Zoom Sessions における制作スタジオの使用

Zoom Sessions イベントの制作スタジオを使用すると、ホストは出席者が表示するコンテンツをカスタマイズできます。 またホストは、レイアウトをカスタマイズすることも、ビデオに境界線を追加することも、ビデオの縦横比を調整することも、セッション内のあらゆるブランディング機能をカスタマイズすることもできます。

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詳細情報については、「Managing the Session tab for single-session events(英語)」をご覧ください。

この記事では、次の項目について説明します。

Zoom Sessions の制作スタジオでシーンをカスタマイズするための前提条件

ホスト

出席者

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Zoom Sessions における制作スタジオのベスト プラクティス

制作スタジオでアクティブ スピーカーを使用する際の制限事項

ビデオソースとしての [アクティブ スピーカー] とは、発言する参加者に応じてビデオタイル上に表示される参加者が変わることを指しています。 制作スタジオでビデオソースとして [アクティブ スピーカー] を使用すると、次の制限事項が適用されます。

プロデューサーが前述の手順 / オプションを利用しない場合、プロデューサーがアクティブ スピーカーに設定されていても、引き続き出席者には直近のアクティブ スピーカーが表示されます。 この場合、プロデューサーの音声を聞くことはできますが、ビデオは表示されません。

これらの制限事項はプロデューサーがスピーカーであり、シーンにソースとしてアクティブ スピーカーが設定されている場合にのみ適用されます。

Zoom Sessions で制作スタジオにアクセスする方法

: ホスト / プロデューサーのデバイスが制作スタジオの指定ハードウェア要件を満たしていない場合、ハードウェア要件に関する情報が記載された警告メッセージが表示されます。 このメッセージは Zoom Events プラットフォームと Zoom ウェブポータルで表示されます。

  1. Zoom Sessions イベントを作成するか、予定されているイベントを編集して、イベント設定にアクセスします。
  2. イベント作成フローのナビゲーション メニューで、[イベント コンテンツ]、[セッション] の順にクリックします。
  3. [セッション内ブランディング] タブをクリックします。
  4. [制作スタジオ] で [制作スタジオを開く] をクリックします。

Zoom Sessions における制作スタジオを理解する

Zoom Sessions イベント設定で制作スタジオにアクセスすると、以下の要素が表示されます。

制作スタジオでシーンをカスタマイズする方法

  1. Zoom Sessions で制作スタジオにアクセスします。
  2. 左上にある [シーンの追加] をクリックします。
    シーンが左パネルのシーンリストに表示されます。
  3. 右側のパネルで、次の情報をカスタマイズします。
  4. [保存] をクリックします。

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シーンリストからその他のアクションを使用する

シーンを複製する

  1. Zoom Sessions で制作スタジオにアクセスします。
  2. 左パネルのシーンリストで、管理したいシーンを探します。
  3. 管理したいシーンの右側にある [シーンの複製] アイコン をクリックしてシーンを複製します。
    複製したシーンがシーンリストに表示されます。

シーンを削除する

  1. Zoom Sessions で制作スタジオにアクセスします。
  2. 左パネルのシーンリストで、管理したいシーンを探します。
  3. 管理したいシーンの右側にある [シーンの削除] アイコン をクリックしてシーンを削除します。
  4. 確認ウィンドウが表示されたら、[削除] をクリックします。
    注意: シーンはセッションから削除されます。 この操作は元に戻せません。

Zoom Sessions のウェビナー セッションで制作スタジオを使用する方法

ウェビナー セッションで制作スタジオにアクセスする

  1. Zoom Sessions でウェビナー セッションを開始します。
  2. ビデオ ウィンドウの右上にある [表示] ボタン をクリックし、次に [制作スタジオ] をクリックします。
    [制作スタジオ] ウィンドウが表示されます。そこで、個々のシーンをプレビューしたり、並べ替えたり、無効にしたりできます。

ウェビナー セッションにおける制作スタジオを理解する

ウェビナー セッションで制作スタジオにアクセスすると、以下の要素が表示されます。

ウェビナー セッションで制作スタジオを使用する

  1. ウェビナー セッションで制作スタジオにアクセスします。
  2. (オプション)左パネルの [シーン] リストで、無効にしたいシーンにマウスカーソルを合わせ、省略記号 をクリックしてから、[無効にする] をクリックします。
    無効にすると、シーンが切り替わる際、そのシーンは次のシーンとして自動選択されずにスキップされるようになります。
  3. 左パネルの [シーン] リストで、[プレビュー] ウィンドウでプレビューしたいシーンを選択します。
  4. [プレビュー] ウィンドウで、次のように操作してスピーカーを変更します。
  5. (オプション)シーンをライブ送信する前に、[スピーカーに通知] をクリックして、スピーカーにシーンの準備を整えるよう通知します。
  6. [ライブ送信] をクリックして、出席者にシーンを表示します。

