リリースノート: 2023年3月8日
バージョン: 5.13.10
既存の機能の変更
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Citrix Workspace を Microsoft Store からダウンロードする場合に VDI プラグインのインストールを拒否
Citrix 向け Windows VDI プラグインでは Citrix ウェブサイトから Citrix Workspace バージョンをダウンロードする必要があります。 Microsoft Store からダウンロードした Citrix Workspace バージョンは Zoom VDI ソリューションに必要なバーチャル チャネルのフル機能をサポートしていません。 このインストーラでは、Citrix Workspace バージョンが Microsoft Store のバージョンであることが原因でサポートされない場合、ユーザーに通知を行い、インストールが拒否されます。
新機能と既存機能の強化
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Linux 機能
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Linux でのジェスチャー認識のサポート
アカウント オーナーと管理者は、挙手などの視覚的な手のジェスチャーに応じて、ミーティングでリアクションを自動的に表示する、ジェスチャー認識を有効または無効にできます。 この機能では現在、挙手といいねのリアクションをサポートしています。 この設定は、アカウント レベルとグループレベルで有効化およびロックできます。 -
Linux でのミーティング メモリ使用量の削減
Linux で複数の参加者によるミーティング メモリ使用量を削減するパフォーマンス強化が追加されています。 以前は、各ビデオ項目に、複数の参加者によるミーティングで多くのメモリを消費する未使用プロパティが多数含まれていました。
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macOS 機能
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Mac での MDM 展開のサポート
Zoom では、MDM ソリューションを介して ZoomVDI pkg の展開をサポートしています。 ユーザー(IT エンジニア)はサードパーティの MDM ソリューション(JAMF Pro や VMware Workspace ONE Intelligent Hub など)を使用して ZoomVDI pkg を従業員の Mac デバイスに展開できます。
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ミーティングとウェビナーの機能
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ハイブリッド ミーティング モジュールのセキュリティ シールド通知
ユーザーがハイブリッド ミーティング中に緑色のセキュリティ シールドをクリックすると、セキュリティ シールドのポップアップ ウィンドウにミーティング情報が反映されます。 通常のハイブリッド ミーティングが開催されると、Zoom アカウント オーナーが制御するデータセンターにより、Zoom グローバル ネットワークに接続されていることがユーザーに通知されます。 内部のハイブリッド ミーティングが開催されると、ホストのアカウント オーナーが制御するデータセンターに接続されていることがユーザーに通知されます。 -
ウェビナー セッションのブランディング
この機能をアカウント オーナーまたは管理者が有効にすると、ホストは、ビデオタイルの後ろに壁紙の画像をアップロードする、バーチャル背景を設定する、パネリストに名前タグを適用するなど、ウェビナー セッションの外観をカスタマイズできます。 この機能を使用して、ブランディングを表示するには VDI クライアントおよび VDI プラグインのバージョン 5.13.10 以降が必要です。 それ以前のバージョンを使用して参加するパネリストは、バーチャル背景や名前タグにアクセスできません。
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一般的な機能
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注釈の見つけやすさ
共有コンテンツを表示する際、共有コンテンツの左下にトグルが追加され、注釈ツールバーへさらに手軽にアクセスできるようになりました。 この新たな注釈トグルは、[オプションを表示] にある既存のエントリ ポイントに追加されています。 -
待機室の最小待機時間オプションに対する VDI プラグインの更新
ユーザーが待機室に待機する最小時間を設定する新しいオプションには VDI プラグインとの連携に一部変更が必要でした。 この最小時間(秒)は待機室のダイアログに表示されます。
解決済みの問題
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一般的な修正
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手のカラー選択に対して挙手リアクションが誤って変更される
この問題は、ユーザーがリアクションを使用する前に、複数回リアクションの手のカラー選択を変更した場合に VMware と AVD で検出されました。 -
VDI プラグインの最小バージョンに関するダイアログの変更
ユーザーが必要な最小バージョンより前のバージョンを使用していることが原因でミーティングに参加することが許可されない場合、ダイアログが表示されます。 このダイアログは VDI プラグインに更新が必要なタイミングを示すように更新されました。 -
共有中に [ビデオの最適化] ステータスを変更する際、ビデオがフリーズ
