リリースノート: 2022年2月27日
既存の機能の変更
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代替ホストはアカウント単位、グループ単位、ユーザー単位で有効なミーティング投票設定を編集できます
アカウント オーナーと管理者は設定を有効または無効にし、代替ホストにミーティング中やウェビナー中の投票の作成・編集・ダウンロードを許可できます。 この設定はアカウント単位、グループ単位、ユーザー単位で使用でき、アカウント単位またはグループ単位でロックできます。 これまでこの設定は、すべてのユーザーで有効でした。 -
ミーティング コネクタ、クラウド レコーディング コネクタ、バーチャル ルームコネクタを使用するには、Zoom で有効にする必要があります
ミーティング コネクタ、クラウド レコーディング コネクタ、バーチャル ルーム コネクタのダウンロード ファイルは、デフォルトでは Zoom の新規のお客様全員と現在コネクタを展開していない既存のお客様全員で無効です。 以上の機能のいずれかを展開しようとお考えのお客様は、有効にする手続きを Zoom にご依頼ください。 すでに展開済みの既存のお客様は、この変更の影響を受けません。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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オーディオ カンファレンスのアジア データセンター地域における電話オーディオ ブリッジのサポート
アカウント オーナーと管理者は、ミーティングでほとんどの参加者が電話を受発信する地域を決定するとき、アジアを選択できます。 選択を正確に行うと、通話の遅延を削減し、通話の品質を向上できます。 この設定はアカウント単位、グループ単位、ユーザー単位で使用でき、アカウント単位またはグループ単位でロックできます。 -
ミーティングまたはウェビナー終了後のサードパーティのアンケート リンクを有効または無効に設定
アカウント オーナーと管理者は、アカウント レベルごとにミーティングやウェビナーでサードパーティのアンケート リンクを有効または無効にすることができます。 -
ミーティングまたはウェビナーの説明を隠す機能を有効または無効に設定
アカウント オーナーと管理者は、新規のミーティングやウェビナーの説明、現在予定されているミーティングやウェビナーの説明を非表示にすることを選択できます。 この設定は、アカウント レベルで使用できます。 この設定を有効にすると、ミーティングやウェビナーの説明は次のページで非表示になります。- ミーティングやウェビナーのスケジュール
- テンプレートでミーティングやウェビナーをスケジュール
- ミーティングやウェビナーを編集
- イベントの詳細
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ダッシュボードの Zoom Webinars 統計機能の拡張機能
アカウント オーナーと管理者は、ダッシュボードの総合使用状況の統計に、設定した日付範囲内のウェビナーの合計ミーティング分数を表示できます。
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ユーザー機能
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必須の更新で表示されたエラーコード
ユーザーが現在使用しているバージョンが比較的古く、参加しようとしたミーティングで使用されている機能との互換性がない場合、エラーコードと一緒に「更新が必要」というメッセージが表示されます。 たとえばホストが待機室で二者間の双方向チャットを有効にすると、5.8.0 以降のバージョンが必要になり、ユーザーに「更新が必要」というメッセージと一緒に、トラブルシューティングの参考になるエラーコードが表示されます。 機能に変更はなく、メッセージ内にエラーコードが追加される点のみ異なります。 -
[主催するミーティングでデスクトップ画面共有を無効にする] 設定の UI 説明の更新
Zoom ウェブポータルで、ウェブポータル経由で参加するユーザーには [主催するミーティングでデスクトップ画面共有を無効にする] 設定が適用されない可能性があることを明示するため、同オプションの説明を更新しました。 ブラウザ制限があるため、この機能はウェブ クライアントのサポート対象外です。 機能に変更はありません。 -
ウェブポータルから開始されたミーティングやウェビナーは新規タブで起動
ホストが Zoom ウェブポータルからミーティングやウェビナー、ウェビナーの練習のセッションを開始すると、セッションがブラウザの新規タブで起動します。 このためホストはパネリスト用参加リンクにアクセスする、投票を編集するなどの調整をより簡単に実行できます。 -
トラスト フォームの拡張機能
[何かお困りですか?] の下にある [アカウントの乗っ取りや不正侵入を報告する] オプションの名前がアカウントの乗っ取りを報告するためのものだと明示するため、同オプションの名前を [アカウントの乗っ取りを報告する] に変更しました。 さらに [著作権または商標の侵害] レポート オプションを [何かお困りですか?] の下に移動しました。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- 前回のログイン バージョンが正しくなかった旨がダッシュボードに表示される問題を解決しました
- 一部のユーザーで Zoom Webinars の [登録] リンクが機能しなかった問題を解決しました
- 特定の設定ではハイフンを含むドメインを追加すると、エラーが発生していた問題を解決しました
- カスタマイズされた質問をドロップダウン リストの形で表示するオプションがないというウェビナー テンプレートの問題を解決しました
新機能と既存機能の強化
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一般的な機能
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[Zoom のプレゼンス状態] の変更
