リリースノート: 2022年12月3日
既存の機能の変更
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シングル セッションのイベントにイベントロビーを追加
シングル セッションのイベントでイベントロビーが使用可能になりました。 ロビーは、シングル セッションのイベントが公開され次第、表示されます。 -
「コミュニティ スタンダード」の名称を「利用ガイドライン」に変更
今まで使用されていた「コミュニティ スタンダード」という名称は、「利用ガイドライン」に変更されました。 -
セッションのロビーチャットの削除とロビーチャットの名称変更
セッションのロビーチャットのフォルダやチャンネル、分析(あらゆるセッションのロビーチャットに関連するもの)が、出席者チャットから削除されました。 さらに、メインのロビーチャットはロビーチャットに名称変更されました。 -
Zoom Events チャットとミーティング チャットの分離
Zoom Events チャットは、ミーティング チャットの設定から独立し、ミーティング チャットを無効にしていても動作するようになりました。 管理者は、Zoom ウェブポータルの新しい [Zoom Events] 設定タブで、Zoom Events チャットのみを無効にすることができます。 これまでは、管理者が ミーティング チャット機能を無効にすると、Zoom Events チャットも無効になっていました。 -
Zoom Events の利用許可国リストに中国を追加
Zoom Events の地理的な可用性が更新され、中国が追加されました。 ホストが公開イベント(アクセス制限なし)を作成し、[アカウントを持たないユーザーの参加を許可] を有効にすると、中国のユーザーはイベントの外部参加者として登録できるようになります。 中国からのユーザーには、メールの受信ボックスにイベント参加リンクが届きます。イベントが出席者に公開されると、そのリンクをクリックしてイベントに参加できます。
新機能と既存機能の強化
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ホストの機能
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Zoom Events のセッション内リソース
ホストは、出席者がファイルをダウンロードしたり、イベントに関する情報を閲覧したりできる、特定のリソース格納場所を管理できるようになりました。 ホストはまた、このセッション内ツールを使用して、ホストのリソースに出席者が注意を向けられるようにリソースリンクを作成したり、イベントの詳細情報を提供したり、他の Zoom Event セッションや Expo に出席者を誘導したりできます。 さらに、ホストはスピーカーが自分のセッションを編集できるようにスピーカーを招待し、スピーカーに割り当てられたセッションに専用のリソースリンクを追加できます。
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イベント設定機能
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特別ロール機能
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特別ロール用ラウンジ
特別ロール用ラウンジとは、イベント開催中に特別ロールを担うユーザー向けのスペースで、イベントを中断することなく追加のコミュニケーションを円滑にしたり支援を得たりするために使用されます。 -
特別ロールを担うユーザー用のセッションとタスク情報の表示
特別ロールを担うユーザーは、割り当てられたセッションのロールと責任を、出席者ポータルで確認できるようになりました。 これまで、特別ロールを担うユーザーは、メールまたはチケットでしか自分のセッションやタスクを確認できませんでした。 -
手話通訳者のサポート
ホストは、[セッション] タブで手話通訳者を割り当てられるようになりました。 手話通訳者の手話言語は、ホストが選択できます。 この機能により、Zoom Events のアクセシビリティが向上します。
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スピーカー ロール機能
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支払いと請求機能
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インドの地理的制限とイベントでのインド向けビジネス情報アラートの機能強化
Zoom Events 作成フローにインドを含めるため、複数の機能を強化しました。 インドの規制要件についてのビジネス情報を入力していないイベント主催者には、Zoom Events プラットフォームがその旨を通知し、ビジネス情報を入力してもらうことで、主催者は簡単にイベント設定を完了できるようになりました。 -
決済トリガー日の更新
有料チケットのチケット登録期限日は、イベント終了日より先の日付けにスケジュールできなくなりました。 これまでは、チケットの登録期限日をイベントの終了日よりかなり先の日付けに設定できたので、スケジュールされたチケットの登録期限日になるまでイベントの決済が遅延することがありました。 -
企業レベルの支払いソリューションに対する変更
Zoom Events のライセンスも所持している Zoom アカウント管理者やアカウント オーナーは、企業レベルで既存の支払いソリューションを変更できるようになりました。 これにより、誤った支払いソリューションが使用された場合や更新が必要な場合に、リンクされた既存の支払いソリューションを更新できます。
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分析機能
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[分析] への [イベントの総出席者] 指標の追加
[分析] の [概要] タブで、[イベントの総出席者] 指標が [一意の出席者アクセス] 指標に代わり、イベントの真の出席者数を反映するようになりました。 また、[分析] の [出席者] タブに [イベントの総出席者] 指標が追加されました。 -
