Zoom AIクレジットの理解と管理 Zoom AIクレジットは、ZoomMateやAI Productivity Suiteを含むZoom製品全体において、特定の従量制AI機能にアクセスして使用するために必要です。従量制の各AI機能は、実行したアクションに基づいてAIクレジットを消費します。適用されるAIクレジットの量は、アクションによって異なります。この記事では、AIクレジットの仕組み、割り当て方法、ならびにユーザーまたは管理者としてそれらを監視・管理する方法について説明します。
プランに含まれるAIクレジット
Zoomプランに含まれるAIクレジットの量は、プランによって異なります。このAIクレジットは、プランに応じて個々のライセンス / ユーザーレベルに割り当てられます。月間割り当てが含まれるプランは、サブスクリプション更新日に毎月更新されます。AIクレジットが含まれるプランの詳細については、Zoomの料金ページ をご覧いただくか、アカウント担当者にお問い合わせください。
クレジットプールとクレジット使用量制限
すべてのAIクレジットは、その取得元(プランに含まれるクレジット、プリペイドコミットメント、クレジットパック)に関係なく、アカウントレベルでプールされます。ユーザーが使用できるクレジットの量は、そのクレジット限度額 によって決まります。
デフォルトでは、ユーザーのクレジット限度額はライセンスに割り当てられた標準的なクレジット割り当て量と同じになります。たとえば、あるアカウントが1ユーザーあたり毎月1,000クレジットが付与されるZoom AI Productivity Suiteライセンスを10個購入した場合、アカウントレベルのクレジットプールは毎月10,000クレジットになり、各ユーザーに割り当てられるデフォルトのクレジット限度額は1ライセンスあたり毎月1,000クレジットになります。
ユーザーが使用できるクレジットは、カスタムクレジット限度額 により管理できます。この設定は、アカウント全体のプールからユーザーが使用できるクレジットの量を制限するものです。
AIクレジットの過剰割り当てと過少割り当て
ユーザーごとのクレジット限度額を設定する場合、すべての限度額の合計はアカウントプールより高くなることも低くなることもあります。どちらの状態も、ユーザーによるAI機能の使用に影響します。
過剰割り当て は、ユーザーごとの限度額の合計がアカウントプールを超えた際に起こります。この場合、個々のユーザーの使用量がクレジット限度額の範囲に収まっていても、共有プールにクレジットがないために、ユーザーによる使用がブロックされることがあります。
過小割り当て は、ユーザーごとの限度額の合計がアカウントプールを下回る際に起こります。どのユーザーもプール内のクレジットを使用できないために、プール内のクレジットが使用されないまま残る場合があります。
クレジット期限切れの動作
月払いまたは年払いのサブスクリプションプラン : 月払いまたは年年払いのサブスクリプションプランの一部として割り当てられた月間クレジットの場合、未使用のクレジットはサブスクリプションの開始日に応じた更新日に毎月失効し、翌月には繰り越されません。
クレジットパックアドオン (オンラインでのみ購入可能): クレジットパックアドオンで購入したクレジットは、購入日から1年で有効期限が切れます。
プリペイドコミットメント : 月額または年額のプリペイドコミットメントの一部として購入したクレジットは、請求サイクルの終了時に有効期限が切れます。
追加クレジットを購入する
アカウントのクレジット使用量がライセンスに含まれる量を超える場合、管理者はプリペイドクレジットパックでクレジットを追加購入するか、月額コミットメントの一部としてプリペイドクレジットを購入できます。利用可能な購入方法は、プランをオンラインで購入したか、営業の直接見積もりを介して直接購入したかによって異なります。クレジットパックの購入や詳細情報については、Zoomの料金ページ をご覧ください。
追加クレジットの購入に加え、アカウントにおいて超過使用を許可し、その制限を設定できます。
Zoom AI機能と関連するAIクレジットのコスト
従量制 の各AI機能は、実行したアクションに基づいてクレジットを消費します。利用可能なクレジットがゼロになると、ユーザーは製品内でメッセージを受け取ります。そして、従量制AI機能の利用が制限される場合があります。
従量制アクションの実際のクレジット使用量はさまざまで、プロンプトと要求したアクション、アクションの複雑さ、使用する人工知能モデル、処理されるデータの量、使用する機能などの要因によって異なります。たとえば、スライドデッキを作成する場合、「アウトラインから5スライドのピッチデッキを作成してください」というプロンプトは、「私のドキュメントやミーティングに基づいて調査を行い、50スライドのグラフィックストーリーボードを作成してください」というプロンプトよりも使用するクレジットが少なくなるかもしれません。
