リリースノート: 2022年6月6日
バージョン 5.10.6
既存の機能の変更
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統計 VDI タブの追加エラー メッセージ
VDI 接続エラー ステータスを示す新規のエラー メッセージを表示できます。 バーチャル チャンネルを開いてプラグインに接続しようとしたとき、問題が検出された場合は、「バーチャル チャンネルが拒否されました」という状況がレポートされます。 このエラーは、Zoom のアプリケーションにバーチャル チャンネルを開く権限が付与されていない場合に発生します。 -
ビデオ メッセージが無効
チャットへのビデオ メッセージ投稿を許容するスタンダード クライアントの新機能は、現時点では VDI クライアントで利用できません。 この機能は無効になっており、今後のリリースで追加される予定です。
新機能と既存機能の強化
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ジェスチャー認識のサポート
アカウント オーナーと管理者は、手を挙げるなどの視覚的な手のジェスチャーに応じて、ミーティングでのリアクションを自動的に表示する、ジェスチャー認識を有効または無効にできます。 この機能では現在、挙手と賛成のリアクションをサポートしています。 この設定は、アカウント レベルとグループレベルで有効化およびロックできます。 この設定はクライアント レベルで無効になっているため、ユーザーがこの機能を使用するには、引き続きオプトインが必要です。 -
ウェブまたは GPO ポリシーによって強制される帯域幅制限を表示
Zoom Meetings クライアントのユーザー インターフェースに表示されたポリシーやルールの目視確認により、クライアントにポリシーを適用するかどうか、どのポリシーを強制するかをユーザーが決定することができます。 [VDI ] タブに新しい情報が表示されます。 帯域幅制限をみると、IP 範囲(ウェブポータル)設定や GPO ポリシーによりポリシーが適用されたかどうかがわかります。 制限基準が IP アドレスになっている場合、VDI プラグインの帯域幅制限も変わる可能性があります。 -
HDX メディア最適化チャンネルに基づく HID リダイレクト
Zoom Meetings クライアントに HID デバイスを割り当てるために、新しい登録キーオプションが追加されました。 Skype for Business プラグインがインストールされているデスクトップにインストールする場合、Skype for Business アプリケーションも実行中かどうかを判断するために、レジストリ エントリで追加確認が使用されます。 Skype for Business が実行中でない場合は、HID をサポートするデバイスに対し、Zoom が HID 機能の割り当てを試みます。
解決済みの問題
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IP アドレスに基づく帯域幅制限をホストとプラグインの両方に適用
バージョン 5.9.6 からは、IP アドレスに基づく帯域幅制限がクライアントの IP アドレスに基づく制限をリクエストする形に変わりました。 このロジックは、VDI に対応し、VDI プラグインの IP アドレスに基づく制限も取り込むように更新されています。 -
Zoom Phone に対応したボリューム調整と識別しやすいトーン
最近、スタンダード クライアントの Zoom Phone に加わった変更が、VDI クライアントや VDI プラグインに追加され、ボリューム調整や識別しやすいリングトーンのサポートができるようになりました。 -
ユーザーがミーティング中に別のカメラを選択しても、カメラのビデオが送信されない
2 台目のカメラに切り替えても、カメラからビデオが正しく送信されないため入力が変更されない、というリリース 5.9.6 の直近の問題が修正されました。 この問題はバージョン 5.9.6、5.10.0、5.10.2 で発生します。 -
ウェビナー参加者に投票用の質問を表示
VDI プラグイン用の設定オプションを使用しているお客様が最寄りの MMR(PingServerFromThinClient)を検索すると、投票用の質問の表示に問題が生じる可能性がある、という問題が解決されました。 -
プラグインのないコンピュータにインストールする場合はホストの場所を使用
VDI Zoom Meetings クライアントをバーチャル デスクトップと物理的デバイスの両方に展開するお客様は、Zoom Phone の位置情報として、物理的コンピュータの場所が使用されるようになりました。 -
圧縮ファイルのサイズを基準にしてログファイルのサイズ制限を適用
未加工データのサイズではなく圧縮データのサイズを基準とするように、ログファイルのサイズ制限のロジックが拡張されました。 -
ギャラリー ビューに対応するよう Zoom Events のロビーを更新
