AI Companionでミーティング内質問をする
AI Companionを使ったミーティング内の質問は、サードパーティモデルを含む、AIテクノロジーを使用してミーティングの参加者が議論の内容について質問することを可能にします。「最新情報を教えてください」、「私の名前は言及されましたか?」、「アクションアイテムは何ですか?」などの事前設定された質問は、遅れて参加した場合や、ミーティングから離れて戻って来た後に最新情報を把握するのに役立ちます。「日付は合意されましたか?」や「名前は決まりましたか?」などより具体的なカスタム質問をすることもできます。ミーティング、ならびに質問と回答は30言語以上に対応しています。

Zoom AI Companionのその他の機能とZoom AI Companion機能が個人データを処理する方法についての詳細をご覧ください。
AI Companionの使用要件
- Zoom Workplaceプロ、Zoom Workplaceプロプラス、Zoom Workplaceビジネス、Zoom Workplaceビジネスプラス、Zoom Workplaceエンタープライズ、Zoom Workplaceエンタープライズプラス、エンタープライズバンドルのアカウントのライセンスユーザー
- AI Companionが有効になっている
- Windows、macOS、またはLinux用Zoomデスクトップアプリ: グローバル必要最低バージョン以降
- AndroidまたはiOS用Zoomモバイルアプリ: グローバル必要最低バージョン以上
- Zoom Roomsバージョン5.16.0以降
注: ミーティングホストはサポートされているすべてのプラットフォームでAI Companionを開始または停止できますが、ホストと参加者は現在デスクトップアプリでのみ質問できます。
AI Companionの制限事項
- ミーティング内コントロールからAI Companionを開始または停止できるのはミーティングホストのみです。
- AI Companionを開始または停止できるのはZoom Roomsのミーティングホストのみです。
- この機能はブレイクアウトルームではサポートされていません。
- Zoomプロフィールで自分の代名詞を設定している場合、AI Companion機能はそのユーザーを言及する際にその代名詞を使用します。代名詞を設定していない場合やミーティングで共有しないことを選択した場合は、大規模言語モデル(LLM)が選択した代名詞が使用されます。
ミーティング中にAI Companionを開始する方法
ホストとしてAI Companionを起動する
ミーティングが開始すると、ホストはミーティング内の参加者が使用できるようにAI Companionを手動で開始できます。ミーティングのホストは、ミーティングの開始時にAI Companionがミーティングの参加者に自動的に利用可能になるように設定することもできます。
- Zoomデスクトップアプリで、ホストとしてミーティングを開始します。
- ミーティングコントロールツールバーで、 [AI Companion
] をクリックします。
ミーティングでAI Companionパネルが開きます。 - パネル上部の [AI Companionを開始] をクリックします。
注: これにより、ミーティングでAI Companion機能が有効になります。
AI Companionが参照するためにミーティングの文字起こしが開始し、参加者にはAI Companionが有効になったことを知らせる通知が表示されます。 - パネルの上部にある設定アイコンをクリックします。
- (オプション)個々のAI Companion機能を有効または無効にするには、[ミーティング] トグルをクリックして有効または無効にします。
- [このミーティングの文字起こしについて質問できるのは誰ですか?] で、AI Companionを操作できるミーティング参加者のグループを選択します。
- すべての参加者と予定参加者: AI Companionが有効になると、すべての参加者がすべての議論について質問できます。
- すべての参加者(参加した時点からのみ): 現在のミーティングに参加したすべての参加者が議論について質問できます。
- ミーティングホストのみ: AI Companionが有効になると、元のホスト、代替ホスト、ミーティングの開始前にホストの特権が割り当てられたユーz-のみがすべての議論について質問できます。
- 組織の参加者と予定参加者: AI Companionが有効になると、すべての社内参加者がすべての議論について質問できます。
- 組織の参加者(参加した時点からのみ): 参加者全員が、現在のミーティングに参加した時点から議論について質問できます。
ミーティング中の有効化リクエスト
ホストが自身のミーティングでAI Companionを有効にしている場合、ミーティングの参加者なら誰でもAI Companionが現在のミーティングから開始されるようにリクエストできます。
- ホストは現在のミーティングでのAI Companionの開始を要求するミーティング内リクエストを受信します。
ホストが自身のミーティングでAI Companionを有効にしていない場合、ホスト、共同ホスト、すべての参加者は有効化をリクエストできます。
- ホストまたは他のミーティング参加者が管理者である場合、現在のミーティング中に有効化を促すメッセージが表示されます。
- プロアカウントの場合、ミーティングの管理者は、ミーティングウィンドウプロンプトを介してミーティング内AI Companion機能とウェブポータルAI Companion設定の両方を有効にするよう要求されます。これは即座に有効になります。
- ビジネスアカウント以上では、ミーティングの管理者は、ミーティングウィンドウでウェブポータルを開き、AI Companion設定を有効にするよう要求されます。これは、次回のミーティングの開始時で有効になります。
- 必要な管理者権限を持つユーザーがミーティングにいない場合、Zoomから管理者にリクエストがメールで送信されます。
AI Companionを参加者としてリクエストする
ホストが現在のミーティングでAI Companionを有効にしていない場合、ホストとすべての参加者は有効化をリクエストできます。ホストまたは管理者がミーティング中に有効化を処理する方法についての詳細をご覧ください。
- Zoomデスクトップアプリでミーティングに参加します。
- ミーティングコントロールツールバーで、 [AI Companion
] をクリックします。
現在ミーティングで有効になっていない場合、参加者は機能の有効化をリクエストするよう促されます。 - [ホストにリクエスト] をクリックします。
リクエストはホスト(ホストが管理者の場合)または現在のミーティングに参加している任意の管理者に送信されます。管理者がミーティングにいない場合、リクエストはメールで送信されます。
ホストとしてAI Companionを停止する
ホストがミーティング内質問でAI Companionを使用せずにトピックについて議論する場合は、AI Companionを無効にすると、それらのトピックは分析と質問で利用できなくなります。
- ミーティングコントロールツールバーで、[AI Companion
] をクリックします。
ミーティングウィンドウの右側にAI Companionパネルが開きます。 - パネルの上部の [AI Companionを停止] をクリックします。
確認ウィンドウが表示されます。 - ウィンドウで、以下を確認します。
- 現在のミーティングでAI Companionミーティング質問と要約を無効にすることを確認します。
- (オプション)[ミーティングアセットを削除する] チェックボックスを選択します。
全員の文字起こしと要約のアセットが削除されます。
- [停止] をクリックして確定します。
AI Companionを使用してミーティングについての質問をする方法
ミーティングでAI Companionが有効になっている場合、参加者はミーティングの文字起こしに基づいて、ミーティングについて質問することができます。ミーティングホストの設定が、参加者がミーティングのどの時点から質問ができるか(例: ミーティング開始時、または参加時)など、参加者がミーティングについて質問できるかどうかを制御します。
AI Companionはミーティング関連の質問向けに最適化されていますが、関連のない議論が行われている場合、広範なナレッジベースを使用して一般的な質問に回答する場合があります。
AI Companionが会話言語を正しく文字起こしすることで、AI Companionの質問用に生成される文字起こしの品質が向上するため、字幕言語を正しく設定することは重要です。字幕言語が設定されていない場合、デフォルトで英語が使用されます。
- ミーティングコントロールツールバーで、[AI Companion
] をクリックします。
ミーティングウィンドウの右側にAI Companionパネルが開きます。
注: 現在のミーティングでAI Companionを初めて開く場合、事前設定された典型的な質問が表示されます。現在のミーティングの後続のパネルビューには、代わりにこれまでの質問と回答が表示されます。 - 表示された質問をクリックするか、パネルの下のテキスト入力ボックスをクリックしてカスタム質問を入力します。
ZoomのAI Companionは利用可能なデータベースに基づいて、一般的な回答を提供します。
- (オプション)作成バーで、以下を使用します。
- 添付アイコン
をクリックしてファイルを添付します。 - 追加アイコン
をクリックしてエージェント、アプリ、ナレッジコレクションにアクセスします。
- (オプション)以下のアクションを使用します。
- 「いいね」
または「よくないね」
をクリックして生成された回答を評価します。 - コピー
アイコンをクリックして生成された回答をコピーします。
- 省略記号
をクリックすると次のアクションを実行できます。
- Team Chat経由で送信