AIクレジットの従量制アクション
以下の表では、AIクレジットを消費するZoom AI機能(従量制 のアクション)の例を挙げています。
ミーティング要約、メモ作成、チャット作成、通話要約、ホワイトボードコンテンツ生成など、Zoom Workplaceの多くのAI機能は、現在は従量制ではなく、クレジットを消費しません。
以下の表はすべての機能を網羅しているわけではありません。Zoomは独自の裁量で、クレジットを消費する新しいAI機能やアクションを追加する場合があります。
従量制のアクション AI Productivity Suite Slides
Sheets
Paper
Canvas ウェブまたはデスクトップアプリでZoomMateワークサーフェス を使用して、Zoom Canvasコンテンツを生成または変更するタスクを実行** ZoomMate エージェントワークフロー AIノード 、高度なツールノード 、またはサードパーティノード *を利用するワークフローの実行AIエージェント
AIエージェントの構築 スキルの構築 エージェントの実行 自動タスクの実行
ZoomMateを使用したアクション
エージェント検索 検索クエリ(インデックス作成およびサードパーティのリポジトリを含む) Deep Research(ディープリサーチ)
ビジネスサービス Revenue Accelerator
AIロールプレイ :
Revenue Acceleratorに質問する :
*注 : AIノード、高度なツールノード、その他のサードパーティノードがワークフローに含まれていない場合、Microsoft OutlookおよびGmailの [メールを送信 ] ノードを使用するワークフローの実行は、従量制 のアクションとしてカウントされません。
**注 : Zoom Canvasの製品インターフェース内でAI作成またはAIアクションを直接使用する場合、AIクレジットは消費されません。ただし、ウェブアプリまたはデスクトップアプリでZoomMateワークワーフェス を使用してZoom Canvasコンテンツを生成または修正するタスクを実行する場合は、AIクレジットが消費されます。
AIクレジットを効率的に使用する方法
クレジットを効率的に使用し、無駄なクレジット消費を最小限に抑える方法の例を以下に挙げます。
プロンプトを具体的に指定する : 明確でスコープを適切に設定したプロンプトを使用すると、無駄なやり取りや不要なツールの呼び出しが削減され、クレジットの使用量を抑えられます。可能な限り軽量なアクションを使用する : 簡単な要約のみが必要な場合は、本格的なDeep Research(ディープリサーチ)タスク(クレジット使用量が多い)を実行するよりも、シンプルなプロンプト(クレジット使用量が少ない)を使用する方が適しています。定期的に行う検索にスケジュール済みタスクを活用する : 簡単なチェックを行うスケジュール済みタスク(例: "今日のミーティングを要約")は、一般的に使用するクレジット数が少なくなります。不要な再生成を避ける : 同じ出力を繰り返す(例: スライドを繰り返し生成する)と、毎回クレジットが消費されます。特定のタスク実行を最適化するために、事前にプロンプトを練り上げることをお勧めします。
個人ユーザーとしてクレジット使用状況を表示する方法
Windows | macOS | Linux
個人のユーザーとしてクレジット残高および利用履歴を表示するには、次の手順に従います。
Zoomデスクトップアプリにサインインします。 ナビゲーションバーで、[ZoomMate ] タブ をクリックします。注 : [ZoomMate ] タブ が表示されない場合は、[その他 ] タブ、[ZoomMate ] タブ の順にクリックします。 左下にある歯車アイコンをクリックして、[設定 ] を開きます。 クレジット使用量 をクリックします。 [使用状況] ウィンドウには、現在のZoomプラン、使用済みクレジット数、利用可能なクレジット数、およびクレジット使用量の内訳が表示されます。
ウェブ
個人のユーザーとしてクレジット残高および利用履歴を表示するには、次の手順に従います。
Zoomウェブポータル にサインインします。右上隅にあるZoomプロダクトのアイコン をクリックします。 プロダクトメニューで [AI ] をクリックします。ZoomMate が新しいブラウザタブで開き、使用済みクレジット数が右上に表示されます。 左下にある歯車アイコンをクリックして、[設定 ] を開きます。 [クレジット使用量 ] をクリックします。 [使用状況] ウィンドウには、現在のZoomプラン、使用済みクレジット数、利用可能なクレジット数、およびクレジット使用量の内訳が表示されます。
管理者としてクレジットを管理する方法
管理者は、Zoomウェブポータルから組織全体のAIクレジットと使用状況を管理できます。
