リリースノート: 2022年12月18日
既存の機能の変更
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参加者パネルの招待者リストの機能強化
[参加者パネルに招待者リストを表示] 設定を有効にすると、ミーティングの参加者であれば誰でも、すでに参加している人とまだ参加していない人を表示したリストを閲覧できるようになりました。 これまで、参加者の出席状況を見ることができたのは、ホスト、共同ホスト、代替ホストのみでした。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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ウェビナーのリソース
アカウント オーナーと管理者は、ウェビナーのリソースを有効化できるようになりました。そうすることで、Zoom Events のライセンスを持っているウェビナーのホストは、外部リソースのウェビナー出席者のためにリンクを提供できるようになります。 ホストは、ウェビナー終了後に [レポート] でインタラクションの結果を確認できます。 この機能は、2022 年 12 月 21 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、現在は利用できません。 -
チャット メンバーやチャネル メンバーとのミーティングをスケジュール
アカウント オーナーと管理者はユーザーに、チームチャットから直接チャット チャネルのメンバーとのミーティングをスケジュールすることを許可できるようになりました。 正常にスケジュールされると、ミーティングはスケジューラにも、同じ組織に属するユーザーのカレンダーにも追加されます。 ユーザーには招待状をコピーするオプションが付いた通知が届くほか、チャットにミーティング カードとして表示されます。 この機能を使用するためには、チャット メンバー全員のカレンダーを Zoom と連携させる必要があります。現在は、Google カレンダーと Office 365(OAuth 2.0)をサポートしています。 この設定は、アカウント レベルとグループレベルで利用できます。 -
HTML 形式でチャット履歴をダウンロード
チャット履歴レポートからチームチャットのメッセージをダウンロードしたい管理者は、HTML 形式でのダウンロードを選択できるようになりました。その中には、ファイル、画像、絵文字、GIF、オーディオ ファイル、およびコード スニペットが含まれます。 これまでのオプションは、テキストのみの CSV ダウンロードでした。 現時点で、HTML ダウンロードでは一度に 30 日分のデータをダウンロードできます。 -
チームチャット ダッシュボードの機能強化
チームチャット ダッシュボードで、チャットの使用状況や導入状況を一目で確認できるようになりました。 これにより、アカウント オーナーと管理者は、関連のある洞察に満ちた指標を取得して、組織がどのように Zoom Team Chat を使用しているかさらに理解を深めることができます。 データは 24 時間ごとに更新されます。 これまで、チームチャット ダッシュボードは、ユーザーのリストと送信されたメッセージの数のみを提供し、データも 3 日遅れで表示されていました。 この機能は、12 月 21 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、現在は利用できません。 -
予備の支払い方法をサポート
アカウント オーナー、管理者、請求権限を有するカスタムロールを担うユーザーは、メインのクレジット カードが支払いに失敗または支払いを拒否した場合備えて、予備の支払い方法を設定できるようになりました。 これは、メインの支払い方法がクレジット カードで、Zoom アカウントが定期サブスクリプションの場合にのみ設定可能です。 -
ホストにミーティングでの Q&A の有効化を許可
アカウント オーナーまたは管理者は、ミーティングで Q&A 機能を有効化できるようになりました。 この設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで使用できます。 これまでは、 Q&A はウェビナーでのみ利用可能でした -
グループ メンバーへのカスタムの免責事項をサポート
アカウント オーナーまたは管理者は、内部および外部の参加者用のカスタムの免責事項に加えて、グループ メンバー専用の免責事項を作成できるようになりました。 -
ミーティング内チャットに強化されたフォーマットを追加
アカウント オーナーと管理者は、ミーティングの参加者に、ミーティング内チャットのメッセージへの反応を許可できるようになりました。 -
デフォルトのミーティング テンプレート
ミーティング テンプレート機能を使用しているアカウント オーナーと管理者は、デフォルトのテンプレート(ウェブ、スケジューラ、クライアント レベルの設定のサブセットが付属している大規模ミーティング、K-12 クラスルーム、セミナーなど)も有効化できるようになりました。 管理者は、デフォルトのテンプレートをそのまま使用することも、ニーズに応じてカスタマイズすることも可能です。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。 -
アカウント所有権の譲渡を承認する際の認証ステップを追加
