リリースノート: 2023年4月23日
注: ワークスペース予約に関するリリースノートは、展開に関する問題により 2023 年 5 月 6 日に延期されました。 詳しくは、「Release notes for May 6, 2023(英語)」をご覧ください。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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ホワイトボード リストを抽出するエクスポート オプション
[ホワイトボード管理] ページに [エクスポート] ボタンが追加され、管理者はホワイトボードのフィルタリング済みリストをスプレッドシートに CSV 形式でダウンロードできるようになりました。 この新機能は、管理が必要な多数のホワイトボードを容易にトラッキングできる方法を模索している管理者にとって特に便利です。
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ユーザー機能
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ミーティング外のデスクトップ クライアント体験のエクスポート オプション
デスクトップ クライアントにおけるミーティング外のホワイトボード体験に [エクスポート] オプションが加わりました。このオプションは、ウェブポータルにおけるミーティング外のホワイトボード体験ではすでに使用可能になっています。 -
Zoom Whiteboard のデータ暗号化
Zoom は Zoom カスタマー マネージド キー(CMK)を導入し、キャンバスとコメントに関するすべてのホワイトボード データを暗号化しました。 暗号化はホワイトボード向けに実行されているため、管理者は個別のホワイトボードをきめ細かくコントロールできます。 Zoom Whiteboard は CMK 暗号化に対応するその他のアイテムにも連携します。 -
グリッドへのスナップ機能
ユーザーは、キャンバスのグリッドにオブジェクトをスナップできます。 この機能により、ユーザーはオブジェクトを簡単かつ正確に位置合わせできるため、ボックスでグリッドを手動作成する必要がなくなります。 この機能は無効にでき、そうすることでユーザーはキャンバス編集体験をきめ細かくコントロールできるようになります。 グリッドへのスナップ機能は、図形、テキスト ボックス、付箋、線、画像などすべてのキャンバス オブジェクトに適用できます。 -
モバイルでの Zoom Whiteboard の機能強化
ユーザーは自身のカメラから画像を挿入でき、コメントを追加すると自動的にテキスト フィールドが有効になります。 コメントをクリックすると、位置情報が表示されてコンテンツが拡大されるため、ディスカッションのフォローが容易になります。 メモ、テキスト、図形など、タイプに関わらず編集中のオブジェクトにフォーカスする機能が追加されました。 -
Zoom Whiteboard と Jira 連携の向上
Zoom Whiteboard と Jira との以下の連携機能が向上しました。- ユーザーは Zoom Whiteboard から Jira で新しいチケットを作成できます。
- ユーザーは Jira クエリ言語(JQL)を使用して Jira から作業項目をインポートできます。
- ユーザーは既存のカードを Jira カードに変換し、Jira で新規項目を作成できます。
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ホワイトボード ツールの機能強化
操作性向上のために、以下のツールと機能が改善されました。- 表の操作がよりインタラクティブになりました。
- ユーザーは、複数選択のキャンバス オブジェクトでリッチテキストとフォントの形式、オブジェクトの塗りつぶしのカラー、オブジェクトの枠線のカラー、図形変換について変更が可能になりました。
- コンテキスト メニューが他のメニューの上に表示されるようになり、垂直方向と水平方向の配置が 9 つのオプションのある単一のコントロールに統合され、メニュー間のギャップが減少し、オブジェクトのハレーションが開いたままの状態でカラー選択後にカラーパレットを閉じることができるようになりました。
- カラーの操作性が強化されました。この強化では、単一線が各デフォルト カラーに追加され、全パレットにグレーカラー(デフォルト)が追加されて、さらにユーザーはデフォルト カラーを複製してカラーパレットに新しいカスタムカラーを作成できるようになりました。
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吹き出しの図形
ホワイトボードで、ダイアグラム、フローチャート、マッピング用に吹き出しの図形が使用できるようになりました。これには会話の吹き出し、楕円型の吹き出し、雲の吹き出し、長方形の吹き出し、破裂の吹き出しなどの図形があります。 -
ミニマップ機能のサポート
ミニマップ機能が追加され、ユーザーはキャンバス上のコンテンツの位置を表示して、ボード上の特定エリアに容易に移動できるようになりました。 これにより、ホワイトボード上のある場所から別の場所に迷うことなく簡単に移動できるようになります。 さらに、ユーザーはボードの特定エリアからパンせずにズームイン / ズームアウトできるため、コンテンツの表示と位置検索が容易になります。 これらの新機能により、Zoom Whiteboard プラットフォーム使用時のナビゲーションや効率が向上します。 -
タイマー機能のサポート
