リリースノート: 2022年8月28日
バージョン 5.11.9
新機能と既存機能の強化
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VDI ホストの自動更新機能のサポート
ユーザーは、仮想デスクトップにインストールされている VDI Zoom Meeting クライアントの更新を確認し、新しいリリースが利用可能になり次第更新するオプションがあります。 ユーザーが更新を確認し、新しいリリースが利用可能な場合は、新たな更新に関する情報(リリースノートなど)とその更新プログラムをダウンロードおよびインストールするオプションがユーザーに提供されます。 以前は、ユーザーは VDI Zoom Meeting クライアントの更新を確認したり、更新チャンネルを設定したりできませんでした。 この機能はデフォルトで無効になっており、管理者によるポリシーの有効化が必要です。 -
Logi Dock カメラの HID サポート
ユーザーが Logi Tune アプリをインストールする場合、Zoom Meeting クライアントは Logi Dock カメラのボタンからビデオのミュートを制御できます。
注: Logi Dock カメラの HID サポートでは、Zoom を開始する前にカメラを接続する必要があります。 Logi Dock カメラの HID 機能は、Zoom の実行中にデバイスを接続できる「ホットスワップ」には対応していません。 -
シン クライアントのローカル デバイス選択の保存
ユーザーがリモート デスクトップにアクセスするために 2 台以上のコンピュータを切り替える場合、デスクトップへの接続に使用するコンピュータごとに優先デバイスが保存されます。 ユーザーが選択したデバイスはローカルに保存され、任意の数のコンピュータにより、接続されたデバイスの各基本設定を保存できます。 -
通訳者ロールの有効化
ホストは手話通訳者の通訳者ロールを有効にし、すべてのミーティング / ウェビナー参加者の画面上の決まった場所に通訳者ロールをピン留めできます。 この設定は、アカウント レベルとグループレベルで利用できます。 -
Zoom Phone E911 サービス用所在地のフォールバック モードでの設定
ユーザーが緊急通話サービスを信頼できる場所で使用できない場合(仮想デスクトップがフォールバック モードで使用されている場合)、ユーザーは新しい所在地を入力するか、以前提供した所在地に基づいて位置情報を確認できます。 所在地が提供されていない場合、Zoom Phone で 911 に通報する際に緊急サービスに位置情報が提供されないことが、ユーザーに通知されます。 -
VDI Zoom Meeting クライアント インストーラによる旧バージョンのインストールの拒否
VDI Zoom Meeting インストーラは、既存の Zoom Meeting クライアントがすでにインストールされているかどうか、また以前インストールしたパッケージが新しいバージョンかどうかを検出できます。 ユーザーが VDI Zoom Meeting クライアントの旧バージョンをインストールしようとすると、エラー メッセージが表示されます。 この機能により、ユーザーが誤って旧バージョンにダウングレードしたり、通常の Zoom Meeting クライアントの既存のインストールの上から VDI バージョンをインストールしたりするのを防ぎます。 -
インドネシア語のサポート
Zoom デスクトップ クライアント、Zoom モバイル アプリ、Zoom ウェブポータルは、インドネシア語をサポートするようになりました。
解決済みの問題
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Zoom Phone と HID の同期
以前のリリースで、バーチャル デスクトップの起動時にデバイスがすでに接続されていると、Zoom Phone の HID デバイスが検出されない問題が明らかになりました。 この問題は Zoom Meetings には影響を与えず、解決されました。 -
Logitech のウェブカメラのカメラ ズームイン
Logitech のウェブカメラが画面上部隅にズームインし、ユーザーに焦点が合わないと報告されていた問題を解決しました。 -
ブレイクアウト ルームの音声配信の無効化
ブレイクアウト ルームのホストの音声配信オプションが、VDI では無効にされています。 この機能には VDI プラグインでの追加作業が必要であり、今後のリリースで追加される予定です。 -
注釈のクリアが機能しない
共有セッション中に注釈をクリアするオプションで、加えられた変更が正しく削除されなかった問題を解決しました。 -
ホワイトボードの読み込みの失敗
設定済みの VDI プラグインの場所に基づいて、レジストリ オプションが最適なミーティングの場所を決定する際に、新しいホワイトボードを開くことに関する潜在的な問題を解決しました。 -
ホストが [すべての手を下げる] を使用しても [挙手] が解除されない
ホストが [すべての手を下げる] または [すべてのフィードバックを消去] オプションを使用したときに、挙手が引き続き表示されていた問題を解決しました。 -
イマーシブ ビューに切り替えたときのリアクション サイズの変更
ギャラリー ビューまたはスピーカー ビューで [挙手] などのリアクションを選択し、イマーシブ ビューに変更した際に起きていた問題を解決しました。 イマーシブ ビューに切り替えたあとのリアクションのサイズが正しくないことがありました。 -
イマーシブ シーンで使われる大きな画像ファイルの改善
ビデオサイズが変更する可能性のあるイマーシブ シーンで、大きな画像ファイルが選択された場合の問題を解決するため、変更が行われました。 -
フォーカス モードの開始時に隅の名前タグがない
フォーカス モードに切り替えたあと、ユーザーの名前が左下に表示されなかった問題を解決しました。 -