Zoom PWA でユーザーのプレゼンス状態をユーザーが調整できます。 -
[ホストより前に参加する] 待機画面に [退出] オプションを追加
ウェブ クライアントのユーザーがホストより先にミーティングやウェビナーに参加したとき、ブラウザを閉じず、開いたままで退出できる [退出] ボタンをクリックできるようになりました。このためホスト アカウントのアカウント オーナーと管理者は、レポート目的で訪問ステータスを表示できるようになりました。
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ミーティングとウェビナーの機能
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Chrome OS で PWA を自動的に起動
管理者がこの設定を有効にしている場合、参加リンクをクリックしたユーザーは、間もなく廃止予定の Zoom for Chrome OS アプリではなく PWA に誘導されます。ただし事前に Zoom が該当するアカウントでこの機能を有効にする必要があります。 -
フリーズしたビデオに対応した機能拡張
いくつかの Windows デバイスとの互換性を高めるため、ミーティング中に参加者のビデオがフリーズし、使用できないとき、ウェブ クライアントが自動的にページを更新できるようにしました。これで参加者のビデオの問題が解決される可能性があります。 このような状況が発生する前に警告が表示され、ミーティング内コントロールで無効にすることができます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- セキュリティ強化
- 一部のユーザーに「ミーティングは始まっていません」メッセージが誤って表示されていた問題が、解決されました
解決済みの問題
既存の機能の変更
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コールキュー ピックアップ コードの要件
コールキュー ピックアップ コードの先頭文字に「0」は使用できません。 以上は既存の要件に追加されています。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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プロバイダー切り替え
Zoom マーケットプレイスにアプリを出品している電話の通信事業者は、Zoom Phone ウェブポータルと統合されています。 アカウント オーナーと管理者は、これらの通信事業者から番号を購入し、Zoom Phone と統合することができます。
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通話レコーディングの保持
アカウント オーナーや管理者は、削除されたユーザーやコールキュー、共用エリア電話機の通話レコーディングを表示できます。 前回のリリースまでは、ユーザーまたはコールキューが削除されたとき、関連するレコーディングも自動的に削除されていました。 管理者はこれらのレコーディングをレコーディング ログで表示できます。 削除された内線のレコーディングには、削除された日付のラベルが付きます。 以前に削除されていたユーザー、コールキュー、共通エリアは、今回のリリースの対象外です。 -
コールキューのコールや緊急通話のレコーディング機能を拡大
アカウント オーナーや管理者は、通話が並行して公共安全応答ポイント(PSAP)にもルーティングされている場合、社内保安チームのコールキューに緊急通話を自動レコーディングするよう設定できます。
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デバイス
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ファームウェアのアップグレード
サポート対象の Cisco デバイスすべてが、ファームウェアのアップグレードを受け取り、自動的に再起動して、最新ファームウェアになります。 -
共用エリア電話機のライセンスが各種ルームに対応
アカウント オーナーや管理者は、Zoom Phone の共通エリア電話機のライセンスを Zoom Rooms と Cisco または Polycom のルームに割り当てることができます。 このパッケージが割り当てられると、以後は直通番号などの追加のオプションやアドオンが利用可能になります。 -
Zoom Phone HaaS デバイスをサポート
Zoom Phone Hardware as a Service(HaaS)がサポートするデバイスは、次のとおりです。-
- Poly Edge B20
- Yealink W76P、T58W、CP965、EXP43
- Zoom Phone 専用ハードウェア: Yealink MP54、MP56
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アナログ電話アダプタ(ATA)デバイスのプロビジョニングを通知
アナログ電話アダプタ(ATA)の初回設定時にアカウント オーナーと管理者には、ATA に内線を 1 件以上割り当てるまで ATA がオンライン ステータスに表示されないという通知メッセージが届きます。 -
Poly 社 Edge B シリーズのゼロタッチ プロビジョニング
Poly 社 Edge B IP 電話シリーズの B10、B20、B30 でゼロタッチ プロビジョニングを利用できるようになり、これらのデバイスをより迅速かつより合理的にオンボーディングできます。 -
AudioCodes 社の ATA を利用したプロビジョニング URL
工場出荷時の初期状態にリセットするなど、支援付きプロビジョニング設定が必要な状況では、AudioCodes MP ウェブポータルのアナログ電話アダプタ(ATA)のプロビジョニング手順に含まれるダイアログで、新しいプロビジョニング URL を利用できます。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- 一部の電話番号をブロックできなかった問題を解決
- 転送通話に適用されるブロックリストが制限されていた問題を解決