リリースノート: 2023年6月18日
新機能と既存機能の強化
-
Zendesk のチャット統合
Zoom バーチャル エージェントが Zendesk のチャット統合サポートを提供するため、企業は自社の Zoom バーチャル エージェントのボットを自社の Zendesk インスタンスとシームレスに接続して、よりよいカスタマー サポート体験を実現できます。 この統合により、エンドユーザーは最初の問い合わせに Zoom バーチャル エージェントのボットを引き続き使用しつつ、必要に応じて手軽にチャットでエージェントとつながることができます。 -
ウェブ同期リンクの検出
ウェブページ同期でリンク検出を有効にすることで、ウェブ同期機能が拡張されました。 結果として顧客はサイトマップの必要性を回避し、ウェブサイトが変更されても確実に最新状態のデータを維持できます。 ユーザーはソース URL とルールを設定して、ウェブサイトを通じて対応するページと同期するようシステムを誘導できます。 -
ナレッジベース統合のためのカテゴリ選択の機能強化
ナレッジベース統合のためのカテゴリ選択オプションが拡張され、ユーザーはナレッジベースのオンボーディング時または編集時に、各カテゴリ内でサブカテゴリを選択できるようになりました。 より詳細なカスタマイズのオプションを提供することで、ユーザーは追加の組織レベルを活用し、取得するコンテンツをより細やかにコントロールできるようになりました。 -
インターコムでのチケット作成と対応
ユーザーは問い合わせや問題を解決できないとき、ボットを通じて直接チケットを送信できるようになり、合理的かつ効率的なサポート プロセスが整いました。 CRM エージェントはチケットを受け取ると、過去のすべての会話にアクセスできるので、貴重なコンテキストを得た上でユーザーの問い合わせに効果的に対処できます。 チャットの文字起こしは参照ポイントとしても利用できるため、エージェントはより的確なソリューションを提供でき、引き継ぎ前のボットの応答を繰り返す可能性も抑えることができます。
解決済みの問題
解決済みの問題
Zoom Phone のリリースノート
新機能と既存機能の強化
-
管理者機能
-
スパム検出機能の強化
スパム機能が改善され、[アカウント設定] > [Zoom Phone] の下に移動しました。 グローバルな業界標準に沿って通話が自動的にスパムとして特定されるほか、アカウント オーナーと管理者は通話にスパムのマークが付く閾値を手動で設定できるようになりました。 マークが付いた通話はブロックするか直接ボイスメールに回すことができます。 ただし、スパムに指定された通話をコールキューで受信した場合はこの機能がサポートされていないため、その通話はボイスメールにルーティングされません。 電話番号にスパムマークを自動的に付与する機能は現在、米国とカナダの番号に限られています。 -
回線キーごとのコールキュー ID の関連付け
アカウント オーナーと管理者は、発信通話で自身が所属しているコールキューの発信者 ID を選択するオプションを、ユーザーに付与できます。 ユーザーが IP 電話で複数の回線にアクセスできるときは、この機能の有用性がよくわかります。 管理者は、ユーザーの固定電話回線キーを特定のコールキューと関連づける設定をすることで、この機能を促進できます。 -
ファームウェア更新ルール
アカウント オーナーと管理者は、サポート対象の Zoom Phone 固定電話およびデバイスのファームウェアの自動更新をスケジュールできます。 両者ともこのスケジュール オプションを通じて、更新実行日時と更新間隔を指定できます。 スケジュールは週単位または月単位で設定できます。 具体的なスケジュールが設定されていない場合は、現在の Zoom Phone リリースに準じてデバイスが更新されます。 これらの設定はアカウント レベルとサイトレベルの両方でで適用できます。 この機能を有効にするには、Zoom にリクエストを送信してください。 -
Zoom Phone 管理者向けのプロビジョニング手順説明
自分の Zoom アカウントにユーザーを追加し、希望の Zoom Phone 通話プラン(内線)と電話番号を、できる限り迅速かつ効率的にユーザーにプロビジョニングする方法を管理者に示します。 -
Zoom IQ に電話のレコーディングへのアクセスを提供
アカウント オーナーと管理者は、Zoom Phone から Zoom IQ に電話のレコーディングへのアクセス権を提供できます。 この機能はアカウント レベル専用であり、対象は Zoom IQ のライセンス ユーザーとコールキューのみです。 -
BOYC/BYOP ルーティング ルール機能の強化
アカウント オーナーと管理者は、トランク ステータスを表示してルートグループを変更できるようになりました。 両者は作成済みルーティング ルールをすべて表示し、それぞれのルートグループに割り当てられた SIP グループを特定することもできます。 -
共有回線グループのオプトイン / オプトアウト機能の強化
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーに共有回線グループのオプトイン / オプトアウトを許可できるようになりました。 -
電話のウォールボード ウィジェット管理
アカウント オーナーと管理者は、通話のサービス品質を評価するため、ソースレポートの特定を簡素化する電話のウォールボード ウィジェットを作成できるようになりました。 このウィジェットは複製できるので便利です。 管理者はその後、過去と進行中の通話も含む全体のサービス総合品質表示にアクセスし、特定の内線のウィジェットを有効にすることもできます。 -
サブスクリプション センターの機能強化
アカウント オーナーと管理者は、サブスクリプション センターを使用して次のようなレポートを購読できるようになりました。- 自動受付の履歴レポート
- 機能権限とメンバーシップのレポート
- 電話およびデバイスのダッシュボード
- SBC ダッシュボード
- 位置情報追跡ダッシュボード
-
デバイスの機能
-
ファームウェアのアップグレード
次のデバイスは、ファームウェアのアップグレードを受け取ります。 デバイスは自動的に再起動してファームウェアがアップグレードされます。- AudioCodes
- Poly
- Trio C60
- CCX400、CCX500、CCX600、CCX700
- Edge E100、E220、E300、E320、E350、E400、E450、E500、E550
- Yealink
- CP925
- T31G、T31P、T33G、T43U、T46U、T48U、T53、T53W、T54W、T57W
- VP59
-
クラウドのフェイルオーバー
プライマリ データセンターが計画的ダウンタイムまたは計画外ダウンタイムにより使用できなくなった場合、フェイルオーバーのサポートにより、Zoom Phone デバイスは代替の Zoom Phone データセンターに自動登録されます。 次のデバイスがサポート対象リストに追加されました。- AudioCodes: MP112、MP114、MP118
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- 通話の緊急電話番号で進捗表示が遅れていた問題を解決
- 2 つの通話がマージされていた問題を解決
- エージェントがオフラインと表示されていた問題を解決
- ミーティング内で Zoom Phone 機能による招待を使用するとき、ミーティング招待の [完了] ボタンを複数回クリックすると、被招待者が複数回追加され、招待が失敗していた問題を解決
- SMS ビューのキーパッド ダイヤルで、ダイヤルパッドを叩いてもカーソルが表示されていなかった問題を解決
- メッセージの入力エリアに「直通番号が管理者によって削除されました。メッセージを送信できません」という趣旨のメッセージが表示されており、 ユーザーが SMS メッセージを送信できなかった問題を解決