Zoom Sessions 向け SAML の管理

アカウント オーナーと管理者は、高度な SAML マッピングを使用して、SAML で渡される値に基づき、Zoom Sessions ライセンスとアドオンを指定できます。 これにより、特定のユーザーにはサインイン中にライセンスを付与しつつ、ほかのユーザーをサインイン後もベーシック（ライセンスなし）ユーザーに留めることができます。 そのためアカウント オーナーまたは管理者は、Zoom Sessions ライセンスまたは Zoom Sessions 出席者数課金制ライセンスをイベント運営担当のユーザーに割り当てることができ、ユーザーは所属グループのイベント スペースを管理できるようになります。

またアカウント オーナーと管理者は、ウェブポータルの [ユーザー管理] を通じ、同じアカウントのアクティブ ユーザーから別のユーザーに Zoom Sessions ライセンスとすべてのハブデータを簡単に移行できます。

Zoom Sessions ライセンス向け SAML を管理するための前提条件

• プロ、ビジネス、教育機関向け、またはエンタープライズ アカウント
• アカウント オーナーまたは管理者の特権
• Zoom Sessions ライセンスを持つライセンス ユーザー

Zoom Sessions ライセンス向け SAML を管理する方法

1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
2. ナビゲーション メニューで、[詳細設定]、[シングル サインオン（SSO）] の順にクリックします。
3. [SAML 応答マッピング] タブをクリックします。
4. [SAML 詳細情報マッピング] で、[ライセンス: Zoom Sessions] の横にある [追加] をクリックします。
5. SAML 属性、SAML 値、結果値を入力します。 さまざまなユーザー グループがそれぞれ異なる結果を受け取るように指定する場合は、複数の SAML 属性や値を追加できます。
   1. SAML 属性: IdP によって渡される属性名を入力します。
   2. SAML 値: 特定の対象ユーザーまたは対象ユーザー グループに対して IdP によって渡される値を入力します。
      注: この値では大文字と小文字を区別しません。 たとえば 、ABC と abc は同じ値として扱われます。
   3. 結果値: [ライセンスを選択] ドロップダウンをクリックして、SAML 値に基づいて Zoom Sessions で対象ユーザーを割り当てる方法を選択します。
6. [追加] をクリックして、追加の SAML マッピングを 追加します。
7. [変更を保存] をクリックします。