ユーザーは、新しいタイマー機能を使用して、特定のアクティビティの時間的制約を設定できるようになりました。 タイマーを最長 24 時間で設定できるようになりました。この機能を使用できるのは、ホワイトボードのオーナーと永続的なアクセス権のある編集者のみです。 タイマーが終了すると、画面の端が明滅してユーザーにアラートします。 ミーティング外で設定されたタイマーは、ミーティング中に表示されません。また、ミーティング中に設定されたタイマーは、同じミーティングのユーザーにのみ影響します。 -
ホワイトボードを CSV ファイルとしてエクスポート
新しいエクスポート機能により、ユーザーはホワイトボード内の表や付箋をカンマ区切り値(.CSV)ファイルとしてエクスポートできるようになりました。これにより、ユーザーはホワイトボードで作成されたデータを他のアプリケーションで簡単に分析できます。
解決済みの問題
注: ホストによるボード所有機能が展開に関する問題によりリリースから除外されましたが、今後予定されているリリースで使用できるようになります。
バージョン番号を含む注意事項の全文については、オペレーティング システムのリリースノートを参照してください。
Windows | macOS | ハードウェア | Zoom Phone 専用ハードウェア | iOS コントローラ | Android コントローラ | Windows 付属のコントローラ | iPad
新機能と既存機能の強化
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一般的な機能
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Logitech の RallyBar と RallyBar Mini の Bring Your Own Device (BYOD) サポート - ハードウェア
ユーザーは自身が所有する Logitech ハードウェアを持ち込み、ディスプレイ、カメラ、スピーカーフォンを BYOD の周辺機器として使用できます。 - Yealink CP965 のサポート - Android zrc
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ミーティングに手動参加する際にデフォルトとなる数字キーパッド - Android zrc
一部の組織ではミーティングに数字のパスコードを使用するため、手動でミーティングに参加する際にデフォルト表示される文字付きキーパッドを必要としなくなりました。 管理者はデフォルトで表示されるキーパッドのタイプを切り替えることができるため、パスコードを入力する際の切り替えは必要ありません。 -
Dante アプリケーション ライブラリを v1.2 にアップグレード - Windows、Mac
Zoom Rooms の Dante 入力が Apple M1 チップセットを使用する Mac でサポートされるようになりました。
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ミーティング内機能
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ハイブリッド ミーティング情報 - Windows
参加者はセキュリティ シールド アイコンをクリックすると、定期的なハイブリッド ミーティングで「あなたは Zoom アカウント オーナーが管理するデータセンター経由で Zoom グローバル ネットワークに接続されています」というテキストを確認できます。 内部のハイブリッド ミーティングでシールド アイコンをクリックした参加者は、前述のメッセージの代わりに「あなたはホストのアカウント オーナーが管理するデータセンターに接続されています」というテキストが表示されます。 どちらのシナリオでも、参加者は [詳細情報] をクリックしてハイブリッド ミーティングについての詳細情報を入手できます。 -
Windows DTEN デバイスでの AI ビームフォーミング - Windows
ノイズ抑制が高モードの場合、バックグラウンド ノイズを軽減するために AI ビームフォーミングが有効になります。 -
Poly X50 と X70 デバイスでのマルチカメラ モードサポート - ハードウェア
ユーザーは Poly X50 と X70 ハードウェアでマルチカメラ モード(カメラ 3 台まで、解像度 720p までをサポート)を有効にできます。 この機能を使用するには、Poly X50 と X70 ハードウェアでファームウェア バージョン 4.0.0 以降を実行している必要があります。 -
Poly G7500 デバイスで解像度 720p までのマルチカメラ モードをサポート - ハードウェア
Zoom Room 用 Poly G7500 ハードウェアのマルチカメラ モードで、解像度 720p までサポートされるようになりました。 -
Poly デバイスにおけるスマート ギャラリーの機能強化 - ハードウェア
Poly X30、X50、X70、G7500 デバイスでは、マルチ ストリーム モード使用時に 720p で最大 3 つのビデオ ストリームを利用できます。 - Windows DTEN デバイスで、Kalman によるノイズ抑制をシングル チャネル信号 32/48kHz およびマイクアレイ信号 16kHz でサポート - Windows
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DTEN ME と DTEN ON デバイスで AI ノイズ除去をサポート - ハードウェア
ノイズ抑制が高モードの場合、バックグラウンド ノイズを軽減するために AI ノイズ除去が有効になります。
解決済みの問題
注: Zoom IQ ミーティングの概要機能は、互換性の問題によりリリースから除外され、予定されている別のリリースで利用できるようになります。