リリースノート: 2022年3月13日
既存の機能の変更
-
デバッグログのファイル転送を無効にする新しいレジストリ オプション
リモート クライアントからデバッグログを取得する Zoom VDI ツールの機能を無効にできる、レジストリキーを追加しました。 外部からのファイル転送を拒否または制限したいお客様は、このレジストリ オプションを使用してその転送オプションを無効化できます。 ファイル転送を無効にするレジストリキーを追加すると、Zoom VDI ツールはリモート クライアントからデバッグログを取得できなくなります。 この設定は、初期構成の HKLM 構成として追加可能で、トラブルシューティングでログを取得するために特定のデバッグ要件が必要な場合に、オプションで特定のユーザーに HKCU として入力して、一般設定をオーバーライドすることができます。 -
出席者のリアクション
今回のリリースの Zoom VDI ミーティング クライアントには、プレゼンテーション中に出席者のリアクションを表示できる、新しい Zoom Webinars 機能のサポートが含まれています。 VDI クライアントの場合、この機能は、ユーザーのミーティングの下側の端に沿って横一列にリアクションを表示する機能、または一般ビューからリアクションを非表示にする機能に制限されています。 -
ブレイクアウト ルーム
今回のリリースの VDI クライアントでは、既存のルームが開いている間に、管理者がルームの作成、削除、および名前変更する機能を有効にできるような、ブレイクアウト ルームとの互換性を提供しています。
新機能と既存機能の強化
-
7x7 ギャラリー ビューのサポート
ユーザーは、Zoom VDI クライアントのビデオ設定で、表示する最大参加者数をギャラリー ビューの画面ごとに 25 人または 49 人に設定できるようになりました。 最大参加者数 49 人というオプションは、追加のビデオ ストリームを表示できるマシンを使用しているユーザーに対してのみ有効になります。 -
並行(同時)ミーティングのサポート
ユーザーは、2 つ目のミーティングに参加できるようになりました。 最初のミーティングでは VDI プラグインを使用してメディアの負荷を軽減します。 2 つ目のミーティングでは、フォールバック モードを使用します。 この機能は、あらゆる VDI プラットフォーム(Citrix、VMware、Azure Virtual Desktop)とプラグインでサポートされています。 -
ロック時のミーティング一時停止
ワークステーションがユーザーまたは自動タイマーによってロックされたり、VDI セッションが切断されたりすると、Zoom Meeting のオーディオとビデオはミュートされて一時停止するようになりました。 ユーザーが短時間(たとえば 30 秒程度)でワークステーションのロックを解除すると、ミーティングのオーディオとビデオは以前の状態に戻ります。 -
ミーティングと電話用のシン クライアントで画面のロックを防止
すべてのシン クライアント、または仮想デスクトップに接続するために使用する任意のコンピュータは、アクティブな Zoom Meeting または Zoom Phone セッション中にスリープモード、スクリーン セーバーまたは画面ロック モードに切り替わらないようになりました。 -
インストール パッケージに macOS のアンインストーラーを追加
macOS アンインストーラーが、ユーザーのローカル macOS ファイル システムにインストールされるようになりました。 これにより、ユーザーまたは管理者は、アンインストール用のアプリケーションを求めてパッケージをダウンロード・解凍しなくても、VDI プラグインをアンインストールできるようになります。 -
[概要] ダイアログに VDI ツールのバージョン番号を追加
ユーザーは、[概要] ダイアログ ボックスで、インストールした VDI ツールのバージョン番号を表示できるようになりました。 -
Mac インストーラを .pkg ファイルに変更
アンインストーラが必要な場合は、[ファインダー] で /Applications/ZoomVDIUninstaller.app に移動し、ファイルをダブルクリックしてください。 または、ターミナル上で次のコマンドを実行してください(
sudo /Applications/ZoomVDIUninstaller.app/Contents/MacOS/ZoomVDIUninstaller --silent)。
解決済みの問題
今回のリリースでは、以前のリリースで報告を受けた問題に対処するために、以下の変更を追加しました。
-
共有セッションの表示中に参加者を 4 人以上表示するようサポート
以前のリリースの VDI クライアントでは、共有セッション中に表示できる参加者は最大 4 人でした。 この制限が解除され、追加のビデオ ストリーム配信をサポートできるエンドポイントでは、最大 25 人の参加者を表示できるようになりました。 -
Azure Virtual Desktop の共有セッションの改善
Azure Virtual Desktop(AVD)で画面共有機能を使用すると、Zoom アプリケーションのフローティング ウィンドウが黒く表示される問題を解決しました。 -
フォールバック モード 4 の修正
以前のセッションでプラグインが検出された場合、フォールバック モード 4 が期待とは異なる動作を示していた問題を修正しました。 -