プレゼンターがプレゼンテーション中に [ビデオの最適化] オプションのステータスを変更すると、視聴者にフリーズしたビデオが表示される問題を解決するために修正が加えられました。 -
スピーカー ビューに切り替える際、オーディオ透かしが表示されない
5.13.0 リリースに追加された最新のオーディオ透かし機能に関する問題が修正されました。 以前は、新しいオーディオ透かしのみが有効なミーティングの場合、スピーカー ビューに参加して切り替えを行う視聴者には透かしが表示されませんでした。 -
バーチャル背景のビデオ要件に関するチェックとユーザーへのプロンプト
360p 未満または 1080p を超える解像度のビデオ背景はサポート対象外ですが、アップロード試行時にこの制限がユーザーに通知されませんでした。 この問題は解決しました。 -
自分を縮小版アクティブ スピーカー ビューでピン留めする際の間違ったビデオ表示
共有セッション中にユーザーが縮小版アクティブ スピーカー ビューに切り替えて自分をピン留めする場合の、ユーザーのビデオ表示に修正が加えられました。 -
VDI プラグインでのダンプファイル転送
ダンプファイルが正しく転送されない問題を解決しました。 -
字幕選択での日本語オプションの表示
字幕選択の際に日本語オプションが表示されない問題を解決しました。 -
DisableShareOffload=1 に設定されている場合、視聴者がサウンドを聴くことができない
VDI クライアントが DisableShareOffload を有効にした共有セッションでプレゼンテーションを表示する場合、視聴者はプレゼンテーションのサウンドを聴くことができませんでした。
注: プレゼンテーションを表示する VDI クライアントで DisableShareOffload が有効な場合、VDI クライアントの視聴者はプレゼンテーション オーディオを聴くことができません。 この問題は引き続き未解決のままです。
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Citrix に関する修正
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以前の Citrix Workspace バージョンに対する VDI プラグインの自動更新に関する修正
Citrix への VDI プラグインの自動更新が、以前の Citrix Workspace バージョン(Citrix Workspace 1912 など)に対して機能しないバグを修正する変更が加えられました。
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VMware に関する修正
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VMware WS1 UEM と Mac VDI プラグインのサポート
Workspace One と統合エンドポイント管理を使用する VMware に対して Mac VDI プラグインの MDM インストールをサポートする変更が加えられました。 この変更ではパッケージ特権に対して一部修正が必要でした。 -
VMware アプリケーションが存在すると Zoom Meeting クライアントがクラッシュする
VMware エージェント 8.6 以降を使用するアプリケーションが存在すると、VDI 版 Zoom Meeting クライアントがクラッシュする問題が報告されました。 この問題は修正されました。
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Linux に関する修正
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コンピュータ サウンドの共有に対する Linux プラグインの問題
共有セッション中にコンピュータ サウンドを共有するオプションを使用する場合、潜在的なクラッシュの問題が Linux VDI プラグインで修正されました。 -
プラグインが同時通訳言語をサポートできない場合にプロンプトを表示
ホストが VDI プラグインでサポートされる数よりも多くの言語を有効にする場合、VDI ユーザーに警告するダイアログを表示するよう修正が追加されました。
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macOS に関する修正
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ミーティングに参加する際、[ビデオ設定] ダイアログでビデオが停止する
ダイアログが開いている間にユーザーがミーティングに参加する場合、[ビデオ設定] で表示されるビデオが更新を停止する問題が検出され、後に修正されました。 -
プロフィール、名前、アバターの透かしを表示
Mac でプロフィール、名前、アバターの各セクション上部に透かしを表示するよう更新が加えられました。 -
スピーカー ビューでフォーカス モードアイコンを表示
Mac でスピーカーにフォーカス モードアイコンを表示するよう修正が加えられました。 -
アカウントで Mac VDI プラグインが有効な場合、HD ビデオを表示
Mac VDI プラグインで HD 解像度のビデオが表示されない問題が修正されました。 -
ミーティング プロセスが突然終了する問題を解決
PingServerFromThinClient が 1 に設定され、DisableMMRDirect が 0 に設定されている場合、ミーティング プロセスがときどき終了してしまう問題が発生していました。
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CentOS に関する修正
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Cent OS プラグインの修正
ユーザーは次のコマンドラインを使用して追加パッケージをインストールし、既知のクラッシュに関する問題を阻止する必要があります: sudo yum install -y xcb-util-renderutil xcb-util-wm。