アカウント所有権の譲渡を要請する際、オーナーは要請が承認される前に追加認証を求められるようになりました。 -
ユーザーのミーティング中のポリシーに沿った機能の追加
アカウント オーナーおよび管理者は、アカウント上のユーザーが社内外のミーティングに参加する際にアクセスできるミーティングの機能を制限できます。 管理者は、必要に応じて、外部のミーティングのみ、またはユーザーが参加するすべてのミーティングに対して機能を制限できます。 この機能は、法人以外のアカウントの場合、Zoom で有効にする必要があります。 この機能は、デスクトップ クライアント(Windows、macOS、Linux)、モバイルアプリ(iOS、Android)、およびウェブ クライアントでサポートされています。 次の機能の制限が追加されました。- ウェビナーへの参加制限
- 外部ウェビナーのアンケート調査制限
- ミーティング後の URL 制限
- 外部ミーティングのユーザーがライブ文字起こしをブロックされた際の通知
- Zoom カレンダーでのステータス共有制限
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カレンダーの双方向同期のサポート(Office 365)
アカウント オーナーと管理者は、Outlook カレンダーとの双方向同期を有効化できるようになりました。 結果として、Zoom 内外のカレンダーで作成・更新した Zoom のイベントが、すべての連携プラットフォームで常に自動同期されることになります。 この設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで使用できます。 この機能は、個々のミーティング(不定期)またはミーティング シリーズ全体のアップデート分のみサポートします。 これまで、この機能は Google カレンダーのみで利用可能でした。 -
レコーディング用パスコードの埋め込み
アカウント オーナーと管理者は、ワンクリックでレコーディングにアクセスできるように、共有可能なリンクにパスコードを埋め込むオプションを有効化または無効化できるようになりました。 この設定は、アカウント レベル、グループレベル、ユーザーレベルで使用可能で、既存のユーザーに対してはデフォルトで無効になっています。 -
出席者ログ
適切な権限を有するアカウント オーナーと管理者は、新規ユーザーのアクティビティ レポートを使用して、そのアカウントの認証済みユーザーが参加した全ミーティングのレポートを取得できるようになりました。 これは、ユーザーが主催または参加したミーティングが対象です。また、他のアカウントで参加したミーティングのレポートを提供するように設定することも可能です。 レポートには、ユーザーがそのミーティングで何を行ったかという基本的なメタデータが含まれます。 この設定は、アカウント レベルで使用できます。 -
ダッシュボードの機能強化
アカウント オーナーと管理者は、ダッシュボードの [品質設定] セクションにある健全性アラートを、時間および影響がおよぶユーザーの割合に基づいてトリガーするために、しきい値を追加設定できるようになりました。 デフォルトのレベルは Zoom が設定していますが、管理者はその値を変更できます。 -
送信中データに台湾データセンター地域を活用
アカウント オーナーと管理者は、台湾データセンター地域を選択して、ミーティング、ウェビナー、ホワイトボードのデータ送信に使用できます。 さらに両ロールは、ライブ文字起こしのサーバーの場所として台湾を選択することもできます。 この設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで使用できます。 -
ミーティング / ウェビナーおよびコミュニケーション コンテンツ の保管場所としてのスイスのデータセンター
コミュニケーション コンテンツを処理するデータセンターのオプションとして、スイスがリスト入りしました。 アカウント オーナーと管理者は、コミュニケーション コンテンツ の保管場所として、スイスを選択できます。 これらの設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで使用でき、アカウントまたはグループレベルでロックできます。
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ユーザー機能
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ウェビナーのリソース
Zoom Events のライセンスを持っているウェビナーのホストは、出席者向けにリソースリンクを提供できるようになりました。 これにより、ニュースレター登録や詳細ページなどの外部リソースにリンクできるようになります。 ホストは、ウェビナー終了後に [レポート] でインタラクションの結果を確認できます。 この機能は、2022 年 12 月 21 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、現在は利用できません。 -
ミーティングでの Q&A のサポート
ホストは、参加者が質問できるように、ミーティングで Q&A 機能を有効化できるようになりました。参加者の質問は全員が閲覧できますが、回答できるのはホストと共同ホストのみです。 質問は匿名で提出できます。回答は、全員が閲覧できるように公開で送信することも、送信者のみが閲覧できるように非公開で送信することも可能です。 また、ホストは提出された質問に、ライブで回答するというようなマークを付けて、間もなく回答すると参加者に伝えることもできます。 -
