リリースノート: 2023年5月29日
注: 今回のクライアント リリースは 2023 年 6 月 5 日に延期されました。
注: 今回のクライアント リリースは 2023 年 6 月 5 日に延期されました。
既存の機能の変更
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メール、カレンダー、プロフィール、連絡先などに関する設定の再編成
メールとカレンダー、Zoom Scheduler、カレンダーと連絡先の連携に関連する設定は、[アカウント設定]、[グループ設定]、[ユーザー設定] ページの [メールとカレンダー] タブに移動します。 また、クライアント更新、プロフィールと連絡先、データ ストレージ、フィードバックに関する設定も、[アカウント設定]、[グループ設定]、[ユーザー設定] ページの [一般] タブに移動します。 -
Yahoo カレンダー / Outlook カレンダーを無効にするオプション
Google カレンダーに加え、アカウント オーナーと管理者は、新規のスケジュール ミーティングの招待者を Yahoo カレンダー / Outlook カレンダーと連携する機能を無効にできます。 -
参加者のユーザー ID を JSON ファイルのアーカイブに追加
ミーティング内チャットのアーカイブが有効で、チャット ファイルの JSON 形式での取得を選択しているユーザーは、送信者と受信者のユーザー ID を返信の一部として表示できます。 全員宛てのメッセージの場合は、送信者のユーザー ID のみが表示されます。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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クラウド レコーディングの言語通訳のコントロールの機能強化
管理者は、クラウド レコーディングでキャプチャされる言語通訳の選択に関して、より詳細にコントロールできるようになります。 [通訳をレコーディング] オプションには 2 つのサブ設定があり、手話通訳 / 会話言語通訳をキャプチャするかどうかを選択できます。 -
Zoom IQ のミーティング概要コントロール
アカウント オーナーと管理者は、AI による概要生成、およびミーティング後にチームチャット、ウェブポータル、ミーティング クライアントに投稿されるミーティングの次のステップをホストが開始することを許可できます。 ミーティングの概要の受信機能は、ホストのみ、またはホストと会社の従業員に制限するか、あるいは組織外の予定参加者を含むミーティングの出席者全員に拡張できます。 この機能は、Zoom プロ、Zoom ビジネス、Zoom One ビジネスプラス、Zoom One エンタープライズ、Zoom One エンタープライズ プラス、エンタープライズ バンドルの各アカウントで無料トライアルとして利用可能です。 この機能は、現在 2023 年 6 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
字幕コントロールの機能強化
ホストは、ミーティング用に選択された字幕機能の使用と会話言語をより詳細に制御できるようになります。 自動字幕設定の下に、ホストのみ、またはホストと共同ホストのみに制限して字幕を有効にするサブ設定が追加されます。 これにより、ミーティングとウェビナーの参加者は字幕を有効にするようリクエストでき、ホスト(と共同ホスト)はそれを受けて字幕を有効にして会話言語を選択します。 この機能は、現在 2023 年 6 月 4 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
ユーザーの保持期間の機能強化
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーのアーカイブ保持期間を 45~60 日の範囲でカスタム設定できます。 以前は、アーカイブ保持期間は 1~30 日の範囲のみでした。 -
ミーティングのアーカイブ中の参加者リストの機能強化
アカウント オーナーと管理者は、アーカイブ アイコンを内部の規制対象ユーザーにも表示するかどうかを選択できます。 デフォルトでは、アーカイブ アイコンは外部参加者ユーザーのみに適用できます。 この設定は、アカウント オーナーが主催するミーティング専用です。 この機能はアカウント レベルでのみ変更可能です。 -
管理者監査ログの機能強化
アカウント オーナーと管理者はオーディオ カンファレンス プランに加えられた変更に関する操作ログを表示可能であり、国と地域に特化して表示できます。また、ユーザーの一括削除で削除されたユーザーリストも表示できます。 -
情報バリアの使用中にユーザー グループの削除を拒否
アカウント オーナーと管理者は、情報バリアポリシーが適用されているユーザー グループの削除を拒否する、[ユーザー グループが情報バリアポリシーの一部の場合は削除を許可しない] のウェブ設定を有効または無効にできます。 この設定はデフォルトで無効になっています。 -
エンタープライズ機能リリース コントロール
エンタープライズ アカウントの管理者は、特定の新しい機能 / プロダクトの自身の環境へのリリースを管理できるようになります。 これによりアカウント管理者は、組織ポリシーで必要となる機能テスト、セキュリティ、コンプライアンスのニーズに沿って、新しくリリースされる機能を評価するのに都合の良いタイムラインを選択できます。 リリースは手動で実行するか、特定の日付の自動リリースを設定することもできます。 管理者は操作ログレポートからこれらの変更のタイミングを追跡および確認することもできます。 -
