Zoom WebinarsとZoom Eventsで外部認証を有効にする
アカウントオーナーと管理者は、Zoom EventsとZoom Webinars Plusのホスト向けにシングルサインオン(SSO)用の認証プロファイルを設定できます。ホストはこのSSO用の認証プロファイルを使用することで、大規模なユーザーグループに登録なしでのイベント参加を許可できます。対象ユーザーはIDプロバイダー(IDP)経由で認証を済ませる必要があります。この認証は、既存のZoom SSO連携とは紐づいていない別個の連携です。
外部のシングルサインオン(SSO)プロファイルが選択されているときは、イベントページと参加リンクが外部認証プロファイル要件どおりに保護されます。登録者 / 出席者はホスト指定の認証用IDプロバイダー(IDP)ウェブサイトに誘導され、その後、イベントページ / イベントロビーにアクセスします。加えてイベントの参加リンクは、ユーザーにZoomへのサインインを求める代わりに、ユーザーをホストの認証用IDPウェブサイトに誘導します。ホストが設けたメールアドレスリスト以外のユーザーがイベントに参加しようとすると、IDP認証を通過した後に拒否されます。このSSOオプションにより、ホスト指定のIDプロバイダー(IDP)で認証を通過できないユーザーがブロックされます。
注:
- ユーザーが外部認証によるイベントに参加する場合、Zoomアカウントは不要です。
- 登録せずに参加する出席者のために、参加前ページが有効になります。
- すべての外部SSO認証プロファイルは、イベント主催者のアカウントオーナーまたは管理者によりZoomウェブポータルで作成されます。イベント主催者は、外部SSOリストに記載されている登録者に通知する必要があります。
- イベント主催者は、外部SSOリストに記載されている登録者に通知する必要があります。登録者は皆、共通のイベント参加リンクを使用します。
Zoom Eventsで外部認証を有効にするための要件
カスタムIDPプロファイルを作成する方法
アカウント
- アカウント管理者として、一般的な環境向けの手順に従い、IDPでカスタムアプリを作成します。
注: どのアプリ用なのかを分かりやすくするために、アプリケーション名を「Zoom Events」と設定することができます。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティングとウェビナーの認証オプション] で [+ 設定を追加] をクリックします。
ポップアップウィンドウが表示されます。 - ポップアップウィンドウで、必須フィールドを入力します。
注: Zoom Events専用に設定する場合は [デフォルト認証として設定] オプションを選択しないでください。 - [保存] をクリックします。
設定を保存すると、Zoom EventsでIDPオプションが表示可能になります。
Zoom Webinars Plusイベント用に外部認証を有効にする方法
Zoom Webinars Plusで外部SSOを使用する
シングルセッションフルイベント用に外部認証を使用する
- IDPカスタムアプリを設定します。
- シングルセッションフルイベントを作成し、公開します。
- イベント公開後、[リンクとイベントへのアクセス] タブからグループ参加リンクをコピーします。
- グループ参加リンクを出席者に送信します。
出席者が自動的にイベントに参加できるようになります。
定期的なセッションイベント用に外部認証を使用する
- IDPカスタムアプリを設定します。
- 定期的なセッションイベントを作成し、公開します。
- イベント公開後、[リンクとイベントへのアクセス] タブからグループ参加リンクをコピーします。
- グループ参加リンクを出席者に送信します。
出席者が自動的にイベントに参加できるようになります。
シングルセッションイベント作成時に外部認証を有効にする
- 自分またはアカウント管理者がZoomアカウントで認証オプションを設定したことを確認します。
- Zoom Eventsにサインインします。
- 左側のナビゲーションメニューで、上部のドロップダウン矢印
をクリックし、[ハブ全体] を選択します。 - 左側のナビゲーションメニューで、[イベント] をクリックします。
- 右上にある [イベントを作成] をクリックします。
[イベントを作成] ポップアップウィンドウが表示されます。 - このポップアップウィンドウの [イベントタイプを選択] で、[シングルセッション] または [定期的なセッション] イベントタイプを選択します。
- [登録と参加] で登録リンクまたはグループ参加リンクを作成します。
- これらのリンクを作成するとき、[参加時の認証方法] では [IDプロバイダー(外部SSO)で認証] を選択します。
- [IDPを選択] で、ドロップダウンメニューを使用して外部認証プロファイルを選択します。
注: ホストのアカウントで外部SSO認証プロフィールを一切使用できない場合、そのドロップダウンメニューは空白になります。
登録者 / 出席者はホスト指定の認証用IDプロバイダー(IDP)ウェブサイトに誘導され、その後、イベントページ / イベントロビーにアクセスします。加えてイベントの参加リンクは、ユーザーにZoomへのサインインを求める代わりに、ユーザーをホストの認証用IDPウェブサイトに誘導します。 - [保存して続行] をクリックします。
シングルセッションイベントへのアクセス用に外部認証を有効にする
ホストがシングルセッションイベントで指定できるチケットは1種類のみです。ホストは [イベントへのアクセス] タブから外部認証設定を管理できます。
- イベント作成の設定で [リンクとイベントへのアクセス] タブにアクセスします。
- 登録リンクまたはグループ参加リンクを作成します。