レコーディング用パスコードの埋め込み
レコーディングのオーナーは、ワンクリックでレコーディングにアクセスできるように、共有可能なリンクにパスコードを埋め込めるようになりました。 この設定は、既存のユーザーに対してはデフォルトで無効に、新規アカウントに対しては有効になっています。 -
ミーティング内チャット体験の向上
ミーティング ホストは、ミーティングの参加者に、ミーティング内チャットのメッセージへの反応を許可できるようになりました。 -
レコーディング用 IP アドレスのアクセス コントロールに IPv6 をサポート
クラウド レコーディングの IP アドレスのアクセス コントロールを有効にすると、IP アドレス IPv6 で接続するユーザーがレコーディングにアクセスできるようになりました。 -
ウェビナーの Q&A レポートの拡張
ウェビナーの Q&A レポートには、質問に答えたパネリストのメールアドレスも含まれます。 従来は、このレポートには該当する質問をした出席者の名前とメールアドレスしか表示されませんでした。
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デバイス管理
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Zoom デスクトップ クライアントからのコール内コントロール
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーが Zoom Phone 専用ハードウェアのコール内コントロール アクション(コールの発着信など)を Zoom デスクトップ クライアントから実行できるように、この機能を有効化できるようになりました。 -
ホットデスクの機能強化
アカウント オーナーと管理者が、設定した期間の経過後にユーザーを自動的にホットデスク デバイスからサインアウトできるように、さらなるタイムアウト値が追加されました。 -
デバイスリストの機能強化
管理対象デバイスのデバイスリストの機能が強化され、アカウント オーナーと管理者は、Zoom Rooms を実行している Windows コンピュータの OS バージョン(32 ビットまたは 64 ビット)を識別できるようになりました。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- レポートでグループに属するユーザーに、グループの一員になる前に開催されたミーティングの出席者レポートが表示されない問題を解決
- Outlook のアドインでミーティングをスケジュールする際に設定したタイムゾーンが、Zoom ウェブポータルのタイムゾーンと一致しない問題を解決
- イベントに登録する際にタイムゾーンが一致しない問題を解決
- [所定の時間が経過したらユーザーを自動的にサインアウト] が有効になっているユーザーが、アカウントから自動的にサインアウトされない問題を解決
- サブアカウント間を移動したユーザーがクラウド レコーディングにアクセスできない問題を解決
- メールアドレスが .ac.jp で終わるベーシック ユーザーの一部に発生していた、プロフィール ページに「コロナウイルス感染症対応で一時的に 40 分の制限解除」と表示される問題を解決
- クラウド レコーディング レポートにユーザーの旧メールアドレスが表示される問題を解決
- アクティブ ホストレポートが表示されない問題を解決
- CSV ファイルの苗字欄または名前欄が空の場合、CSV 経由でユーザー情報を更新すると、表示名が不正に変更される問題を解決
- ダッシュボードで、すべてのクライアント バージョンが選択されている場合、クライアント プラットフォーム ビューに結果が表示されない問題を解決
- Zoom One エンタープライズ ライセンスを保有する一部のユーザーに発生していた、Zoom API がウェビナーの定員を認識しない問題を解決
- Zoom Room ダッシュボードに Zoom Rooms の現在の状態が表示されない問題を解決
- 「メールドメインがブロックされました(1,107)」というエラーが出て、ユーザーがアカウントをアクティベートできない問題を解決
- 同時開催ミーティング プラス ライセンスをどのサブアカウントにも割り当てられない問題を解決
- [ユーザー管理] で設定した部門への変更が [電話システム管理] に反映されない問題を解決
- サブアカウント リストのレポートを抽出した際、RPS の状態が反映されない問題を解決
- [プロフィール] ページで苗字、名前を変更する際に課せられた漢字制限が、どのプラットフォームでも反映されない問題を解決
- Zoom Rooms デバイスリストが読み込まれない問題を解決
既存の機能の変更
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非アクティブな 10DLC キャンペーンの電話番号の削除