音声メッセージの表示の改善
音声メッセージのオーディオ コンテンツを見やすくするために、音声メッセージを表示する際のグラフィックが改善されました。 -
古いリリースが新しいリリースの上からインストールされないようにする
VDI Zoom Meeting クライアントの MSI インストーラは、新しいリリースがすでにインストールされていると検出されたときに、古いバージョンがインストールされないように修正されました。 -
AVD を使用している DPI が異なる場合に [ウィンドウを最小化] が正しく機能しない
バーチャル デスクトップ用に設定された DPI が、AVD プラグインがインストールされている場所で使用される DPI と異なる場合、[ウィンドウを最小化] が応答しないという問題が検出され、解決されました。 -
プレゼンターの画面共有を停止したときに画面が黒くなる
Linux プラグインを使用中に複数の参加者とのミーティングをギャラリー ビューで表示していて、Citrix バーチャル デスクトップと Zoom アプリケーションのフルスクリーン モードを組み合わせて使用している場合に、プレゼンテーションを停止すると黒く表示されたウィンドウが正しくクリアされない問題が報告されました。 -
共同ホストの権限を削除したあとに共有画面が表示されない
誤って共有している参加者の共同ホスト権限を削除すると、その参加者に共有セッションが表示されなくなるという状況が修正されました。 -
iGel AVD プラグインとブレイクアウト ルームの使用に関する改善
iGel AVD プラグインを使用している参加者がブレイクアウト ルームに複数回出入りするとプラグインへの接続が失われる問題が確認され、修正されました。
解決済みの問題
解決済みの問題
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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代名詞の表示のサポート
ユーザーの代名詞がアカウント管理者によって有効にされ、ユーザーが直接または SAML マッピングを通じてプロフィールに代名詞を追加した場合、その代名詞は連絡先カード上およびミーティングとウェビナーの表示名の一部として表示されます。 これらの代名詞は参加者リストと、ビデオの下の参加者名の横に表示されるようになります。 -
最大 25 種類のカスタム言語の通訳のサポート
最大 25 種類のカスタム言語の通訳が、ミーティングまたはウェビナー中に使用できます。 以前は、最大 5 種類のカスタム言語のみがサポートされていました。 このオプションは、[デフォルトでの言語通訳の有効化] が有効になっている場合のみ使用できます。 -
ウェビナーでの複数言語と翻訳のサポート
ウェビナーでの複数言語と翻訳がサードパーティのルームシステムでサポートされるようになりました。 Zoom Webinars のホストは翻訳版字幕を有効にして、複数の異なる言語のスピーカーがいるウェビナーをサポートできます。これにより出席者は選択した言語の字幕を表示できるようになります。 さらに、ウェビナーの自動字幕は、これまでサポートされていた唯一の言語である英語以外の言語もサポートします。 以前は、これらの字幕機能は Zoom Meetings でのみ使用できました。 翻訳版字幕機能は現在、Zoom One ビジネスプラスおよび Zoom One エンタープライズ プラスのアカウントでのみ使用できます。
既存の機能の変更
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字幕の機能強化
ルームシステムから参加している参加者は、ホストに通知せずに字幕を有効 / 無効にできるようになりました。 -
参加者のビデオでのミュート ステータスの表示
ビデオ ストリームの表示時に、ミュート ステータス アイコンが参加者名の横に表示されるようになりました。 -
ブレイクアウト ルームの配信チャット メッセージのサポート
ホストがチャット メッセージをすべてのブレイクアウト ルーム宛てに配信すると、ルームシステムからブレイクアウト ルームに参加しているユーザーに通知されるようになりました。
解決済みの問題
- 軽微なバグの修正
- セキュリティ強化
- 参加者にスポットライトが当てられたときに、参加者のウィンドウに誤った名前が表示される問題を解決しました。
- 参加者が受信するビデオ ストリームが SIP/H.323 デバイスで表示されなかった問題を解決しました。
- ルームシステムで BFCP を有効にして画面共有できない問題を解決しました。
- 挙手通知がダイヤル文字列で無効になっていても、ルームシステムのディスプレイで表示されていた問題を解決しました。
既存の機能の変更
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Zoom Room スケジュール表示ディスプレイとの同期
ルームシステムにカレンダー リソースがプロビジョニングされており、Zoom Room スケジュール表示ディスプレイにも同じカレンダー リソースがプロビジョニングされている場合、ユーザーがスケジュール表示ディスプレイを介してチェックインせずルームシステムからミーティングに参加しても、ルームのステータスはチェックイン済みとみなされます。 -
Poly Trio デバイスでのオーディオ ミュートのサポート
プロビジョニングされた Poly Trio デバイスは、Poly Trio と Zoom ミーティング内メニュー間のミュート ステータスの同期をサポートするようになりました。
解決済みの問題
- 軽微なバグの修正
- セキュリティの強化
- プロビジョニングされているルームが共用エリアの Zoom Phone 番号でもプロビジョニングされていると、タイムゾーン設定が同期されなくなる問題を解決しました。
解決済みの問題(Mac ZR のみ)