- [登録 / 参加時の認証方法] でドロップダウンメニューをクリックし、[IDプロバイダー(外部SSO)で認証] オプションを選択します。
- [IDPを選択] で、ドロップダウンメニューを使用して外部認証プロファイルを選択します。
登録者 / 出席者はホスト指定の認証用IDプロバイダー(IDP)ウェブサイトに誘導され、その後、イベントページ / イベントロビーにアクセスします。加えてイベントの参加リンクは、ユーザーにZoomへのサインインを求める代わりに、ホストの認証用IDPウェブサイトに誘導します。
注:
- ホストのアカウントで外部SSO認証プロフィールを一切使用できない場合、そのドロップダウンメニューは空白になります。
- 登録せずに参加する出席者のために、参加前ページが有効になります。
- (オプション)イベントで承認されるターゲットドメインのメールアドレスを指定するには、[指定したメールアドレス] チェックボックスを選択します。
- イベントの招待リストにメールアドレスでユーザーを追加するには、以下の手順を実行します。
注: 招待リストに追加されたユーザーに限り、このタイプのチケットを表示して登録できます。
- [メールアドレスを追加]をクリックします。
[ユーザーを招待リストに追加] ポップアップウィンドウが表示されます。 - [メールアドレスを入力] で、招待するユーザーのメールアドレスを入力し、Enterキーを押します。ユーザーを削除するには、ユーザーのメールアドレスの横にある [X] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
- (オプション)[追加] をクリックして、メールアドレスを使用してユーザーをさらに追加します。
- (オプション)[表示] をクリックして、外部参加者リストの表示、外部参加者の検索、メールアドレスの削除を実行します。
- (オプション)[指定した会社ドメイン] チェックボックスを選択します。
- 指定したドメインのユーザー全員を次の手順でイベントの招待リストに追加します。
- [ドメインを追加] をクリックします。
- 有効なドメインを入力します。
注: たとえば、ABC社の全メンバー(name@abc.coのメールアドレスを持つ)を招待するには、ドメインとしてabc.coを追加します。複数のドメインを持っている場合は、テキストボックス内のドメインをコンマで区切ります。 - [保存] をクリックします。
- (オプション)[追加] をクリックして、ドメインをさらに追加します。
- (オプション)[表示] をクリックして、ドメインリストの表示、ドメインの検索、ドメインの削除を実行します。
- [保存] をクリックします。
マルチセッションイベント用に外部認証を有効にする方法
マルチセッションイベントの場合、ホストはチケットタイプごとに認証を管理して特定のメールアドレスを指定する必要があります。
マルチセッションイベント作成時に外部認証を有効にする
- 自分またはアカウント管理者がZoomアカウントで認証オプションを設定したことを確認します。
- Zoom Eventsにサインインします。
- 左側のナビゲーションメニューで、上部のドロップダウン矢印
をクリックし、[ハブ全体] を選択します。 - 左側のナビゲーションメニューで、[イベント] をクリックします。
- 右上にある [イベントを作成] をクリックします。
[イベントを作成] ポップアップウィンドウが表示されます。 - このポップアップウィンドウの [イベントタイプを選択] で、[マルチセッション] イベントタイプを選択します。
- [登録と参加] で登録リンクまたはグループ参加リンクを作成します。
- これらのリンクを作成するとき、[参加時の認証方法] では [IDプロバイダー(外部SSO)で認証] を選択します。
- [IDPを選択] で、ドロップダウンメニューを使用して外部認証プロファイルを選択します。
注: ホストのアカウントで外部SSO認証プロフィールを一切使用できない場合、そのドロップダウンメニューは空白になります。
登録者 / 出席者はホスト指定の認証用IDプロバイダー(IDP)ウェブサイトに誘導され、その後、イベントページ / イベントロビーにアクセスします。加えてイベントの参加リンクは、ユーザーにZoomへのサインインを求める代わりに、ユーザーをホストの認証用IDPウェブサイトに誘導します。 - [保存して続行] をクリックします。
イベントへのアクセス用にIDPオプションを使用する
- イベント作成の設定で [リンクとイベントへのアクセス] タブにアクセスします。
- 登録リンクまたはグループ参加リンクを作成します。
- [登録 / 参加時の認証方法] でドロップダウンメニューをクリックし、[IDプロバイダー(外部SSO)で認証] を選択します。
- [IDPを選択] で、ドロップダウンメニューを使用して外部認証プロファイルを選択します。
登録者 / 出席者はホスト指定の認証用IDプロバイダー(IDP)ウェブサイトに誘導され、その後、イベントページ / イベントロビーにアクセスします。加えてイベントの参加リンクは、ユーザーにZoomへのサインインを求める代わりに、ホストの認証用IDPウェブサイトに誘導します。
注:
- ホストのアカウントで外部SSO認証プロフィールを一切使用できない場合、そのドロップダウンメニューは空白になります。
- 登録せずに参加する出席者のために、参加前ページが有効になります。
- [保存] をクリックします。
Zoom Eventsで外部SSOを使用する
- IDPカスタムアプリを設定します。
- マルチセッションイベントを作成し、公開します。
- イベント公開後、[リンクとイベントへのアクセス] タブからグループ参加リンクをコピーします。
- グループ参加リンクを出席者に送信します。
出席者が自動的にイベントに参加できるようになります。