Zoom Phone は、過去 59 日間でメッセージを送信していない 10DLC の電話番号を削除する予定です。 これは、非アクティブな 10DLC 登録番号の料金がアカウントに請求されないように、定期的に実施する予定です。 対象となるアカウントのアカウント オーナーと管理者には、10DLC キャンペーンから削除された、または削除予定の電話番号が記載されたメール通知が届きます。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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Zoom One バンドル用 Zoom Phone の手動プロビジョニング
Zoom One ビジネスプラス、Zoom One エンタープライズ、Zoom One エンタープライズ プラスのアカウントは、Zoom One バンドル用 Zoom Phone の機能を、手動または自動で Zoom One ユーザーに割り当てるか決定できるようになりました。 決定できるのは、Zoom Phone の初期設定中または初期設定後です。 -
SMS におけるチャット エチケット ポリシーのサポート
アカウント オーナーと管理者は、Zoom Phone の SMS メッセージに SMS エチケット ポリシーを適用できるようになりました。 有効になっている場合、ユーザーの SMS メッセージがチャット エチケット ポリシーをトリガーすると、ユーザーに通知されます。 -
Zoom Phone 番号を E.164 形式で表示
アカウント オーナーおよび管理者は、[Zoom Phone 番号を E.164 形式で表示] を有効化または無効化して、Zoom Phone 管理ポータルにおける Zoom Phone 番号のデフォルトの表示形式を指定できるようになりました。 このオプションが無効になっていると、Zoom Phone 番号は地域のアクセス番号の形式で表示されます。 この設定がパーソナル インターフェースにおける Zoom Phone 番号の形式に影響を与えることはありません。 -
PWA 向け Zoom Phone
Zoom Phone の管理者は、電話ライセンスを有する PWA ユーザーが Zoom PWA から電話をかけたり SMS を送信したりできるように、アカウントで PWA 向け Zoom Phone を有効化できるようになりました。 -
Microsoft Teams との間のダイレクト ルーティング
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーが Microsoft Teams インターフェースを使用しながら、引き続き Zoom の数値や追加機能を使用できる設定を有効化できるようになりました。 ダイレクト ルーティングを使用すると、Microsoft Teams との間で通話をルーティングできます。 Microsoft teams との連携を強化するため、以下の管理者機能が強化がされます。- 管理者は Teams ユーザーからの緊急電話をルーティングできるようになります。
- 管理者は Teams で電話をかけられる設定を複数の Zoom Phone ユーザーに対して有効化できるようになります。
- 管理者は、MS Teams 統合でルーティングに使用する地域を選択できるようになります。
- 管理者は Teams ユーザーを自動受付の転送先として追加できるようになります。 また、通話を MS Teams ユーザーのボイスメールに直接転送することも可能です。
- 管理者は、Teams Direct Routing 番号を置き換えられるようになります。
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開始者が退席したらパーソナル カンファレンス コールを終了
アカウント レベルの設定へのアクセス権を有するアカウント オーナーおよび管理者は、開始者がコールから退席したらパーソナル カンファレンス コールを終了するポリシー設定を、有効化または無効化できるようになりました。 開始者とは、最初に他の参加者をそのカンファレンス コールにマージした人物です。 これは、共有回線グループのカンファレンス割り込み機能には影響しません。 複数参加者のカンファレンス コール機能を有していないアカウントは、カンファレンス コールに 1 人以上の開始者が存在するケースが出てきます。 この場合、退出する開始者がマージした参加者のみカンファレンス コールが終了し、それ以外の参加者はカンファレンス コールに留まることになります。 カンファレンス コールは、そのアカウントに有効な Zoom Phone ユーザーが存在する間のみ継続します。 -
自動受付の履歴レポート
パワーパック アドオンを有するアカウント オーナーと管理者は、発信者がどのように自動受付や IVR システムとやり取りしたかについての指標を確認できるようになりました。 指標には、IVR の平均期間や、特定のルーティング先にルーティングされたコールの割合などが含まれています。 -
ユーザー パフォーマンス レポート
パワーパック アドオンを有するアカウント オーナーと管理者は、グループごと、サイトごと、部門ごと、コストセンターごとに、個々のエージェント パフォーマンス指標を確認できるようになりました。 指標には、1 日あたりの平均通話量や、不在着信の割合などが含まれています。 このレポートは、管理者もユーザーも確認できます。 ユーザーがレポートを確認すると、自分のパフォーマンスが表示されます。 また、1 人のユーザーのパフォーマンスをグループ / サイトグループと比較しています。 -