制作スタジオでは、[ライブ ウェビナー フィード] に、[オンエア] ラベルと共にシーンが映し出されます。

ウェビナー セッションで制作スタジオを閉じる

: ショーを終了する前に制作スタジオを終了する必要はありません。 制作スタジオを停止する前に、出席者のためにウェビナーを終了してください。それがベスト プラクティスです。

  1. ウェビナー セッションで制作スタジオを使用します。
  2. 出席者にシーンをライブ送信したら、[表示] 、[制作スタジオ] の順にクリックします。
  3. [制作スタジオ] ウィンドウの右上にある [X] ボタンをクリックして、制作スタジオを終了します。
    確認ダイアログが表示されます。
  4. 確認ダイアログで、[終了&停止] をクリックします。
    [制作スタジオ] ウィンドウを閉じると、開始したシーンと共有したコンテンツの両方が停止します。

制作スタジオのレコーディングを管理する方法

プロデューサーは、Zoom ウェブポータルで制作スタジオのレコーディングにアクセスできます。 レコーディングは、レコーディングの種類によって異なるビューをキャプチャします。

プロデューサーの引き継ぎを管理する方法

プロデューサーの引き継ぎ機能を使用すると、必要に応じて共同ホストがホストに代わって制作スタジオを実行し、シーンの送信を開始できるようになります。 ウェビナー セッションでは、すべての共同ホストが制作スタジオにアクセスできます。共同ホストまたはホストは、いつでも制作スタジオを開くことができます。

誰かがライブでシーンの送信を開始すると、コンソールを開いている他のユーザーは、自分がメイン プロデューサーでないことがわかります。 [ライブ ウェビナー フィード] ペインには、現在のプロデューサーが表示されます。

プロデューサーを手動で引き継ぐ

アクティブ プロデューサーとしてシーンを送信

  1. Zoom Sessions のウェビナー セッションで制作スタジオを使用します。
  2. シーンの [プレビュー] ペインで、[ライブ送信] をクリックします。
    確認ウィンドウが表示されます。
  3. 確認ウィンドウで、[送信] をクリックします。
    送信されたシーンが [ライブ ウェビナー フィード] ペインに [オンエア] として表示されます。ウェビナー出席者全員の注意がこのシーンに集まります。 パネリストの共有コンテンツは、各自のシーンが始まるまで全員に表示できます。 パネリストは、ビューの切り替えが無効になります。

非アクティブ プロデューサーとしてシーンをライブ送信

他にアクティブ プロデューサーがいる状況でシーンをライブ送信するには、次のように操作します。

  1. Zoom Sessions のウェビナー セッションで制作スタジオを使用します。
  2. シーンの [プレビュー] ペインで、[ライブ送信] をクリックします。
    次の情報を含む確認ウィンドウが表示されます。
  3. 確認ウィンドウで、[引き継いでライブ送信] をクリックします。
    2 つ目の確認ウィンドウが表示され、切り替え時に出席者のビデオが一時的に停止する可能性があることが通知されます。
  4. 2 つ目の確認ウィンドウで、[引き継いでライブ送信] をクリックします。

他の制作スタジオ ユーザーには、どのユーザーがライブ送信中で、プロデューサー機能を引き継いだかを示すメッセージが表示されます。 ホスト / 以前のプロデューサーがまだセッションにいる場合は、その [制作スタジオ] ウィンドウがライブ送信からスタンバイに変わります。

: 2 人目のプロデューサーがシーンをライブ送信すると、ホスト / 以前のプロデューサーは引き継いで制作スタジオを再度実行します。

プロデューサーを自動で引き継ぐ

現在のアクティブ プロデューサーが制作スタジオから退出すると、(新しい)プロデューサーはその旨を通知するメッセージを受け取ります。 こちらのメッセージから制作スタジオにアクセスするボタンをクリックできます。
: 共同ホストが制作スタジオを開始できる場合、最初の(以前の)アクティブ プロデューサーが、ホストではなかった可能性があります。 そのため、共同ホストが退出しても、ホストのロールは切り替わりません。

  1. ホストまたは共同ホストとして Zoom Sessions の ウェビナー セッションを開始または参加します。
    現在のプロデューサーが制作スタジオから退出すると、ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. ダイアログ ボックスで、制作スタジオに現在プロデューサーがいないことを確認し、[制作スタジオを開く] をクリックします。
  3. 新しいプロデューサーとしてシーンを管理してライブ送信します。

ユーザーがすでに制作スタジオを開いている場合、シーンをライブ送信しなければならない旨を知らせるダイアログが表示されます。 前任のプロデューサーがいたシーンは自動的に読み込まれるので、新しいプロデューサーのすべきことはシーンをライブ送信するだけです。

  1. Zoom Sessions のウェビナー セッションで制作スタジオを使用します。
    現在のプロデューサーが制作スタジオから退出すると、ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. ダイアログ ボックスで、制作スタジオに現在プロデューサーがいないことを確認し、[了解] をクリックします。
  3. 新しいプロデューサーとしてシーンを管理してライブ送信します。