ギャラリー ビューの表示テキストが、Zoom Events のロビーに追加されるとき、スピーカー ビューの表示内容に合わせて「Zoom Events のロビー」が表示されるよう更新されました。 -
イマーシブ ビューでボタンの場所を改善
全画面オプションや終了オプションのボタン領域がボタンの右側にずれていた問題が解決されました。 -
スピーカー ビューへの切り替え後も引き続き参加者のリアクションを表示
ギャラリー ビューからスピーカー ビューに切り替えると、ギャラリー ビューに表示されていた参加者のリアクションが表示されなくなっていました。 この不具合は修正されました。 -
2 設定間の切り替えに合わせてスキントーンを更新
2 種類の設定を切り替えてスキントーンを変更するときの問題が解決されました。 これまでは、リアクションが表示されていない場合、以前のトーンに戻す変更は適用されませんでした。 -
コンテンツが移動されたとき [プレゼンターのポインタをフォロー] のステータスを更新
プレゼンターが、コンテンツにズームインした後で、共有したコンテンツを移動すると、[プレゼンターのポインタをフォロー] オプションの選択が適切に解除されるよう修正が追加されました。 -
最近のリリースのコード スニペットをダウンロードする際の問題
コード スニペットのダウンロードが正しく機能しなかった問題が修正されました。 この問題はバージョン 5.9.6 で導入され、以前は手動でディレクトリの場所を追加することで解決されていました。 今回のリリースで、ディレクトリが自動的に追加されるようになりました。 -
カスタム ビデオフィルタの編集
ウェブでカスタム ビデオフィルタを使用する際の問題が修正されました。 以前は、新しいフィルタを削除したり追加したりした後、一度サインアウトしてサインインし直すと、正しくないオプションが表示されることがありました。 -
Linux で共有オーディオを使用しているときフリーズした共有セッション
[オーディオを共有する] チェック ボックスを選択する(オプションを有効にする)と、共有セッションがフリーズすることがあるという問題が修正されました。 -
Linux VDI プラグイン使用時に USB デバイスをデフォルトで自動選択
USB 接続したオーディオ デバイスを内蔵マイクや内蔵スピーカーの代わりにデフォルトで選択するよう改善されました。 この改善は、ユーザーが複数のオーディオ デバイスを使用できる場合に、HID デバイスなどのヘッドセット デバイスを最優先候補として自動選択できるようにするためのものです。 -
Linux で注釈の矢印の上に表示されるユーザー名を修正
矢印注釈ツールの問題が解決されました。 矢印注釈ツールを選択し、矢印上のユーザー名の表示文字数を増やしたとき、ユーザー名が正しく表示されるようになりました。 -
Linux で、ミーティング中に HID デバイスの接続が切れたとき警告をポップアップ表示
Linux で、ミーティング中に HID デバイスの接続が切れると、警告がポップアップ表示されるようになりました。 ミーティングに参加する前に 2 台の HID デバイスが接続されていた場合は、Linux VDI プラグインを使用しているとき、ミーティング中に一方のデバイスが削除されても、以前は何も表示されませんでした。 -
Linux 向けの Plantronics C-720 Mono デバイスの HID サポート
ミュートとミュート解除の機能の HID サポートで問題が修正されました。 以前は Linux VDI プラグインを使用しているとき、Plantronics C-720 デバイスではミュートやミュート解除が正しく機能しませんでした。 -
Windows VDI プラグインでのミーティング ウィンドウと Citrix 分割画面オプションの不一致
Citrix リモート接続に使用している Windows デバイスに 2 台のディスプレイを接続しているユーザーのために、[分割画面] オプションを使用しているとき、ミーティング ウィンドウとビデオ オーバーレイが揃うよう修正されました。 -
最新の VMware Horizon と M1(ARM)をサポートするため、Mac プラグインを更新
今回の Mac プラグインのリリースは、M1 チップの Mac を使用する際、VMware Horizon クライアントの比較的新しいリリースと連携できるように更新されました。 -
全画面モードとウィンドウ モードの切り替え時に関する改善
VMware プラットフォームと Mac VDI プラグインの組み合わせで、ウィンドウ モードと全画面モードを切り替えると、ビデオが失われることがありましたが、一部最適化されました。 -
Mac プラグインにより HID デバイスで最初の着信通話を検知
デフォルトの HID デバイスで最初の着信通話が検知されない問題があったため、Mac プラグインに変更が加えられました。 -
新しい画面デザインで 新しい Mac M1 モデルを改善
最新の Mac M1 モデルでミーティングのビデオの配置が乱れていた問題が修正されました。