通話終了時の体験に関するフィードバック アンケートの表示
アカウント オーナーと管理者は、各通話終了時に「いいね / いまいち」を使用したアンケートを表示できるようになりました。 参加者が親指ダウンの回答をした場合、その参加者は悪かった点に関する追加情報を提供できます。 この設定は、アカウント レベル、グループレベル、サイトレベル、またはユーザーレベルで変更可能です。 管理者はまた、アンケートをすべての通話に表示するか、通話品質問題が検出された通話にのみ表示するか、選択することもできます。 -
データの保持と保存に関する機能強化
アカウント オーナーと管理者は、財務的および法的コンプライアンス要件に従って、Zoom Phone のデータ保持 / 保存ポリシーを設定できるようになりました。 ユーザー、コールキュー、自動受付、共有回線グループが検出されると、そのデータは以下のように保持されます。- ボイスメールは保持され、[ログ]、[ボイスメール] タブに表示されます。 管理者には、ボイスメールが削除済みの事業体に属していることが通知されます。
- コールログは保持され、[ログ]、[通話] タブに表示されます。管理者には、コールログが削除済みの事業体に属していることが通知されます。
- ユーザーや自動受付を削除しても、ショート メッセージ サービス(SMS)のデータは保持され、[ログ]、[SMS] タブで確認できます。 管理者には、SMS データが削除済みの事業体に属していることが通知されます。
- 管理者は、電話システムの管理者ロールおよび電話サイトの管理者ロールに加えて、コンプライアンス オフィサーのロールの一部として、削除済みのボイスメール、SMS、ログを閲覧できまます。
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パワーパックの発信モニタリング指標の機能強化
パワーパック アドオンを有するアカウント オーナーと管理者は、アクティブな発信コール数をリアルタイムで表示できるようになりました。 また、合計発信コール数は、応答されたコールと未応答のコールという形でも表示できます。 アクティブな発信指標は、ウォールボードでも利用可能です -
サブスクリプション センターの機能強化
アカウント オーナーと管理者は、サブスクリプション センターを使用して次のようなレポートを購読できるようになりました。- アクセス レポート(CSV ファイル)
- コールキューの履歴チャート レポート
- コールキューの履歴詳細レポート(CSV ファイル)
- ユーザー機能権限のレポート(CSV ファイル)
- ユーザー使用状況レポート(CSV ファイル)
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インポートした連絡先の機能強化
管理者が連絡先をアップロードすると、検索バーや電話のダイヤラーを使用して、アップロードされた連絡先を検索できるようになりました。 連絡先の検索は、アップロードされた連絡先の数と同数の連絡先をサポートしています。 これまでは、インポートした連絡先のうち 1,000 件までしか検索できませんでした。
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デバイス
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共用エリアで CQ / AR / SLG / SLA の発信者 ID が使用可能
共用エリアデバイスを、CQ、AR、SLG、SLA のワークフローの一部として、コールの送信に使用できるようになりました。 この場合、共用エリア用に割り当てられた番号を発信者 ID として使用することは、理想的ではありません。 共用エリアデバイスは、CQ、AR、SLG、SLA 番号から発信者 ID を選択できるようになりました。 -
共用エリアデバイスのボイスメールへのアクセス
共用エリアデバイスを、自動受付、共用回線グループ、コールキュー、ユーザーのメンバーとして追加すると、ボイスメール サービスへアクセスできるようになりました。 共用エリアデバイスのユーザーは、メンバーとして追加された際の権限に従ってボイスメールにアクセスし、固定電話からメッセージを聞いたり、転送したり、削除したりできます。 -
サインインしているユーザーの通話履歴のみを表示
アカウント オーナーと管理者は、ホットデスクを備えた共用エリアデバイスに、現在サインインしているユーザーの通話履歴のみが表示されるように、アカウント レベルの設定を有効化できるようになりました。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。 この機能は、次のモデルでサポートされています。- Poly(Soundpoint、Soundstation、Trio、CCX、VVX、Edge-E)
- Yealink - すべての認定固定電話
- Cisco - すべての認定固定電話
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ファームウェアのアップグレード
次のデバイスは、ファームウェアの新しいアップグレードを受け取ります。 デバイスは自動的に再起動してファームウェアがアップグレードされます。-
AudioCodes: 445HD、450HD、C450HD、RX50
