リリースノート: 2022年3月27日
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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グループ管理ポリシー
アカウント オーナーと管理者は、グループ管理を使用して、グループレベルで Zoom Phone のポリシーを設定できます。 ウェブポータルの [電話システム管理] の下にある特定のポリシー設定は、[ユーザー管理] > [グループ] > [Zoom Phone] タブにも表示されます。 これにより、ポリシー設定をよりきめ細かく制御できます。 通常、サイトは場所(サンノゼサイトなど)を反映し、グループは組織(会計グループなど)を反映します。 Zoom Phone グループ管理ポリシーを使用すると、Zoom Phone ユーザーは複数のサイトに属することができますが、グループレベルで設定されたポリシーを継承できます。 これは、スタンドアロン アカウントでは使用できません。 アカウント オーナーと管理者は、グループまたはサイトレベルで、アカウントのポリシー設定をロックすることもできます。 この機能では、ポリシー設定の既存の構成は変更されません。
重要: この機能は 3 月 20 日に表示され、3 月 27 日までに展開が完了します。 3 月 27 日まで待って、グループレベルの Zoom Phone ポリシーを有効にすることをお勧めします。 -
設定検索の機能強化
アカウント オーナーと管理者は、アカウント レベルまたはグループレベルの設定内にあるそれぞれのタブに移動しなくても、Zoom Phone のポリシー設定を検索できるようになりました。 これまでは、検索に Zoom Phone の設定は含まれていませんでした。 -
個人用ボイスメールと個人用ビデオメールのポリシー設定の機能強化
アカウント オーナーと管理者は、個人用ボイスメールと個人用ビデオメールのポリシー設定のメンバーリストにアクセスできるようになりました。 これにより、アクセス権を持つメンバーのリストを表示および管理できるようになります。 管理者はまた、アカウント レベル、グループレベル、サイトレベルでボイスメールをダウンロードまたは削除するユーザーの機能を制御することもできます。 これまでは、ユーザーレベルでのみ使用できる機能でした。
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電話ユーザーに自動通話レコーディングの一時停止 / 再開を許可
アカウント オーナーと管理者は、自動通話レコーディングの対象となる通話キューのユーザーとメンバーに、自動通話レコーディングの一時停止と再開を許可できるようになりました。 この設定は、アカウント、グループ、サイト、ユーザー、通話キューの各レベルで使用できます。 -
レコーディング中であることを知らせるサイドトーン
アカウント オーナーと管理者は、サイドトーンのビープ音を有効にして、自動通話レコーディングの対象になったとき、またはアドホック通話レコーディングを開始したときに、レコーディングが進行中であることをレコーディングされているユーザーに通知できます。 管理者は、必要に応じてビープ音の間隔とビープ音の音量を構成できます。 なお、このトーンはレコーディングされているユーザにのみ聞こえ、レコーディングが進行中であることをすべての通話参加者に通知することを意図したものではありません。 この機能は、Zoom で有効にする必要があります。 -
国際通話ポリシー設定のきめ細かな国別管理
アカウント オーナーと管理者は、アカウント レベルとグループレベルのポリシー設定を変更して、ユーザーが国際通話できる国を管理できるようになりました。 この「国際」とは、国内通話プランに設定した国以外の国を指します。 これまでは、サイトレベルとユーザーレベルでのみ使用できる設定でした。 -
パーソナル オーディオ ライブラリー ポリシー設定のきめ細かな制御
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーがボイスメール応答メッセージ、保留音、またはその両方をカスタマイズ可能どうか、管理できるようになりました。 この設定は、アカウント、グループ、ユーザーの各レベルで使用できます。 管理者はこれまで、ボイスメール応答メッセージと保留音を同時に有効または無効にすることしかできませんでした。 -
共用エリア電話機の自動通話レコーディングのサポートアカウント オーナーと管理者は、共用エリア電話機の自動通話レコーディングを有効化できるようになりました。 この機能には、従量制、無制限、またはプロライセンスが必要です。
新機能と既存機能の強化
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デバイス管理機能
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Zoom Phone 専用ハードウェアのホットデスクの機能強化
アカウント オーナーと管理者は、カレンダー リソースを Zoom Phone 専用ハードウェアに割り当てることができるようになりました。 また、専用ハードウェアがフロアマップ上にワークスペースとして表示されるように、場所を割り当てることもできます。 この機能には、4 月にリリースされる予定の Zoom Phone 専用ハードウェア 5.10.0 クライアントが必要です。 -
デバイスリストのランディング ページに IP 電話デバイスを一覧表示
デバイスリストのランディング ページに電話デバイスが一覧表示されるようになり、アカウント オーナーと管理者にとって管理されているデバイスの可視性が向上しました。 管理者は、Zoom IP 電話やデバイスなど、Zoom サービスに紐付いているすべてのデバイスの完全なリストを表示できるようになりました。 これにより管理者は、たとえばベンダーやオペレーティング システムなどをフィルタリングするタスクを、どのデバイスでも完全なビューで実行できます。 完全なリストを表示するためには、管理者は Zoom Rooms と Zoom Phone の両方の表示権限が必要です。
解決済みの問題
既存の機能の変更
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代替ホストがミーティング投票を編集できるようにする設定
代替ホストがミーティング投票を編集できるようにする機能が、Zoom ウェブポータルのアカウント、グループ、ユーザーレベルで設定できるようになりました。 有効にすると、ミーティングのホストは代替ホストに投票の追加または編集を許可できます。 ウェブポータルを起動するミーティング内オプションが追加表示されるので、ミーティングの代替ホストはそこで投票を追加したり編集したりします。 これまでこの設定は、すべてのユーザーで有効でした。
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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バックグラウンドでサービスとしての自動実行をサポート
管理者は、AD 同期ツールをバックグラウンドでサービスとして実行するかどうかを選択できるようになりました。 -
ツールに追加されたヘルプとバージョンコマンド
管理者は、次のコマンドを使用してツールを実行し、AD 同期ツールのヘルプとバージョン情報を出力できます。- -h または -help: ヘルプ情報を表示します。
- -v または -version: バージョン情報を表示します。