジックが変更され、クラウド ストレージの保持期間が異なるグループやアカウントのメンバーを含むグループ チャットやチャネルが、従来よりシンプルになり、かつ予測しやすくなりました。 すべてのグループ チャットとチャネルは、そのグループ チャットまたはチャネルのオーナーのクラウド ストレージ保持期間に準じます。 1 対 1 のチャットでは今後も、ユーザー間で最短の保持期間を使用します。 さらに、チャットの保持に関するウェブ設定の名称が変更され、何をコントロールしているのかわかりやすくなりました。 -
イマーシブ シーンの設定をデフォルトに変更
イマーシブ シーン設定は、すべてのアカウントで有効になります。 以下の点に注意してください。- プロアカウントをご利用の場合、この設定はすでに有効になっています。
- 所属の組織に 2022 年 12 月以降に開始した既存の有料アカウントがある場合、この設定はすでに有効になっています。
- 所属の組織に 2022 年 12 月より過去に開始した既存の有料アカウントがある場合、この設定はもともとそのアカウントでは無効な設定としてリリースされています。 現在、この機能の設定のデフォルト状態は有効になっています。
- 所属の組織に、無効になっている機能に対するアカウント規定がある場合、その規定は引き続き同機能の管理者設定に使用されます。
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データとストレージに関連する設定を再編成
ユーザーは [アカウント設定]、[グループ設定]、[ユーザー設定] ページの [一般] タブから、データとストレージの設定([データ設定]、[運用データの保存場所]、[コミュニケーション コンテンツの保存場所] など)にアクセスできます。 アカウント レベル、グループレベルでこれらの設定をコントロールするには、追加の管理者権限が必要です。 以前は、このようなデータとストレージの設定は [プロフィール] ページに組み込まれていました。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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カレンダー イベントのミーティング アセット
アカウント オーナーと管理者は、ミーティング アセットに対する参加者のアクセスを管理する能力をミーティング ホストに付与できます。 この機能が有効になっている場合、ホストはオン / オフの切り替えができるさまざまなアセット(参加者の参加ステータス、ミーティング内チャットリンク、レコーディングなど)をコントロールできます。 -
フィードバック フォームを強化: 管理者向けコントロール
デスクトップ クライアントとモバイルアプリで使用できる [フィードバックを送信] フォームが見直され、お客様が満足度スコアや Zoom の製品スイートに関するフィードバックを入力できるようになりました。 管理者は、このフィードバック オプションをアカウントのユーザーに提供するかどうか、またユーザーにテキスト入力によるフィードバックと単なる満足度スコアのどちらを許可するかを選択できます。 この設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで使用できます。 -
Zoom メーリング リストの管理
アカウント オーナーと管理者は、組織内のさまざまなメーリング リストを表示し、管理することができます。 また、既存のグループまたはカスタマイズしたユーザー グループに基づいてメーリングリストを作成することもできます。 -
ウェビナーのブレイクアウト ルーム: 管理者向けコントロール
管理者はウェビナーのホストに、Zoom Meetings で利用できるようなより小規模なブレイクアウト セッションを、ウェビナー中に作成することを許可できます。 ホストは作成するルームの数を指定してから出席者を手動で各ルームに割り当てたり、出席者をルームに自動割り当てしたりすることができます。 これらのブレイクアウト ルームは、オーディオやビデオの面ではメインのウェビナー セッションから独立していますが、ホストは開いているブレイクアウト ルーム間を自由に移動できます。 ウェビナーはに最大 1,000 人が参加でき、出席者を最大 100 室のルームに分割できます。 この設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで使用できます。 -
チームチャットの画面共有のコントロール
アカウント オーナーと管理者は、ダイレクト メッセージ用にチームチャットでの画面共有を有効化できます。 有効になっている場合、ユーザーはミーティング中と同じように 1 対 1 のチャット中にも画面を共有できます。 この設定は、アカウント レベルとグループレベルで利用できます。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。
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ユーザー機能
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お客様のフィードバック フォームを強化
Zoom がユーザー体験を向上させ、より有益なデータ収集を実施できるように、[フィードバックを送信] フォームが強化されました。 ユーザーは、フィードバックの対象となる Zoom 製品を指定したり、製品満足度スコアを共有したり、自由入力形式のテキスト ボックスを使用してその他の詳細情報を提供したりできます。
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デベロッパー向け機能
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アクティブ ホストレポートをサポート
[アクティブ ホスト] レポートにアクセスできるのは、Video SDK アカウントのアカウント オーナーと管理者で、セッション中に費やしたセッションの分数や、各セッション ユーザーの使用した分数を表示できます。 -
バーチャル ルームコネクタへのアクセス
Video SDK アカウントの管理者は、外部 SIP エンドポイントをコールアウトするようにバーチャル ルームコネクタを設定できます。 -
セッション内チャットを経由したファイル送信
Video SDK アカウントの管理者は、セッション ホストと参加者に、セッション内チャットを経由したファイル送信を許可できます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- 参加者のパーソナル データを削除すると、完了までに長い時間がかかっていた問題を解決
- Zoom ダッシュボードで、Zoom Room の問題に関する正確なデータが表示されず、ルームの健全性ダッシュボードのデバイス詳細ビューがページをリフレッシュした後も保持され、電話別のグローバル ヒートマップにライブデータが表示されなかった問題を解決
- 一部のユーザーに発生していた、アカウントで SSO を有効にしていなくても表示名を変更できなかった問題を解決
- 一部のユーザーに発生していた、サブアカウントの管理中に [アカウントの詳細] タブで空白のページが表示されていた問題を解決
- [アクティブ ホスト] レポートが不正確なデータを表示していた問題を解決
- ユーザーがウェビナーのアンケートで画像のサイズを拡大できなかった問題を解決
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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電話機能
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ダイレクト コールおよび / または SMS のショートカット
ダイレクト コールまたは SMS のショートカットは管理者向け Zoom 設定で使用できますが、デフォルトでは無効に設定されています。 この機能を有効にすると、ユーザーは手軽に Salesforce から直接電話をかけたり SMS メッセージを送信したりできます。
解決済みの問題
- インスタント ミーティングの出席者にメールを送信するとエラーが発生していた問題を解決
- ユーザーの名前にミドルネームのイニシャルが含まれていると、そのユーザーのアカウントに通話を帰属できず、Zoom Contact Center で検索できなくなっていた問題を解決
- ウェビナーのパネリストの詳細情報が Zoom と Salesforce で適切に同期していなかった問題を解決
- 連絡先から開始されたインスタント ミーティングで、[宛先] 欄で指定した追加のメール送信先へ適切にメールが送信されていなかった問題を解決