リリースノート: 2023年1月15日
新機能と既存機能の強化
-
一般的な機能
-
既存のカスタム免責事項の拡充
管理者は、ウェブポータル、デスクトップ クライアント、モバイルアプリでのユーザーのアカウント ログイン時、ミーティングまたはウェビナーの開始時、参加時に、ユーザーがカスタムの免責事項を提示され、免責事項に同意するとセッションの参加、開始、サインインができるように設定できます。 管理者がユーザー グループ単位でこの設定を適用できるように、この拡張は構成されています。 従来は、アカウント内外の参加者全員に免責事項を提示することしか、できませんでした。 -
HID デバイス
のサポートPWA は USB 接続の HID デバイスを通じてオーディオ コントロールをサポートできます。
-
ミーティングとウェビナーの機能
-
ウェブ クライアントでのビデオクリップ サポートを最適化
[ビデオクリップの最適化] オプションを有効にすると、ウェブ クライアントでビデオ コンテンツを共有するとき、フレームレートが向上し、オーディオの遅延が少なくなります。 フレームレートが高いと、共有しているオーディオ コンテンツ、ビデオ コンテンツの同期状態がよくなります。 このオプションを使用すると、CPU の負担を抑えるために、ほかのビデオ参加者の解像度とフレームレートが削られる場合もあります。 -
ミーティング向けカウントダウン タイマー
ミーティング ホストとミーティング参加者は、スケジュール ミーティングの残り時間を表示することを選択できます。 これまで、参加者が選択できたのは、現在のミーティング期間のみでした。
-
ミーティング機能
-
ミーティング中にその場で投票を作成 / 編集
ホストと共同ホストは、ミーティング中に投票の作成、編集、削除ができるようになりました。 これまでは、投票を作成 / 編集するためにはウェブポータルを起動し、そこで変更を加えなければなりませんでした。 -
ミーティングでの Q&A のサポート
ホストは、参加者が質問できるように、ミーティングで Q&A 機能を有効化できるようになりました。参加者の質問は全員が閲覧できますが、回答できるのはホストと共同ホストのみです。 質問は匿名で提出できます。回答は、全員が閲覧できるように公開で送信することも、送信者のみが閲覧できるように非公開で送信することも可能です。 また、ホストは提出された質問に、ライブで回答するというようなマークを付けて、間もなく回答すると参加者に伝えることもできます。 -
ミーティング内チャットの書式設定の機能強化
ミーティング内チャットは、インライン画像プレビュー、リッチテキスト形式、スクリーンショット、スレッド管理された返信、メッセージへの絵文字でのリアクション、メッセージ引用など、より高度なメッセージ機能をサポートできるように強化されました。 メッセージは、送信後に削除することも可能です。
-
ウェビナーの機能
-
ウェビナーのリソース
Zoom Events のライセンスを持っているウェビナーのホストは、出席者向けにリソースリンクを提供できるようになりました。 これにより、ニュースレター登録や詳細ページなどの外部リソースにリンクできるようになります。 ホストは、ウェビナー終了後に [レポート] でインタラクションの結果を確認できます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- ブレイクアウト ルームからメイン セッションに参加し直すときのビデオフィードの問題を解決
既存の機能の変更
新機能と既存機能の強化
-
管理者機能
-
継続的なミーティング内チャット
アカウント オーナーと管理者は、ミーティングの会話専用のグループ チャットを有効にすることができます。 結果としてミーティング ホストはミーティングをスケジュールしたり、連絡先を招待したりできます。なお連絡先はミーティングのカレンダー イベントと専用のチームチャット用グループ チャットの両方に追加できます。 このグループ チャットとグループ チャットのメッセージは、スケジュール ミーティングの開催前も開催中も開催後もアクセスできます。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。
-
ユーザー機能
-
継続的なミーティング チャット
ミーティング ホストはミーティングをスケジュールしたり、連絡先を招待したりできます。なお連絡先はミーティングのカレンダー イベントと専用のチームチャット用グループ チャットの両方に追加できます。 このグループ チャットとグループ チャットのメッセージは、スケジュール ミーティングの開催前も開催中も開催後もアクセスできます。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。
-
デバイス管理
-
macOS 10.13、iOS 11 を実行している Zoom Rooms デバイスの警告
