リリースノート: 2022年11月18日

Zoom IQ（営業向け）のリリースノート

新機能と既存機能の強化

• 管理者機能
  
  • 追加の監査ログ機能のサポート
    アカウント オーナーと管理者は、監査ログにアクセスして、メールとメール設定の変更内容をインポートすることができます。
  • Zoom IQ のコラボレーション ロール
    アカウント オーナーと管理者は、Zoom ユーザーを Zoom IQ のコラボレーション参加者として追加できます。 コラボレーション参加者には、IQ 管理者が規定したとおりに Zoom IQ 機能への制限付きアクセス権限が付与されます。 このロールは任意の Zoom ユーザーに割り当て、有料 Zoom IQ ライセンスを提供することができます。
  • Zoom IQ から CRM へのデータ同期
    アカウント オーナーと管理者は、Zoom IQ の分析結果を HubSpot に反映させることができます。 範囲と権限の変更があるため、Hubspot との再統合が必要です。 従来は、この機能は Salesforce に対してのみ有効でした。
  • CRM データの削除
    CRM と Zoom IQ の統合を解除するとき、管理者は、顧客の連絡先情報、メールアドレス、取引の詳細情報といった既存の CRM データすべてを削除するか保持するかのオプションを選択できます。
  • Salesforce トークンの有効期限通知
    管理者は CRM 統合ページで、割り当てトークンの有効期限の日付と有効性に加え、自分のトークンを更新する必要がある場合は更新ガイドも確認できます。
• ユーザー機能
  • Zoom デスクトップ クライアントでの Zoom IQ サポート
    ユーザーは、Zoom デスクトップ クライアント バージョン 5.12.6 以降から Zoom IQ を使用できます。 ユーザーは、アカウント設定とユーザー / ロール管理機能を除く Zoom IQ の全機能にアクセスできます。 クライアントからインジケーターを直接、表示・購読する機能は、今後のリリースでサポートする予定です。
  • 会話の時短再生オプション
    Cut to the Chase（要点にジャンプ）機能では、営業担当者 1 人だけ、または営業担当者と別のチームメンバーだけが参加している冒頭部分をスキップし、最初の外部参加者が加わった時点からレコーディングの再生を自動的に開始できます。 この機能はデフォルトで有効になっていますが、ユーザーが都合に合わせて随時、無効にすることができます。
  • グローバルおよびカスタムのフィルター拡張機能
    ユーザーは [Analytics（分析）] ページで、自分が分析ポータルを再訪問したとき誘導されるグローバル フィルター グループを保存できるほか、あとで再度読み込んで表示できるフィルター グループを作成できます。
  • 会話再生リストの共有
    ユーザーは再生リストを作成するとき、非公開、アカウント内の全員との共有、特定のチームまたはメンバーとの共有のいずれかに権限を設定できます。
  • すべての会話を参加者別に検索
    ユーザーは外部参加者も含めた通話の参加者を基準にして、すべての会話を検索できます。 対象は、自分が主催したミーティング、自分が出席したミーティングなどです。
  • 会話とクリップをダウンロード
    ユーザーは [Conversations（会話）] ページから会話とクリップ ファイルをダウンロードできます。 従来は、ユーザーはリンクまたはメールを介してのみ、会話やクリップ ファイルを共有できました。
  • 会話の文字起こしの多言語サポート
    ユーザーは言語設定を調整して、文字起こしの言語を設定できます。 現在のサポート対象言語は、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語です。 今回のリリースでは、会話の指標である画面表示テキスト、コールアウト（インジケーター、次のステップ、よい質問など）を以上の追加言語でサポートします。
  • 追加のスマート再生リスト機能
    条件を満たせば、ユーザーはスマート再生リストを作成して、会話から一部のトピック、インジケーター、キーワードを選択的にキャプチャし、再生リストに自動的に追加することができます。 またユーザーは過去の会話の一致検索を実行でき、過去 30 日、90 日、365 日のいずれかを選択できます。
  • 外部参加者に対する取引アクティビティのラベル付け
    [Deals activities（取引アクティビティ）] ページでは、外部参加者と内部参加者が別々の列に表示されるため、ユーザーは両者を比較的簡単に識別できるほか、必要に応じて検索結果のフィルタリングにも活用できます。
  • CRM アカウントへの会話のマッピング
    ユーザーは適切な CRM アカウントに会話を自動的にマッピングできます。 マッピングの基準は、通話の参加者とアカウントの連絡先、または案件と一致した見込み顧客です。

解決済みの問題

• マイナーなバグ修正
• インジケーターの表オブジェクトをクリックすると、詳細分析が適切に計算されなかった問題を解決
• [Conversations（会話）] ページで、代替ホストが主催したミーティングには並べ替えが反映されなかった問題を解決
• 一部のユーザーで、カレンダー連携が失敗し、Zoom IQ では通話をキャプチャできなかった問題を解決
• 一部のユーザーで、[Deals（取引）] ページのタイムラインが未定義状態で表示されていた問題を解決
• [Conversations（会話）] ページで、画面表示テキストの検索に対し、正確な結果が表示されていなかった問題を解決
• [Conversations（会話）] ページと [Deals（取引）] ページでコールアウトを照会したとき、名前とアバターが正しく表示されていなかった問題を解決
• 参加者の名前、メールに基づいて会話が案件にマッピングされていなかった問題を解決