- タスクを作成

- ドキュメントを作成

- (オプション)別のカスタム質問を入力するか、[新規会話]
アイコンをクリックしてAI Companionと新規会話を始めます。
AI Companionのサイドパネルを有効にした場合の違い
Zoom WorkplaceでAI Companionパネルが有効化されていない参加者は、ミーティング質問機能が有効になっているミーティングでのみパネルを使用できます。ただし、Zoom WorkplaceでAI Companionパネルが有効になっている参加者は、ミーティング内パネルを使用してAI Companionに質問し、Team Chatデータやアカウント設定に基づいて利用可能なサードパーティデータソースなどの利用可能なZoomデータを含む、ミーティング外のデータソース(例: 現在のミーティングの文字起こし以外)にアクセスすることもできます。ミーティングホストがAI Companionのミーティングへのアクセスを無効にしている場合、機能が有効になっているユーザーは自身のAI Companionパネルを使用してミーティングで質問できますが、AI Companionはミーティングの文字起こしにアクセスできないため、ミーテイングの内容に関する質問に答えることはできません。
ミーティングの文字起こしの使用を管理する方法
アカウントオーナーと管理者は、AI Companionのミーティング機能を提供するために生成されたオーディオ文字起こしを保持し、他のAI Companion機能での使用を有効にできます。たとえば、ユーザーはAI Companionパネルを使用してミーティング後の質問をしたり、ミーティングの文字起こしからZoom Docsを生成したりできます。
AI Companionの質問でサポートされている言語
AI Companion Questionsは、以下の言語でのミーティング、質問、回答をサポートしています。ほとんどの言語はパブリックプレビューで提供されており、バージョン5.16.6以降が必要です。サポートされる言語の品質は言語、オーディオ品質、その他の要因によって異なりますが、Zoomは品質の向上に取り組んでいます。
英語以外の言語での会話では、
字幕言語を正しく設定することで、AI Companionが発言を正しく文字起こしするのに役立ち、AI Companionの質問の文字起こしの生成の品質の向上につながります。字幕が無効になっているか、以前に使用されていない場合はデフォルトで英語が選択されますが、以前に会話言語を選択した場合は、その言語が代わりに使用されます。AI Companionは、選択された言語と実際に話されている言語の不一致が検出されると、実際に話されている言語を検出し、採用します。
- アラビア語
- ベンガル語
- 広東語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
- チェコ語
- デンマーク語
- オランダ語
- 英語
- エストニア語
- フィンランド語
- フランス語
- フランス語(カナダ)
- ドイツ語
- ハンガリー語
- ヒンディー語
- インドネシア語
- イタリア語
- 日本語
- 韓国語
- マレー語
- ペルシャ語
- ポーランド語
- ポルトガル語
- ルーマニア語
- ロシア語
- スペイン語
- スウェーデン語
- タガログ語
- テルグ語
- タイ語
- トルコ語
- ウクライナ語
- ベトナム語