グループレベルでのチームチャット画面キャプチャのコントロール
アカウント オーナーと管理者は、チームチャット内においてグループレベルで画面キャプチャを設定できます。 以前は、この機能はアカウント レベルでのみ使用できました。 -
エンドポイント データでクライアント バージョンを削除するときにすべてのエントリを選択
アカウント オーナーと管理者は Zoom ダッシュボードでエンドポイント データを削除する際に、すべてのエントリを選択できます。 以前は、[すべて選択] オプションが現在のページに制限されており、一度に削除できるエントリの最大数は 25 件でした。 -
Zoom Rooms とワークスペースの場所管理
アカウント オーナーと管理者は、組織全体のすべての Zoom Rooms とワークスペースを総合的に表示できる場所の一元管理を設定して、1 か所ですべてを簡単に追跡することが可能になります。 アカウント オーナーまたは管理者はさらに、ロール管理を介して、[場所の管理] で他のユーザーのロールを制御できます。 -
Zoom Mail サービスのドメイン設定
1 つ以上の関連ドメインを管理するアカウントは、それらのドメインを使用して、Zoom Mail サービスでの使用に対応するメールドメインを作成できます。 管理者はメールグループの作成、メールボックス サイズの割り当て、カレンダー アクセス コントロール、メールの自動削除と保持をコントロールできます。 -
Zoom Mail サービスのメールボックス管理
アカウントの各メールドメインに対して、管理者は個別のメールボックスを管理したり、アカウント ユーザーの共有メールボックスを作成したりできます。 メールボックスはレートの制限、インデックス作成、非アクティブ化、削除、復元、完全な削除が可能です。 -
CMK で Azure Key Vault を追加サポート
Zoom では、サポート対象の Key Management Service(KMS)プロバイダーとして、Amazon AWS と OCI Vault のほかに Azure Key Vault を追加しました。 -
CMK で AWS の外部キーストアを追加サポート
さらなる制御を必要とするお客様向けに、AWS KMS では専用の CloudHSM または外部 KMS との関連付け機能も用意しています。 -
Zoom IQ を使用したチャット作成
管理者は、ユーザーがチームチャットのスマート作成機能を使用して、会話のコンテキストからメッセージを作成することを許可できます。 トーンの追加やプロンプトの入力、メッセージの長さの変更により、メッセージを変更する機能が維持され、コミュニケーションの内容に自信が持てます。 この設定は、アカウント レベルで使用できます。 この機能は、現在 2023 年 6 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
Zoom ダッシュボードでのビデオ コーデックの表示
アカウント オーナーと管理者は Zoom ダッシュボードで、ビットレート、レイテンシ、ジッターに加え、ミーティングの各参加者のビデオ コーデック タイプを表示できます。 この機能により、トラブルシューティングの際に役立つ可能性のあるビデオ コーデックの使用を追跡できるようになります。
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ユーザー機能
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疑似ライブのレコーディング リストの機能強化
ホスト アカウントにビデオ アップロードの資格があり、同機能が有効になっている場合、ユーザーはアップロード済みレコーディングを疑似ライブ セッションで使用できます。 以前はミーティングとウェビナーのレコーディングのみがアップロード可能でした。 アップロード済みレコーディングを疑似ライブ セッションで使用するには、Zoom によってビデオ アップロード機能を有効にする必要があります。 -
Zoom IQ のミーティングの概要
ミーティング ホストが Zoom IQ のミーティングの概要生成を有効にしている場合、そのミーティングの参加者は、ミーティング終了後に次のステップが含まれた自動生成済みのミーティングの概要を受信します。 ミーティングの概要は、ミーティング後にチームチャット、ウェブポータル、ミーティング クライアントに投稿されます。 この機能は、Zoom プロ、Zoom ビジネス、Zoom One ビジネスプラス、Zoom One エンタープライズ、Zoom One エンタープライズ プラス、エンタープライズ バンドルの各アカウントで無料トライアルとして利用可能です。 この機能は、現在 2023 年 6 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
[プロフィール] ページでの名前の発音の追加サポート
