リリースノート: 2023年5月13日
既存の機能の変更
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チケット発行と招待メールを分離
ホストが招待メールをコントロールできます。 招待メールがチケット発行の制限から分離され、ホストが招待メールを送信する時期と方法をコントロールできるようになっています。 Zoom Events が既存のアクションに沿ってホスト向けにあらかじめ自動入力したメールをメールキューがキャプチャします。 ホストは必要に応じて招待状の削除(または送信中止)を決定できます。 以前は、招待メールとチケット発行の機能が 1 つにリンクされていました。 -
ハブとアセットのナビゲーション メニューの更新
同じカテゴリーに属する機能を統合してさらに一貫性を持たせるため、ハブのナビゲーション メニューを更新しました。- [イベントリスト プロフィール] タブの名称を [プロフィール] に変更しました。
- [イベント主催者] タブの名称を [チーム] に変更しました。
- ユーザーは、サブタブの [コンテンツ ライブラリ] と [レコーディング] を表示するために、[リソース] タブの展開が必要になりました。
- ユーザーは、サブタブの [ハブ設定]、[ビジネス情報]、[請求] を表示するために、[設定] タブの展開が必要になりました。
- [マイアセット] セクションの名称を [最近のアクティビティ] に変更し、ハブユーザーが作成した最新のイベント、レコーディング、コンテンツ ライブラリのアセットが表示されるようになりました。 このセクションは、ユーザーが所属するハブ全体のアセット内における最新のアクティビティを表示します。 ユーザーはこのページで、自分が所有するアセットや他のメンバーが所有するアセット別にフィルタリングできます。
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Zoom Sessions のライセンスを Zoom One エンタープライズ プランに追加
Zoom Webinar 1000 の代わりに、Zoom Sessions が Zoom One エンタープライズ プラスプランに含まれることになりました。 Zoom One エンタープライズ プラスに Zoom Sessions を追加すると zoom.us のプレミアム ウェビナー機能が解放されるため、ユーザーは Zoom Events で新たに Zoom Sessions にアクセスできるようになります。 これまでは、Zoom ウェビナー 1000 が Zoom One エンタープライズ プラスに含まれていました。 この機能は、現在 2023 年 6 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
新機能と既存機能の強化
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一般的な機能
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ホストの機能
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マルチ セッションのイベントへのグループ参加リンク
ホストが認証方法として外部 IdP を選択してからイベントを公開すると、グループ参加リンクが届くようになりました。 ホストは、このグループ参加リンクまたはリンクが含まれた招待テンプレートをコピーして、対象となるグループに配布することができます。 グループのメンバーは、認証後にイベントに参加することになります。 登録する必要はありません。 マルチ セッションのイベントの場合、グループ メンバーが [チケットと登録] タブでイベントにチケットタイプを追加すると、ホストは追加の参加リンクと対応するメール テンプレートを受け取ります。 それぞれの参加リンクは、特定のチケットに関連付けられています。 -
作成したイベントのカレンダー ビュー
ハブユーザーは、ハブの [イベント] タブで [リスト] ビューと [カレンダー] ビューの切り替えができるようになりました。 ハブユーザーは、ハブで作成されたすべてのイベントをカレンダー ビューで確認できます。 また、カレンダー上のイベントをクリックすると、イベントの詳細と実行すべきアクションを表示できます。 -
登録後のチケット権限の変更
ホストは、登録者が追加された後でも、チケットの権限を変更できるようになりました。 ホストは、チケットに登録者がいてもいなくても、チケットを非公開から公開に、または公開から非公開に変更可能です。 変更後の登録にはすべて、更新されたルールが適用されます。 -
ロビー終了後にロビー終了時間を編集
ホストと共同編集者は、ロビーが終了した後でもロビーの閉鎖時間を編集できるようになりました。 ロビーは、イベント ステータスやロビー ステータスに関係なく、Zoom Events の最大許容時間の範囲内であれば延長可能です。 ロビーが開いている間は、ロビー内のあらゆる情報(レコーディングやセッションのリソースなど)が利用できます。 ホストはイベントが終了した後、最長 2 年までロビー閉鎖時間を編集できます。
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出席者の機能
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イベント設定機能
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イベント認証用のドメインとメールアドレスの指定
ホストは、イベント(シングル セッション、定期的なセッション、マルチ セッションのイベント)の認証オプションとして [Zoom にサインイン] を選択し、ドメインやユーザーのメールアドレスを指定できるようになりました。 イベントを公開すると、グループ参加リンクが届きます。 ホストは、このグループ参加リンクをコピーし、メールの下書きにコピーして、自分自身にメールで送信できます。 イベントページとイベント参加リンクは認証オプションで保護されています。ドメインで認証したユーザー、あるいはホストが指定したメールアドレスを使用するユーザーのみが、イベントにアクセスして参加できます。 -
Zoom Event 画面の [無料] ラベルを非表示
ホストは [イベント設定] タブで、自分のイベントの [Zoom Event 画面の「無料」ラベルを非表示] を有効または無効に切り替えることができるようになりました。 有効にすると、登録ページ、メール、チケット / 登録セクションの [無料] ラベルが非表示になります。 この機能は、出席者ビューにのみ影響します。ホストビューに変化はありません。 この機能は、新しいイベントでは毎回デフォルトで無効になります。