2023 年 4 月から、Apple バージョン macOS 10.13 まで、iOS 11 までを実行している Zoom Rooms デバイスでは、アプリケーションを機能させるために、OS の更新が必要になります。 管理者のデバイスリストには、これらの基準に合致するデバイスの OS バージョンを更新するよう管理者に指示する警告が、表示されます。 -
デスクトップ クライアントのカスタム自動更新
アカウント オーナーと管理者は、カスタム自動更新チャネルを作成し、ユーザーの Zoom デスクトップ クライアントが、管理者の選択した特定バージョンに自動更新されるようにすることができます。 該当するデバイスは、ZDM が管理する必要があり、現時点では、この機能のサポート対象は Windows デバイスと macOS デバイスのみです。
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
-
管理者機能
-
ダッシュボードから PDF 形式でホワイトボードをエクスポート
管理者は、アカウント オーナーの承認があれば、ホワイトボード管理ページから特定ボードの PDF 版ホワイトボード データをエクスポートできるようになりました。 エクスポート対象のホワイトボードに関連するページとコメントはすべて、エクスポートした PDF に組み込まれます。 ホワイトボードの監査ログもエクスポートされます。
-
ユーザー機能
-
追加のオブジェクト色
これまでの 8 色に加え、さらに多彩な色を使用できるようになりました。 ユーザーはカラーパレットから選択する方法か、16 進数コードを入力して色を指定する方法で、色を選択できます。 色を適用できるオブジェクトは以下のとおりです。- テキスト
- 図形の輪郭
- 図形の塗りつぶし
- 付箋の塗りつぶし
- 線とコネクタ
-
図形の輪郭線のサポート
ユーザーは、既存のラインコネクタの輪郭線を使用して、図形に境界を示す輪郭線を付けることができます。 ユーザーは境界となる輪郭線の太さを増減し、オブジェクトをさらに見やすくすることもできます。
-
ホワイトボードの削除と名前変更
編集者アクセスを持つユーザーは、ホワイトボードの削除、名前変更ができるようになります。 -
Jira 連携の拡張
ユーザーは、選択したフィールドに沿って Jira の作業項目をフィルタリングし、Jira の課題をホワイトボードに追加できます。 -
モバイルアプリでのホワイトボード編集
ユーザーはウェブブラウザでホワイトボードを開くことで、Android および iOS 向けの Zoom アプリのホワイトボードを編集できます。 ユーザーは、画面タップでツール起動、オブジェクト編集ができ、スワイプまたはパンでキャンバスのナビゲーション、ダブルタップまたは回転、チルトで拡大、縮小などができます。
新機能と既存機能の強化
-
管理者機能
-
位置情報サービスの拡張
ユーザーが位置情報サービスを無効にしている場合、アカウント管理者はそのユーザーに特定の場所の SMS を送信しないように設定できます。 -
発信者 ID の拡張
アカウント オーナーと管理者は、担当するクライアントと IP 電話(現時点では PWA、ZPA、ZR はサポート対象外)の発信通話で、ユーザーが発信者 ID をブロックできないように設定できます。 この機能は現行の [発信の発信者IDを選択] 機能の下位機能です。 無効になっている場合は、内線で発信者 ID が非表示になりません。 この機能はデフォルトで有効に設定されています。 -
BYOC の拡張
BYOC の電話番号でも、SMS 機能がサポートされるようになりました。 管理者は完全な 10DLC コンプライアンスに沿って、該当する番号を SMS サービスをアクティベートできます。 国内 SMS メッセージは無料ですが、海外との SMS メッセージでは従量制料金が発生します。 この機能は現在、米国とカナダでのみ提供されています。
-
デバイス
-
認定デバイス
Zoom Phone は、次のデバイスをサポートしています。 アカウント オーナーと管理者は、プロビジョニング プロセスの一環として、Zoom ウェブポータルに以下の電話を追加できます。- Grandstream 製:
- HT801、HT802、HT812、HT814、HT818
-
ファームウェアのアップグレード
次のデバイスは、ファームウェアのアップグレードを受け取ります。 デバイスは自動的に再起動してファームウェアがアップグレードされます。- AudioCodes
- Cisco
- Grandstream
- HT801、HT802、HT812、HT814、HT818
-
ローカル サバイバビリティ サポート
次のデバイスはローカル サバイバビリティをサポートします。- Poly 製: CCX400、CCX500、CCX600、CCX700、Trio C60、Trio 8500、Trio 8800
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- サイト独自の管理をその独自サイトのユーザー、共用エリア、デバイスに限定するセキュリティ拡張機能を実装しました。