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Poly: Trio 8500、Trio 8800
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Yealink: CP920、CP925、T31G、T31P、T33G、T42S、T46S、T48S、T43U、T46U、T48U、T53、T53W、T54W、T57W
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解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- 自動受付のカスタム オーディオ メッセージのボリュームが発信者にとって小さい問題を解決
既存の機能の変更
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[バージョン履歴] を [ボード履歴] へ名称変更
[バージョン履歴] パネルが [ボード履歴] に変更され、ユーザーによる編集の概要が含まれるようになりました。 [ボード履歴] には、ユーザーによる修正(編集、更新、削除、ページの追加など)を含む、現在および以前のバージョンがリストアップされています。 以前のバージョンを復元する機能を実行できるのは、ホワイトボード オーナーのみです
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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組織のテンプレート
アカウント オーナーは、ユーザーが提出した組織のテンプレートの承認、拒否、公開、公開解除、管理を、管理者に許可できるようになりました。 ユーザーは、組織のテンプレートを管理者と共有して承認を得ると、その組織全体で組織のテンプレートを使用できるようになります。
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ユーザー機能
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Slack および Microsoft Teams の通知
ユーザーは、ホワイトボードのコメントでメンションされた際、Slack および Microsoft Teams で通知を受信できるようになりました。 ユーザーは、Slack および Microsoft Teams からその通知へ返信できます。
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ズームレベル 100% におけるキャンバス グリッドの鮮明化
ズームレベルを 100% に設定したときの、ドットのグリッド背景の視認性が向上しました。 -
ラインコネクタにテキストを追加
ユーザーは、ラインまたはラインコネクタを選択し、テキストを入力して追加できるようになりました。 これにより、図形、テキスト、付箋の現在の機能と同等になりました。 -
キャンバス オブジェクトのリアクション
ユーザーは、コンテキスト メニューの絵文字アイコンをクリックして、キャンバス上のオブジェクトに対して反応を返せるようになりました。 -
ホワイトボードのコンテンツに合わせてズーム
ユーザーは、画面上のキャンバス全体を閲覧できるように、画像領域のサイズを変更できるようになりました。 さらに、ユーザーは事前設定されている複数種類のズームレベルを使用して、自分の画面にサイズを合わせることもできます。 -
ホワイトボード ページのアクション
ユーザーはページパネルで、ホワイトボードのページをドラッグすることで並べ替えができるようになりました。 -
ハイパーリンクの追加機能
ユーザーに、ホワイトボードのテキスト オブジェクト内へハイパーリンクを追加するオプションができました。 -
ミーティング外デスクトップ クライアント体験のための [その他] メニューの強化
デスクトップ クライアントでのミーティング外ホワイトボード体験として、[その他] メニューに [フィードバックを残す] と [ヘルプ] のオプションを追加しました。 こうしたオプションは、ウェブポータルを介したミーティング外ホワイトボード体験ではすでに利用可能です。
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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電話機能
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PWA での Zoom Phone のサポート
管理者が許可していれば、ユーザーは PWA を介して Zoom Phone にアクセスできるようになりました。 Zoom Phone ライセンスを有するユーザーは、Zoom PWA から通話を発着信したり、ボイスメールや通話レコーディングにアクセスしたり、SMS メッセージを送信したりできます。
解決済みの問題
既存の機能の変更
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ビデオの文字起こし
アカウント オーナーと管理者は、ビデオ エンゲージメントの文字起こしを有効化または無効化できるようになりました。 有効にすると、文字起こしの表示、ダウンロード、または削除が可能になります。