ユーザーは Zoom ウェブポータルの [プロフィール] ページで、名前の発音の説明を追加できるようになりました。 この説明は、デスクトップ クライアントの [プロフィール] カードの名前横のツールチップとして表示され、正しい発音が示されます。 この機能は、現在 2023 年 6 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- ライセンス ユーザー アカウントへのサインインで、重複した無料アカウントが作成される問題を解決
- 登録したミーティングに参加する際に、ユーザーに再登録するよう促すメッセージが表示される問題を解決
- 予定されているミーティング レポートで、時間範囲とミーティング ID の検索結果に一貫性がなく、データが欠落している問題を解決
- サブアカウント ユーザーが別のサブアカウント ユーザーを代替ホストに割り当てられない問題を解決
- 管理者が、サブアカウントのダッシュボードにローカル時間を反映して表示できない問題を解決
- ミーティングへの登録時にメール通知を受信しない問題を解決
- 登録済みミーティングの投票レポートに外部参加者のデータが欠落している問題を解決
- ミーティングが Outlook カレンダーに表示されない問題を解決
- ユーザーが作成していないにもかかわらず重複したチャット チャネルが作成される問題を解決
- ミーティングの編集時に「無効なパラメータ」が生成される問題を解決
- 出席者ログレポートに不完全なデータが表示される問題を解決
- ユーザーがミーティングをウェビナーに変換できない問題を解決
- ユーザーがクラウド レコーディングにアクセスを試みると「このレコーディングは存在しません」というメッセージが表示される問題を解決
- ユーザーが SSO 認証後に /authorized エンドポイントで指定されているリダイレクト URL にリダイレクトされずに、Zoom の /meeting ページにリダイレクトされる問題を解決
- 登録制限があり、パスコードがなく、登録に必要な質問が姓とメールアドレスのみのウェビナーで、ユーザーがその制限に達した後に登録を回避できる問題を解決
注: 以下のクラウド レコーディングの機能強化は、展開に関する問題によりリリースから除外されましたが、今後予定されているリリースで使用できるようになります。
- クラウド レコーディングは、ユーザーのクラウド レコーディングと共有レコーディングで分けられます。
- レコーディングは、サムネイルまたはリストビューで表示でき、リストビューではミーティングの概要のプレビューが表示されます(該当する場合)。
- レコーディングを表示するときは、スマート レコーディング チャプター、オーディオ / チャットの文字起こし、ミーティングの概要、共有設定など、関連するすべてのアセットも同じページで利用可能になります。
- レコーディングが共有されると、メールにはサムネイルが含まれ、ユーザーが検索対象やミーティングの概要(該当する場合)を見つけやすくなります。
既存の機能の変更
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ミーティング コントロール設定の表示
ウェブポータルでの有効 / 無効にかかわらず、クライアントで [ミーティング コントロールを常に表示する] 設定が永続的に利用可能になります。 この機能のクライアントでの使用可否をウェブ設定ではコントロールできなくなり、ユーザーは今後、ウェブポータル経由でこの機能のオン / オフを切り替えることができなくなります。 これまでは、ウェブ設定の状態が、対応するクライアント設定の可視性を直接コントロールしていました。
新機能と既存機能の強化
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ミーティングとウェビナーの機能
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[ミーティング コントロールを常に表示する] のサポート
PWA ユーザーはミーティングの最中に PWA 設定から、[ミーティング コントロールを常に表示する] オプションを有効にできます。 これにより、ミュート / ミュート解除、画面共有、チャット、参加者などのミーティング コントロールのオプションが、ミーティング中に常に表示されるようになります。
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ミーティング機能
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PWA 参加フローに CAPTCHA セキュリティ チェックを追加
参加フローに CAPTCHA セキュリティ チェックが追加され、ボットがウェブ クライアントからミーティングに参加するのを抑制します。 CAPTCHA セキュリティ チェックは、サインインせずに参加しているユーザーにのみ表示されます。 サインインしているユーザーには、参加プロセス中に CAPTCHA 画面は表示されません。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- パネリストが疑似ライブ ウェビナーに再参加し、最初から再生を再開することに関する問題を解決
- 言語通訳でオリジナル オーディオがミュートにされず、翻訳チャネルと同じ音量で再生されることに関するオーディオの問題を解決
- 電話のダイヤルイン参加者に、あたかも別の参加者がミーティング内チャット メッセージを送信できるかのように表示される問題を解決
- ヘッドセットの切断後に再接続する際のオーディオの問題を解決