現在のプランとクレジット残高を表示する
アカウントの現在のプランとクレジット残高を表示するには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [AIクレジット ] をクリックします。 [使用状況 ] タブをクリックします。 [クレジット使用量 ] に、現在の請求サイクルについて以下の情報が表示されます。
使用済みクレジット : 現在のサイクルで消費された合計クレジット数。残りのクレジット : すべての取得元(プランに含まれるクレジット、クレジットパック、プリペイドコミットメント、従量課金制、超過分)により使用可能なクレジットの合計。リセットまでの日数 : 月間クレジットに含まれるクレジットがリセットされるまでの日数。
[内訳を表示 ] をクリックして、取得元(プランに含まれるクレジット、クレジットパック、プリペイドコミットメント、従量課金制、超過分)別に使用したクレジットの内訳を表示します。 (オプション)[クレジットを購入 ] をクリックして、クレジットパックで追加クレジットを購入します。
ユーザーのクレジット使用状況を表示する
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックして、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [ユーザー ] をクリックします。 [ユーザー ] をクリックします。 表示するユーザーの名前をクリックします。 [AIクレジット ] タブをクリックします。 ユーザーの現在のサイクルにおけるクレジット使用状況と、残りの未使用クレジットが表示されます。
ユーザーのクレジット限度額を管理する
クレジットパックまたはプリペイドコミットメントで購入したクレジットをアカウントのユーザーに割り当てるには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [AIクレジット ] をクリックします。 [ライセンス ] タブをクリックします。 [ユーザー ] で目的のユーザーを探し、その名前をクリックします。 [クレジット限度額 ] の横にある [編集 ] をクリックします。 希望するAIクレジットの使用量制限を設定します。 [保存 ] をクリックします。
クレジットパックとプリペイドコミットメントの使用状況および購入履歴を表示する
クレジットパック購入履歴
アカウントのクレジットパック購入履歴を表示するには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [AIクレジット ] をクリックします。 [使用状況 ] タブをクリックします。 [クレジットパック履歴 ] の下にクレジットパックの購入履歴が表示され、以下のタブでフィルタリングできます。
アクティブ : アカウントのユーザーによってクレジットがアクティブに使用されており、有効期限が切れていないクレジットパック。非アクティブ : 使用可能なクレジットがない、または有効期限が切れたクレジットパック。すべて : アカウントが購入したすべてのクレジットパック。
クレジットパックごとに、購入日、現在のクレジット使用量、有効期限日が表示されます。
プリペイドコミットメント購入履歴
アカウントのプリペイドコミットメント購入履歴を表示するには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [AIクレジット ] をクリックします。 [使用状況 ] タブをクリックします。 [クレジット履歴 ] の下にクレジット購入履歴が表示され、以下のタブでフィルタリングできます。
アクティブ : アカウントのユーザーによってクレジットがアクティブに使用されており、有効期限が切れていないプリペイドコミットメント。非アクティブ : 使用可能なクレジットがない、または有効期限が切れたプリペイドコミットメント。すべて : アカウントが購入したすべてのプリペイドコミットメント。
プリペイドコミットメントごとに、購入日とクレジット金額が表示されます。
AIクレジット使用状況の通知を管理する
AIクレジット使用状況の通知を管理するには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [AIクレジット ] をクリックします。 [使用状況 ] タブをクリックします。 [通知 ] の下にある [クレジット使用量アラート ] の隣にある [管理 ] をクリックします。 [アラートの管理 ] ダイアログボックスが開きます。 [アラート ] タブで、以下のオプションの隣にあるトグルをクリックして有効または無効に切り替えます。
クレジット残高なし : アカウントで使用できるクレジットがなくなったときに、メール通知を送信します。超過制限に到達 : クレジットの使用量が設定した超過制限に達したときに、メール通知を送信します。