Macintosh で新しい HID デバイスへ切り替えた後の Zoom のミュート状態を更新
Macintosh で新しい HID デバイスが選択されたときに Zoom のミュート状態が更新されず、HID ボタンを使用して着信を受け入れてミュートを解除していた問題を修正しました。 -
Zoom Phone の転送操作の修正
チャンネル モード使用時の Citrix およびメディア リダイレクトに特有の、Zoom Phone の転送操作が成功した後に誤って表示されていたエラーを修正しました。 -
Zoom Phone の着信音の修正
Zoom Phone に特有の、VMware と Macintosh でチャンネル モードを使用すると、通話グループのすべてのメンバーに対して着信音が再生されなかった状態を修正しました。 -
ブレイクアウト ルームに参加した際の誤ったオーディオのミュート状態
クライアントを常にミュートしてミーティングに参加するように構成したユーザーのブレイクアウト ルームに参加すると、ミュート状態が誤ってミュート解除に切り替えられていました。 -
OBS 仮想カメラ
Macintosh 用 OBS 仮想カメラ プラグインをサポートするために変更を加えました。 -
Zoom Phone のエンドツーエンド暗号化(EE2E)の修正
ダイレクト モードの Citrix および Windows を使用した Zoom Phone の、自動エンドツーエンド暗号化の問題に対処するために変更を加えました。 -
ミーティング中のウィンドウ画面共有サイズの動的変更
ミーティング中に画面を共有する際のウィンドウのサイズを構成するオプションを変更できるように変更を加えました。 以前は、設定の変更は次のミーティングまで適用されませんでした。 -
Stratodesk NoTouchOS 付き Pulseaudio のサポートの改善
構成設定の違いに対処するため、Stratodesk NoTouchOS を考慮に入れた変更を加えました。 以前のリリースの Zoom VDI は、Pulseaudio を使用する代わりに ALSA に切り替え、この制限に対処するために NoTouch 構成ファイルを編集しなければなりませんでした。 今回のリリースで、構成を編集せずに NoTouchOS プラットフォーム用に Pulseaudio を初期化できるように問題を解決しています。 -
Macintosh および VMware のウィンドウ更新の改善
全画面モードを急速に開始したり終了したりすると、ビデオ表示が失われる可能性があることがわかりました。 変更を加えてこの問題を解決しました。 -
下位互換性を保つために Azure Virtual Desktop と Linux を機能強化
Linux AVD プラグインの以前のバージョンを使用する際に発生していた、Linux プラグインの問題と Microsoft の AVD プラットフォームの問題を修正しました。 -
Dell 5070 向けにスマート バーチャル背景を改善
Dell 5070 デバイス用の GPU アクセラレーションを追加しました。 -
イマーシブ ビューを使用する場合は透かしを非表示
イマーシブ ビューを使用する際に透かしをきちんと非表示にするために、表示上の些細なバグを修正しました。 -
Macintosh および VMware インターフェイスの修正
タイトルバーのサイズが、VMware および Macintosh プラグインのダイアログ表示に誤って影響を与える可能性があるインスタンスを修正しました。 -
Macintosh および VMware を使用した複数モニターの数量変更に対する更新
アクティブなミーティング中に VMware セッションで使用するために選択したモニターの数が減ったときに、ビデオがシフトした状態で複数のモニターを使用するユーザーへの改善を実施しました。 -
Zoom Phone の修正
ネットワークをイーサネットから Wi-Fi に変更する際に表示する IP アドレスを修正しました。 -
Macintosh で最小化する際の動作を VMware に追従
セッションが最小化されたときに Macintosh ウィンドウがメインの VMware デスクトップ ウィンドウに追従しなかった問題を修正しました。 -
表示名を使用するための修正
ユーザーの表示名が Windows の固有 ID に置き換えられる(と報告があった)問題への調査を、標準クライアントと VDI クライアントの両方で修正しました。 -
通訳リレー
言語通訳者が別の通訳者のチャンネルを聞いて翻訳できる新機能を、VDI クライアントに追加しました。 -
Linux のグリーンバックのカラー選択場所
グリーンバックの色を選択するオプションの領域が Linux プラットフォームで誤っていた問題を修正しました。 -
Zoom Phone ボイスメールのオーディオ出力選択を変更する際の更新
ボイスメール メッセージを再生するときに、オーディオ出力を新しいデバイスに正しく変更できるように変更を加えました。 -
Linux 用 Zoom Phone の更新
Linux プラットフォームの Zoom Phone 用パブリック IP アドレスを決定する更新プログラムを、今回のリリースに追加しました。 -
Sennheiser S30 の HID サポート
Sennheiser S30 の着信を受け入れる HID 機能に一貫性のない動作が見つかり、改善しました。
既存の機能の変更
-
[公開] ボタン、[再公開] ボタン、[保存] ボタン