- ウェブ クライアントから共有されたコンテンツが、アイドル状態のときに正しく表示されない問題を解決
既存の機能の変更
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カスタム作成の機能削除
予約スケジュールの作成プロセスを見直すにあたり、カスタム予約スケジュールの作成機能は削除されました。 予定されているリリースで、この機能または同様の代替機能を再度使用可能にする方向です。
新機能と既存機能の強化
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ユーザー機能
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予約 URL の機能強化
Zoom Scheduler ユーザーは、個人のページにアクセスするカスタム URL を作成できます。 たとえば、scheduler.zoom.us/ の最後に名前を追加して scheduler.zoom.us/John.Smith のようにします。 さらに、特定のスケジュール予約のための完全な URL は短縮されます。
新機能と既存機能の強化
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Outlook カレンダー経由で言語通訳を有効にする
ユーザーは、Outlook カレンダーを介して直接通訳者を含めたミーティングをスケジュールできます。 以前は、ユーザーはミーティングをスケジュールする際、Zoom ウェブポータルを介してのみ言語通訳を有効にできました。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- Outlook アドインで個別のミーティング トピックを含むミーティングを作成するときに、Outlook と Zoom ウェブポータルの両方でミーティング トピックが Zoom ミーティングに変更される問題を解決
注: 今回のアプリリリースは 2023 年 5 月 31 日に延期されました。
新機能と既存機能の強化
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ミーティングとウェビナーの機能
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ミーティング詳細の同期の機能強化
自動 Webhook または手動同期でのミーティング詳細の更新時に、ミーティング トピック、開始日時、終了日時も同期されます。
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電話機能
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リンク解除済み Zoom コールログの機能強化
リンク解除済みの Zoom コールログ機能がデフォルトで有効になり、取引先責任者 / リードと一致するようになりました。 以前は、デフォルトで無効になっていました。
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コンタクト センターの機能
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エンゲージメントの自動終了
Zoom ウェブポータルでエンゲージメントの自動終了設定が有効になっている場合、タスクとセッションの履歴レコードが Salesforce で作成されます。 設定されている場合は、デフォルトの配置コードも自動的に入力されます。 -
ラップアップ期間終了時のエンゲージメント自動終了の機能強化
有効になっている場合、Salesforce CRM と Zoom ウェブポータルで発着信における音声 / ビデオ インタラクションのタスクおよびセッション履歴レコードが生成されます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- 以前のイベント レコードを編集すると「開始日を今日より前に変更できません」というエラー メッセージが生成される問題を解決
- Zoom Contact Center のエンゲージメントが自動終了した場合、作成済みタスクがセッション履歴と関連付けられない問題を解決
- 特定の電話番号を検索するときに、誤った Zoom Contact Center の連絡先が表示される問題を解決
- Zoom Contact Center の音声通話が正常に転送された後でエラーが表示される問題を解決
- Zoom Contact Center のエンゲージメント後の画面で、ケース作成リンクが欠落している問題を解決
- 暗号化フィールドを持つ一部の組織で V2.0 パッケージをインストールできない問題を解決
- インスタント ミーティングの作成時に、出席者にメールが送信されない問題を解決
- Salesforce 内で作成されたミーティングが、Zoom ミーティングの外部項目に表示される問題を解決
- 通話の発着信時に電話アイコンではなくタスクアイコンが表示される問題を解決
- パッケージ 1.X が 2.0 に更新できない問題を解決
- タイムゾーンを GMT+8 に設定すると、コールログの日時の詳細が正しく表示されない問題を解決
- 連携で通話を配置しても Salesforce のタスクレコードが生成されない問題を解決