[受信者 ] タブの検索バーに、ユーザー名またはユーザーのメールアドレスを入力します。 [保存 ] をクリックします。
AIクレジットの超過制限と動作を管理する
アカウントが従量課金制料金の対象である場合、[超過制限を設定する ] 設定はデフォルトで有効になっており 、超過制限は0 に設定されています。
アカウントにおいてAIクレジット使用の超過制限を管理するには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで [AIクレジット ] をクリックします。 [使用状況 ] タブをクリックします。 [クレジット使用量 ] で、[超過制限を設定する ] トグルをクリックして有効または無効に切り替えます。 ドロップダウンで、超過制限のクレジット数を選択します。 [設定 ] をクリックします。
アカウントで超過クレジット制限に達すると、追加クレジットをプロビジョニングまたは購入するまで、対象ユーザーはクレジットを利用できなくなります。バナーに加えて、超過を通知するよう設定されている管理者にも、超過制限に達したことを知らせるメールが送信されます。
AIクレジット使用状況レポートを生成して表示する方法
従量制アクションのAIクレジット使用状況レポートを表示するには、次の手順に従います。
管理者としてZoomウェブポータル にサインインします。 右上隅にあるプロフィール画像またはイニシャルをクリックしてから、[管理センター ] をクリックします。 サイドメニューで、[レポート ]、[使用状況レポート ] の順にクリックします。 [AIクレジット ] をクリックします。 AIクレジット使用状況レポートが開きます。レポートでは、各アクションについて次の情報が表示されます。
日時 : アクションの日時。名前 : クレジットを消費したユーザーの名前。メール : クレジットを消費したユーザーのメールアドレス。UUID : クレジットを消費したユーザーの固有ID。アクション : クレジットを消費したアクション(例: スライドデッキの作成、ワークフローの実行など)クレジット使用量 : アクションに使用したクレジットの量。
(オプション)レポートをCSVファイル形式でエクスポートするには、[エクスポート ] をクリックします。
よくあるご質問(FAQ)
未使用の月間クレジットは繰り越されますか?
月払いまたは年払いのサブスクリプションプランに含まれる月間クレジットの場合、未使用のクレジットはサブスクリプションの開始日に応じた更新日に毎月失効し、翌月には繰り越されません。
月払いまたは年払いのZoomサブスクリプションプランに含まれるAIクレジットは月単位で割り当てられ、翌月以降に繰り越されることはありません。未使用のクレジットは、サブスクリプション開始日に応じた各月の日の終わりに期限切れとなります。
AIクレジットは、サブスクリプション開始日に応じて、毎月の同日にリセットされます。たとえば、1月5日にプランを購入した場合、クレジットの有効期限は毎月5日となります。
2月5日には、1月分の未使用クレジットはすべて期限切れとなり、2月分のクレジットが新しく割り当てられます。
超過制限を無効にするとどうなりますか?
従量課金制またはプリペイドコミットメントを利用している対象アカウントの場合、クレジットプールを使い切り、超過制限が無効になっている場合、追加クレジットの使用分について該当する従量課金制の料金が請求されます。月額プランの場合、現在の請求サイクルの残り期間にこの料金が適用され、翌月のクレジット更新が到来するまで継続されます。プリペイドクレジットを使用している場合、追加のクレジットが購入されるまで、従量課金制の料金が適用されます。
アカウントにおけるクレジットがの使用状況を追跡できますか?
はい。管理者は、Zoomウェブポータルでユーザー、アクション、または部門の使用状況分析を表示できます。
クレジットがなくなるとどうなりますか?
クレジットを使い切った場合、従量制のAI搭載機能は使用できなくなります。ただし、従量課金制の超過使用が設定されており、かつ [超過制限を設定する ] の設定が0より大きい場合を除きます。たとえば、Zoom Sheets、Slides、Paperを使用している場合、クレジットを使い切ると、超過使用を有効にするか、クレジットが更新されるか、または追加クレジットを購入するまで、AI作成やAI編集アクションを使用してコンテンツを生成または分析することはできず、コンテンツの手動作成や手動編集のみが可能になります。
クレジットはどのような順番で消費されますか?
ユーザーがAIアクションを実行すると、クレジットは以下の順序で消費されます。
ユーザーのライセンスに含まれるクレジット。 プリペイドコミットのクレジットまたはプリペイドクレジットパックのクレジット。 従量課金制プランの一部であるクレジット、または超過使用により使用可能なクレジット。