リソースリンクのエンゲージメント指標
ウェビナーのリソースリンク項目に対する出席者のインタラクションについて、以下の指標を追加しました。-
- リソースリンクをクリックした出席者
- リソースリンクがクリックされた時間
- クリックされたリソースリンク
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分析ダッシュボードにツールチップを追加
指標を定義しやすくするために、[概要]、[登録とチケット発行]、[セッション]、[出席者]、[アンケートと投票] の各タブに、ツールチップを追加しました。
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Zoom Meetings / Zoom Webinars 連携機能
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チャット機能
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チャットの行動規範通知
ホストにはデフォルトで行動規範が提供されるようになりました。ホストは行動規範を編集して、チャットやコミュニティのルールをユーザーに伝えることができます。 ホストは、ユーザーが初めてロビーチャットに入る際に、非表示にできるオーバーレイの形で行動規範を表示する機能を有効にできます。 -
チャットにおけるリソースリンク メッセージの追加をサポート
ホストは、イベントの作成時にカスタムのリソースリンク メッセージを作成して、イベントのチャットに表示できるようになりました。 このようなリンクは出席者の行動を促し、リンクをクリックして出席者を外部ウェブサイトへ移動させ、出席者に投票、サインアップ シート、ウェブサイトの閲覧などをしてもらいやすくなります。 -
すべてのライブチャットとユーザーベースのレポートを同時にモニタリング
イベント モデレーターは、ロビーに追加された新しいタブで、すべてのライブチャットとユーザー レポートを閲覧し、モデレーションできるようになりました。 -
イベント コントロールとモデレーションのタブを 1 ページに集約
イベントのコントロールとモデレーションに使用するコントロールを、1 ページに集約しました。 -
2 回以上使用された外部参加者用の参加リンクを記録
同時参加に 2 回以上使用された外部参加者リンクが、指標に記録されるようになりました。 また、同じ外部参加者リンクを使用してイベントに参加したユーザーは、全員イベントから削除されます。
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ネットワーク機能
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Expo 機能
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Expo フロアでのユーザー移動の機能強化
出席者は、Expo フロアマップ、ブース フロアマップをクリック&ドラッグして移動できるようになりました。 出席者がフロアマップをクリック&ドラッグすると、出席者のアバターはユーザーのウィンドウ ビューに追従します。 -
空間ビューの検索
出席者は Expo の空間ビューで検索機能を使用し、Expo フロア内のブースや特定の要素を検索できるようになりました。 これまで、出席者は空間ビューでは検索機能を使用できず、非空間ビューでのみ検索が可能でした。 -
Expo の小型マップのプレビュー
ユーザーは、小型マップ機能を使用して、Expo フロアの小型プレビューをアバタードット インジケーターで表示できるようになりました。 小型マップを使用すると、出席者は画面上で変化を確認しながら、ビューボックスをクリック&ドラッグできます。
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連携機能
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Marketo の登録情報を Zoom Events に送信
イベント主催者やマーケティング担当者は、Marketo のフォームやキャンペーンで取得したイベント登録者を、Zoom Events へ自動的に送信できるようになりました。 -
Marketo と Pardot に登録情報を完全同期
イベント主催者は、イベントの登録受付開始後かつ Marketo または Pardot との連携前に取得した登録データを、同期できるようになりました。 -
イベントの事前登録情報を Marketo と Pardot に同期
事前登録で収集した登録データを、Marketo と Pardot に同期できるようになりました。 -
Pardot のデフォルト フィールドのマッピング
イベント主催者は、Pardot の任意のデフォルト フィールドをマッピングして、Zoom Events のマッピング済みフィールドと同期できるようになりました。 -
Eloqua と Zoom Events の連携
Zoom フィーダー アプリを通じて、Zoom Events の登録者や出席者を Eloqua キャンペーンに追加できるようになりました。
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トラスト&セーフティ
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モデレーション ダッシュボードにフィルタを追加
モデレーション ダッシュボード全体ですべてのカテゴリタイプにフィルタを適用して、さらに使いやすくするとともに、イベント中に報告が多数あってもモデレーターが迅速に対応できるようにしました。
解決済みの問題
既存の機能の変更
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「コミュニティ スタンダード」の名称を「利用ガイドライン」に変更
今まで使用されていた「コミュニティ スタンダード」という名称は、「利用ガイドライン」に変更されました。
解決済みの問題