注: デフォルトで [無料] ラベルが表示されるのは、イベントが有料でない場合、またはチケットに設定価格が表示されていない場合です。 -
イベント設定のヘッダーを集中管理型にして公開情報を更新
イベント設定において、ヘッダーを更新して集中管理できる場所とし、イベントの日程をいつでもヘッダーで確認できるようにしました。 さらに、公開ページには、日付とリンク、設定済みのイベント情報、イベント公開後にロックされる項目が表示されます。 集中管理型になったイベント ヘッダーで、ホストは以下のような作業を実施できます。- イベントの日付とリンク(登録リンク、グループ参加リンクなど)の表示および編集
- イベント詳細ページのプレビュー
- 共同編集者の管理
- イベントの公開
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マルチ セッションのイベントでグループ参加リンクによる登録を使用
マルチ セッションのイベントにおいて、グループ参加リンクをメールで、またはホストから直接受け取った出席者は、参加リンクに応じた認証ページに誘導されるようになりました。 出席者が参加するには、認証にパスする必要があります。 認証には、Zoom アカウントへのサインインを義務付ける方法、外部 IdP(外部 SSO)を使用する方法があります。 また、Zoom アカウントのないユーザーがグループ参加リンクを受け取った場合、認証のために Zoom アカウントを作成する必要があります。
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ネットワーキングとチャットの機能
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イベント スタッフ チャット
特別ロールを担うユーザーは、イベント ポータルを通じてイベント前、イベント中、イベント後にプラスアルファのコミュニケーションを円滑に進めるための、特別ロールを担うユーザー向けスペース、イベント スタッフ チャットを利用できます。イベント スタッフ チャットは、イベントロビーが開いている間、イベント ポータルで利用できます。イベントロビーが閉鎖されると、イベント スタッフ チャットはイベント ポータルで利用できなくなります。
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支払いと請求の機能
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ライセンス機能
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ユーザーは異なる種類の Zoom Events/Zoom Sessions の無制限ライセンスを所有可能
アカウント管理者は、異なる種類の Zoom Events/Zoom Sessions の無制限ライセンスを複数購入して、そのライセンスを同じユーザーに割り当てられるようになりました。 たとえば、1 人のユーザーが Zoom Events 100 を 1 つ、Zoom Sessions 無制限 100 を 1 つ、Zoom Events 500 を 1 つなど、同時に異なる無制限ライセンスを所有できます。 アカウント管理者が複数の Zoom Events 無制限ライセンスおよび / または Zoom Sessions 無制限ライセンスを 1 人のユーザーに割り当てると、そのユーザーは異なる機能を有する複数のハブを作成して管理できるようになります。 アカウント管理者にライセンスをダウングレードまたはアップグレードする必要が生じた場合、アカウント管理者はユーザーの特定のライセンスをダウングレードまたはアップグレードできます。そしてそのライセンスに関連付いているために影響を受けるハブとイベントはどれかを把握できます。 ライセンスの転送は、すべて既存のプロセスに従います。ライセンス(ハブ)に帰属するアセットは、次のハブオーナーに転送されます。 さらに、イベントのメータリングは各ハブに紐づいたままです。 アカウント管理者がユーザーに割り当てられるのは、異なる種類の Zoom Events 無制限ライセンスと Zoom Sessions 無制限ライセンスのみです。他のライセンスの組み合わせは、現在サポート対象外です。 この機能は、現在 2023 年 5 月 27 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
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連携機能
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デベロッパー向け機能
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Reporting API
ユーザーはこの API を使用して、イベント作成フローの [分析] セクションで、CSV ダウンロードと同等の JSON を取得できるようになりました。 この機能は現在、一般チケット登録とイベント出席者詳細の 2 種類のレポートに対応しています。 この機能は、現在 2023 年 5 月末に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
ウェビナー / ミーティング ID を返す List Sessions API
セッション API からウェビナー / ミーティング ID を取り出し、ウェビナー API で使用できるようになりました。 この機能は、現在 2023 年 5 月末に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
Zoom Events Webhook
Zoom Events Webhook は、ID 属性のみならず最低限のデータを一式返すようになりました。 ユーザーは、ID 属性を使用して後続の API コールを実施し、レコードに関連する他のデータを取得できます。 セッション終了時の Webhook イベントは、この機能に実装されています。 この機能は、現在 2023 年 5 月末に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
解決済みの問題
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マイアセットのイベント一覧ページと UI が、ハブのイベント一覧ページおよび機能と矛盾があった問題を解決しました。