ホストと(編集権限を持つ)共同編集者は、イベント作成フローの [公開] ボタンと [保存] ボタンを使用して、イベント コンテンツを発行または更新したり、変更を保存したりできるようになりました。 [公開] ボタンをクリックすると、イベントの更新がライブで公開されます。 [保存] ボタンをクリックすると、更新されたコンテンツは保存されますが、イベントの詳細ページやロビーにアクセスしているユーザーにはそのコンテンツが表示されません。 [再公開] ボタンをクリックすると、更新されたコンテンツが保存され、登録者と出席者に表示されます。 -
Expo での [公開] ボタンと [保存] ボタンのサポート
ホストと(編集権限を持つ)共同編集者は、Expo 作成フローの [公開] ボタンや [保存] ボタンを使用して、Expo を公開したり、あるいは変更を公開せずに保存したりできるようになりました。 [公開] ボタンをクリックすると、Expo の更新がライブで公開されます。 [保存] ボタンをクリックすると、更新されたコンテンツは保存されますが、出席者にはそのコンテンツが表示されません。 -
デフォルトのデータ共有とカスタム登録のアンケートとマーケティングのオプトイン
ホストは、特定のカスタム登録のアンケートを義務化できるようになりました。 出席者は、ホストのプライバシー ポリシー(提供されている場合)に同意し、登録情報をホストと共有する必要があります。 ホストおよびスポンサーからのマーケティング報告の受領を希望する出席者は、登録プロセス中にオプトインするよう求められます。 カスタム登録のアンケートを設定していなくても、ホストはプライバシー ポリシーを提供できます。
注: 出席者にとって、マーケティングのオプトインは常にオプションとなります。 -
データ共有レポートの義務化
ホストは、特定のカスタム登録のアンケートを義務化できるようになりました。 出席者の連絡先情報と登録のアンケートに対する回答は、常にホストと共有されます。 ホストは、新しいマーケティングのオプトイン列を参照することで、出席者のマーケティングのオプトイン設定も受け取ります。 このような変更は、登録者レポート、セッションへの出席、およびスポンサーによる Expo への出席レポートに適用されます。
新機能と既存機能の強化
-
一般的な機能
-
カンファレンス ロビーの [発言者] タブ
出席者は、カンファレンス イベントのロビーにある [発言者] タブから、発言者についての情報へ簡単にアクセスできるようになりました。 [発言者] タブで発言者の画像の上にマウス ポインターを置くと、出席者は発言者のセッションをブックマークしたり、セッションの詳細を表示したり、発言者が関連付けられているすべてのセッションを表示したりできます。
-
ホストの機能
-
Expo 企画実行者向けチュートリアル
初めてホストに挑戦する人のために Expo 企画実行者向けの入門書、製品内チュートリアルを用意しました。 製品内チュートリアルでは、Expo 企画実行者ツールの機能と特徴一式を紹介します。 -
カスタム登録のアンケートに複数のプライバシー ポリシーを追加
ホストは、イベント作成フローのカスタム登録のアンケートに、最大 3 つのプライバシー ポリシーを追加できるようになりました。
-
ハブ機能
-
ハブの可視性の設定
ハブオーナーとハブ マネージャーは、[設定] ページで、イベントの詳細ページと出席者のハブ一覧ビューからハブのリンクを非表示にすることで、ハブを非表示にすることができるようになりました。
-
チケット発券機能
-
有料または無料のイベントを公開した後にチケットの詳細を編集
単発のセッション イベント / シリーズ化イベントまたはカンファレンス イベントが公開された後、すでに登録者が存在する場合でも、ホストは公開されたイベント チケットの詳細を編集できるようになりました。 [数]、[チケット名]、[説明]、[登録の開始 / 終了] フィールドは編集可能で、更新するとその後の登録に適用されます。 さらに、ホストは外部参加者リストに追加したり、リストから削除したりできます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- イベント フローの作成全体にわたって見受けられた、設計のアライメントとレイアウトに矛盾があった問題を解決しました。
- Expo のセットアップおよび構成プロセス全体でホストの体験を向上させるために、Expo の問題を解決しました。
新機能と既存機能の強化
-
チケット発券機能
-
有料または無料のイベントを公開した後にチケットの詳細を編集
単発のセッション イベント / シリーズ化イベントが公開された後、すでに登録者が存在する場合でも、ホストはイベント チケットの詳細を編集できるようになりました。 [数]、[チケット名]、[説明]、[登録の開始 / 終了] フィールドは編集可能で、更新するとその後の登録に適用されます。 さらに、ホストは外部参加者リストに追加したり、リストから削除したりできます。
解決済みの問題
解決済みの問題
- GSuite アドオンで Zoom Meeting を作成する際、ユーザーに「カンファレンスの作成に失敗しました」というエラー メッセージが表示される問題を解決しました
既存の機能の変更
-
ウクライナのホストに対する 40 分の制限を一時的に免除
無料アカウントを持っているウクライナのホストは、40 分の制限なしに Zoom を使用してミーティングを主催することができます。
解決済みの問題