リリースノート: 2023年1月14日
既存の機能の変更
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オーディオ ファイルの最大サイズ
アカウント オーナーと管理者は、音声キューメディアのオーディオ ファイルサイズを最大 10MB まで追加できます。 以前の最大ファイルサイズは 2MB でした。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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フローイベント処理の拡張
次のイベントは、[START] ウィジェットの音声フローのスクリプトを使用して処理するように、イベントが呼び出されたときの具体的なアクションを管理者が定義できます。- エンゲージメントが開始しました
- エンゲージメントのレコーディングが開始
- エンゲージメントのレコーディングが終了
- エンゲージメントの文字起こしが開始
- エンゲージメントの文字起こしが終了
- ボイスメールを保存
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サービスレベルの指標の拡張
アカウント オーナーと管理者は、アカウントとキューの設定で、サービスレベルの指標をカスタマイズできます。 また短時間操作が中止された通話、長時間操作が中止された通話をサービスレベルの計算に含めるか含めないかを選択できます。 さらにキュー履歴一覧レポートとエージェント レポートで、[サービスレベル] ウィジェットを使用できます。 -
エージェントの対応可能状態とパフォーマンスを示すウォールボード タイル
アカウント オーナーと管理者は、エージェントの対応可能状態とパフォーマンスの指標(エージェントのステータスやそのステータスの持続期間など)を示す分析結果のウォールボード タイルを追加できます。 また閾値を設定して、エージェントが指標の目標値を超えた場合は一目でわかるようにすることもできます。 -
複数キューのウォールボードの表示とタイル
アカウント オーナーと管理者は、分析結果のウォールボードで特定のタイルをフィルタリングし、選択したキューのデータのみを表示することもできます。 -
ビデオ エンゲージメント イベント
アカウント オーナーと管理者は、エンゲージメント ログに含まれる次のイベントを表示できます。- スーパーバイザーが、ビデオ エンゲージメント(割り込み、リスニング、ウィスパー)をモニタリング
- ユーザーの打診転送とビデオ エンゲージメント
- エージェントがほかのエージェントに転送しながらスキルを選択
- エージェントが音声エンゲージメントをボイスメールに転送
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新しいキュー指標
アカウント オーナーと管理者は、エージェント レポートを使用して、不在着信、通話拒否、通話放棄に関するキュー指標を表示できます。 -
ビデオサービス品質ダッシュボード
アカウント オーナーと管理者は、さまざまなログと表を閲覧して、エンゲージメントのビデオ品質をモニタリングできます。 -
音声コールバックの拡張
アカウント オーナーと管理者は、音声キューにコールバックを設定するとき、発信者がその着信音声エンゲージメントで使用した番号ではなく、別のコールバック番号を指定できる設定を有効にすることができます。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。 -
コールバックを受け入れる時間を設定
アカウント オーナーと管理者は、キュー設定を使用して、顧客にコールバック オプションを提示した後、顧客がコールバック オプションを受け入れることができる時間の長さを指定できます。 -
ビデオ エンゲージメントのオーディオのみでのレコーディング
アカウント オーナーと管理者は、レコーディング設定を変更して、ビデオ エンゲージメントに対しオーディオ レコーディングのみを有効にするか、オーディオ レコーディングとビデオ レコーディングの両方を有効にすることができます。 相応の特権を持つユーザーは、ウェブポータルのエンゲージメント ログまたはデスクトップ クライアントのクローズド エンゲージメント タブを使用して、レコーディングを再生することもできます。 -
半自動レコーディング
アカウント オーナーと管理者は、レコーディング設定を変更して、エンゲージメントの全体から特定量のみ(30%、50%、70% など)をレコーディングするよう設定できます。 相応の特権を持つユーザーは、ウェブポータルのエンゲージメント ログまたはデスクトップ クライアントのクローズド エンゲージメント タブを使用して、レコーディングを再生することもできます。 注: 今回のリリースでは、この設定は、アカウント レベルでのみ使用できます。 有効になっている場合、アカウント内のすべてのキューに適応されます。 キュー単位の設定は、今後のリリースで追加される予定です。 -
Zoom の通知の抑制
アカウント オーナーと管理者は、エージェントが音声またはビデオ エンゲージメントの途中では、Zoom Phone の着信または Zoom Meeting の通知を受信しないようにするアカウント別設定を有効にすることができます。 この機能を使用するには、1 月 16 日リリース予定のクライアント 5.13.5 が必要です。 -
オフサイト キャンペーン
アカウント オーナーと管理者は、キャンペーンごとにオフサイトの URL を生成し、生成した URL をメール、ソーシャル メディア、その他のデジタル広告に埋め込むことができます。 結果として消費者は、チャットまたはビデオ キャンペーンに簡単にアクセスできます。 -
オーディオ設定の拡張
すべてのデフォルト オーディオ設定に、再生と編集のオプションが入っているため、アカウントオーナーと管理者は、簡単にデフォルト メディアを再生または変更できます。 -
外線通話の発信者 ID 名を表示
アカウントオーナーまたは管理者が、[Route To(ルーティング先)] ウィジェットで外線電話番号へのルーティングを設定している場合、受信側には元の発信者の発信者 ID 名が表示されます。 -
オーストラリアとニュージーランドの電話番号
アカウントオーナーと管理者は、オーストラリアとニュージーランドのフリーダイヤル番号と仮想番号を購入できます。
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エージェントと顧客の機能
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モバイル ブラウザ エンゲージメントの機能サポート
消費者は、モバイル ブラウザを介したビデオ エンゲージメント中に、チャットを使用してファイルを共有できます。 -
アプリ内ビデオ向けサポート対象機能
消費者は、アプリ内ビデオ エンゲージメントに参加するとき、次の機能を使用できます。- 字幕と文字起こしを有効または無効にする。
- コールバックを要求し、再参加用リンクを表示する。
- 待機室のチャットを使用する。 スーパーバイザーは待機室で消費者とチャットして、アプリ内ビデオ エンゲージメントを使用できます。 エージェントがエンゲージメントに割り当てられると、議論の文脈がわかるように、エージェントの画面に待機室のチャットが表示されます。
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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継続的なミーティング チャットでのミーティングのスケジューリングをサポート
ミーティング ホストはミーティングをスケジュールしたり、連絡先を招待したりできます。なお連絡先はミーティングのカレンダー イベントと専用のチームチャット用グループ チャットの両方に追加できます。 このグループ チャットとグループ チャットのメッセージは、スケジュール ミーティングの開催前も開催中も開催後もアクセスできます。 この機能は、Zoom が有効にする必要があります。
解決済みの問題
- 説明フィールド以外では、[参加] ボタンで Zoom の参加リンクを解析できなかった問題を解決しました。